川中温泉 かど半旅館の記事の続きである。
かど半旅館への経路は、渋川方面から来た場合はR145をパイパスに向かわず旧道の川原湯温泉方面へと進む。そして、天狗の湯へ左折する交差点を右の山側へと曲がる。経路の案内は細かくあるので迷う心配はないと思う。
道は狭く、林道のようなものだ。距離にしたらわずかなものだが、行きはなぜか3台も対向車とすれ違った。
こちらが部屋である。本館2階の6畳、「芙蓉の間」。木の色が歴史を感じさせる。正面の瓦は温泉棟の屋根。窓から外を眺めると、わずかながらでわあるが、なんと新らしい吾妻線と推測される高架が見える。
クローゼットはなく、壁にいくつか掛けられるようなフックが付いている。
部屋の前の廊下である。いくつかのスリッパが見えるが、これはその部屋に上がりがないことをあらわしている。わしの部屋もそうだった。たぶんこの画像の右側、温泉棟があるほうはあがりがない。あがりのある部屋があるということがわかったのは、帰る時で、それまではずいぶんガラガラなんだなと思っていた。
とはいえ、満室ではなかった。こんな時期に一人旅を受け入れてくれることや、食堂の様子からすると、部屋が埋まるというより、人数で満室を考えているのかもしれない。
一人旅はわしのほか1名おった。そして、その他はみんなカップルであり、子供連れはいなかった。
部屋の設備は非常にシンプルで、テレビ、扇風機、金庫、小さな化粧鏡。
廊下側の襖である。
内側からは施錠ができるようになっている。
ちなみに布団は夕食中に敷かれ、10時のチェックアウトまでそのままである。
窓側の廊下も昔はつながっていたのかもしれない。マンションのベランダのごとく、ぶち抜ける隔壁が鴨居の高さまでで仕切っている。
隣の隣の音が聞こえると不評なクチコミの原因はこれかと思った。まあ、お湯を楽しみに来ているんだし、それはそれで楽しめば良い。わしはタオルを干すときにこの廊下でギシギシと音をたてた以外は、静かに静かに、ちい散歩を見ておったよ。
ちなみに朝6時の気温は20℃そこそこで、夜も涼しく快適だった。夜は9時頃まで扇風機を使った。朝は9時過ぎから暑さを感じ始めた。チェックアウトして10時頃にR145に出る手前の踏み切りあたりの温度計をみたら27℃。急激にあがるんだね。
洗面所、トイレは共同なので、ここは大事なところだろうなとブログ初のトイレの撮影。トイレは1階と2階にそれぞれある。たぶん離れにもある。
男女共用だけど、1階の部屋は宿泊者がいなかったようだし、普通に2階を使っていたけど、一回も誰にもあわなかった。
1階にアルコール、ソフトドリンクの自販機、そしてマッサージチェアは5分100円。
それではお待ちかね、食事編のまずは夕食から。
食事は共に食堂にて頂く。夕食は18時からである。食事の用意が出来ると、女将さんの声が2階の廊下を木霊する。各部屋にノックして「お食事です」と声を掛けて行くのだが、なにしろ襖で仕切られただけなので、自分の部屋をノックされなくても、十分に聞こえる。
この儀式は朝も行われる。
鯉のあらい、山芋を刻んで鶉の玉子を載せた物、うど、ごぼうの和え物、筍とふきの煮物、山河豚、あとなんだっけ?1品忘れた。拡大してみてくださいな。
別注のビールは秘湯ビール。ぶな酵母を使った唯一のビールで仙北で作られている。
豚肉に椎茸、舞茸、ニンジン、たまねぎ、なす、かぼちゃ、ピーマン
岩魚の塩焼きはちょっと塩っぱかった。
若旦那が作る「おっきりこみ」。おっきりこみは群馬のうどんということで。
デザートはメロン。
ボリューム的には、ごはんは半膳くらいしか食べられなかったかな。
続いて朝飯。時間は8時から。
朝はきわめてシンプルに。だけど、ご飯はおいしかったので、北軽井沢の麦小舎で昼前にタコライスを食べる予定だったのに2膳いきました・・・(汗)
朝はコーヒーサービスがあるので、そちらもどうぞ。
この宿はね、やっぱり秘湯の宿だわな。それも低温の源泉好きというコアな層の秘湯好きの為の宿だと思うよ。
お金を払っているのだから至れり付くせりを望んで当然と思っている貴き人々には向かないと思うので、そこは十分注意が必要。そこにあるものだけで楽しめる人、不便を楽しめる人向き。















