青森紀行 奥入瀬編 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

青森市内から目指すは十和田湖じゃ。


市街地を抜けて山間部に入るとそれはもうにぎやかな虫の声だか、鳥の声だかが聞こえてきたのじゃよ。セミみたいなんだが、この季節にセミはおらんだろうということでこの時は落ち着くのじゃがな。


山道をバスの後ろについて走っていくと、突然あたりから心引かれる臭気が漂ってくる。温泉の気配じゃな。


あ、酸ヶ湯だ・・・と思うまもなく酸ヶ湯の趣のある建物が現われた。まったくもって存在感のある温泉だなぁ。


もともとの予定ではここで昼食がてら温泉につかるつもりだったのだが、青森散策で事情が変わって今は先を急がねばならぬ。更に20km、もともとの宿泊地であった蔦温泉も通り過ぎてやってきたのは、奥入瀬渓流館じゃ。




朝寝坊弁慶のささやかな交湯録


さっそく館内に入ってバス停のありかと、閉館時間を確認したのじゃな。なんせここで乗り遅れると本日の計画は根本的に崩壊するのじゃから。


閉館は16時だというので「帰って来たら奥入瀬ビールを飲むから待っててね」とお願いしてバス停を目指す。


焼山のバス停は、「渓流の駅おいらせ」にあるそうなので、星野リゾートの前を通って渓流の駅までもどらねばならんかったが、14時08分、定刻でJRの路線バスがやってきて、乗車できた。ここから十和田湖の子ノ口まで行ってレンタサイクルを借りて渓流沿いに下ろうという作戦なのじゃな。


このバスが名所ごとに止まって親切にも解説してくれるんだけど、一長一短であると感じたぞよ。だって遅いんじゃよ(笑)



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子ノ口のレンタサイクルは、乗船場にあった。



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聞くとレンタルできるのが、電動なら5台そろうが電動じゃないと3台しかないということで、平等の習いから全員電動アシスト付となったのじゃ。


ここから焼山は下りメインなんだがなと思ったが、ちょっとは登りもあったので良い選択じゃった。




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やっぱり、こういう場所で写真を撮るなら三脚は無理してでも持ってこなくっちゃならぬの。




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シャッタースピードを2秒から1.6秒に速めたりしたけど、やっぱり動いてしまうのじゃな。




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何枚か撮影して一番動いてないのだけ選んだけど、ほとんどゴミ箱に捨てたよ(笑)



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初心者じゃから許せ。



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晴天じゃったが生い茂る木で木陰がたっぷりなうえに、マイナスイオンたっぷりじゃからな。



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行程の2/3あたりにある休憩所の石ケ戸。


渓流の名所はここから上流にほとんどあって、ここから下流には三乱の流れしかないのじゃな。歩くのならここから子ノ口の間に絞るとよさげだのう。



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撮影などしながら1時間30分で閉館準備中の渓流館に帰ってきて、お約束の一杯なのじゃ。実はレンタサイクルは渓流館の所有なので、ここで乗り捨てできるのじゃよ。



朝寝坊弁慶のささやかな交湯録-image


さて、あとは宿に行って温泉と晩飯だいね。


ということで、蔦温泉の突然の改修工事により紹介された宿に向かう。