倉真赤石(くらみあかいし)温泉 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

倉真温泉は歴史のある温泉で、数件の宿がある。マイナーで源泉掛け流しというわけでもなく、観光地でもないが、古くから人に愛されてきた温泉というのは、それなりに理由があると弁慶は思うのだ。それを感じたくて、そんな温泉を見つけは立寄るということをやっているが、今回は、なぜかその奥が気になって、通り過ぎた(^^;;。

倉真温泉を過ぎてから新東名の掛川PA 方面に左折、ひたすら道なりに進んで心配になるころに

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この看板がある。画面を引くと、


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こんな状況で、奥の細い道に進む。


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この一帯、900坪を購入したという主が作ったコンクリートの私道は、酷道であるが、コンクリートなので四駆ではなくても登れる。


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倉真赤石温泉
掛川市倉真5984ー1
年中無休  10時ー20時

明るいうちにたどり着けで、良かったなーという感じ。駐車場は2、3台分くらいの広さしかない。

エンジンの音に気がついて、「一休みしない(一休みしなさい)」と主が出てきてそのままボイラーに火を入れに行く。


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休憩室 兼 主が過ごしている部屋という感じかな。写真は芸能人との写真など。これまでテレビは5回入ったそうで、今度また2月に来るようだ。


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食事も出来るようですな。主が作るのだろう。だって主しかいないもんな(笑)

でね、主は70代後半のおじいちゃんです。20年前にこの一帯の山林を買って、そうしたら200年前の観音様があるのを見つけて、もともとの地主はお祀りもせずにほったらかしだったのを、ちゃんと祀ってお祈りしていたら、12年たったら御告げがあった。それをもとにボーリングして700メートル掘ったら温泉がでたんだそうだ。(年数とかはだいたいですから(笑))


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右下には、その観音様がありますね。

観音様は、建物の前の駐車スペースにありますが、日が暮れてしまったので、実写画像はないです。


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脱衣所は6人分の棚があったけど、そんなに一度に入れないよね(笑)


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泉質の調査表ではないですな。

ちなみに、硫黄冷鉱泉で、かなり炭酸を含んでいるらしい。

泉温は15℃、pHは、9.2。


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パンフレットには、よくある源泉名とかが記入された証書があるなー。どこにあったんだろう?


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これが浴槽。左にある上向きのパイプから排出される掛け流しです。入るときには豪快ににオーバーフローしますな。


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これ湯口。源泉加熱掛け流し。贅沢なことです。ボイラー代が嵩みますから、ふつうはやりません。


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カランは2。鏡はなし。

このお湯は金湯館みたいな匂いがすると感じた。浴感は、すべすべしたお湯である。


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そとには自然しかありません。そして、やがて


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日が暮れてきて、良い感じですが、脱衣所の照明はなぜか点かなかった(^^;;。

この温泉、湧き出してすぐは薄緑だが、その色は酸化して消えてしまう。そして、身体が泡だらけになるのだが、加熱で炭酸が抜けてしまう。それを堪能するには、源泉しかないのだが、

それでは、ということで、屋上に源泉のままで入れる浴槽が用意されている。もちろん、冬でもわしは源泉に入ることはためらわない。

でも「今度は朝から来てよ。そうしたら、準備してそれに入れさせてあげるから。」と主。


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暗くなると、対向車が来たら嫌ですね。もちろん、対向車はこのお湯に入りに来た方なので、同好の志となりますが。

料金は、1050円。源泉加熱掛け流しですから、まして、多分何人も客は来ないので、それくらいはかかります。

また、行きますか。

ねー。