ひょんなことから予定外のふけの湯 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

8時にMさんのプラドが駐車場に現われて旅が始まった。まずは高速で八幡平を目指すのだが、社長の計画では山頂までトレッキング。最近歩いていない弁慶にはちょっと厳しい計画のような気もするのだが、しかたがない。

道路は行きかう車もない。GW直後だからか、天候の影響なのか、ほとんど車とで出会うことがない。そんな中を登っていったんだけど登り始めると雨・・・そして雪へと変わり、トレッキングルートに着くころにはかなりの雪が降ってきた。それでも強行に決行を主張した社長であったが、車から降りて断念を余儀なくされる。

なんてったって吹雪で顔にバシバシと雪が当たる。それが痛いんだな。

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とりあえず顔を顰めながら記念撮影を実行。もちろん公開はしないんだけど(爆)。

しかたなく・・・・そうしかたなく。わしはうれしくてしょうがないんだけど、やってきてしまったのがここ。


182湯 ふけの湯


秋田県鹿角市八幡平ふけの湯温泉

0186-31-2131


秘湯を守る会の宿


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入浴料は500円で、内湯も野天も入れちゃうけど、その辺は今回の旅ではままならず、野天湯1本に絞ることとなった。



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季節はちょうど水芭蕉、そして伸びすぎた蕗の薹。このへんでは蕗の薹がいたるところにありすぎて、誰もとらないんだね。道端にもいっぱいあったよ。



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ふけの湯の野天は男女別の2つの浴槽と


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混浴の浴槽があった。見てのとおり、周辺からは硫化水素のガスが噴出していて、硫黄の香りに包まれている。


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男の浴槽には先客がいて、脱衣所も狭かったので混浴へ移動。こちらも男2女1の先客がいたけど、すぐに3人の貸切になった。


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脱衣所は2人が限界かな。そんなわけでわしはしばし外で待つ。


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浴槽は大きく、手前は適温、女の脱衣所側はややぬる目となっている。白濁しているから、入ってしまえば女性も大丈夫だよね。それにここまでくると、そんな無粋な男もおらんから、のんびり過ごせると思うよ。


ここは夜はランプで入浴するんだね。本当はこんなところに泊まりたいけどね。これは再訪決定かな。わしとしては、観光化されたところより、こんな場所が好きじゃな。



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源泉からは、ここの溜め枡に一回注がれて、ここから浴槽に給湯されている。温度調節しているんだね。


泉質  単純泉 ・ 弱酸性泉 (敷地内に泉質の異なる3本の源泉)


詳しいデータは不明だけど、まろやかな硫黄泉だという感じ。飲んだけど、刺激もなく淡白な味だったよ。




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