121湯 木賊の湯 緑渓の湯宿 とくさ | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

昨年、環湖荘の帰りに前を通ってなんとなく気になったリニューアルしたと書いてあった「とくさの湯」と廃館したと思われる「武尊温泉」。


そのまま忘れていたけど25年前のガイドブックを見てたら載ってた。それに武尊温泉=木賊山荘と書いてある。なんだろうねー。行ってみるか・・・ということで


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緑渓の湯宿 とくさ

群馬県利根郡川場村川場湯原1993

TEL 0278-52-2124



photo:02


右手の駐車場の手前に源泉井戸がありましたが、写真をとりわすれちゃって(^^;

日帰りの入浴は¥500です。


photo:03


お風呂は宿の奥、階段を降りたところにあります。その途中の「温泉分析書別表」なるものが置いてありました。「温泉名:川場温泉」とあります。アルカリ性単純温泉(ph9.4)。


位置の確認です。「川場温泉」はずっと手前の村内で数件の宿があります。湯元は都旅館(現悠湯里庵)。山間部に入って独立泉の「小住温泉」。廃業したらしい武尊温泉は、「萱の家」のちょっと奥で、今は「萱の家」が武尊温泉。そして最後にこの「とくさ」となります。


悠湯里庵のHPによれば、源泉はアルカリ性単純温泉(ph9.2)。わかりません・・・。悠湯里庵行かないとダメ? 時代屋あんまり好きじゃないんだけど(^^;。※悠湯里庵は食べ物屋さんの時代屋グループです。




さて、階段を下がると男女別の浴室があります。



photo:04


脱衣所です。いたってシンプルなものですね。

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岩風呂です。当時の記事を検索して探して画像をみると、お風呂はリニューアル前の木賊山荘時代と同じみたいです。浴室の右の壁に木賊山荘と書かれた温泉の効能が書かれた板が張ってありました。



photo:06



当時の記事を読むと湯口からドバドバなのですが、お湯の供給は湯の中に排出口がある塩ビパイプからです。左の供給量の少ないパイプは、冷たいので源泉そのままなのでしょうか?飲んでみると硬質でわずかな苦味のある水でした。

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ということで加温循環ということでしょう。源泉温度は36度くらいあるはずなのですが、どうなんでしょう?


加温とはいえ、ぬる湯でございまして(^o^)、私はもうそれだけで満足です。長湯モードに突入しました。実は先客1名ということで、それは必然です。とにかく静かで渓流の音がほどよく聞こえるだけですからゆっくりできます。お湯がドバドバと投入されていないのも、そういった意味ではいいものです。


お湯の感じなんですが、ちょっとヌルとした感じで重めなんですが、スベスベ感があんまりないんですよね~。

入浴後は大広間で休憩できます


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温かいお茶と冷たいお茶が用意されています。

photo:09


食事もできます。女将さんの「気変わり定食」は地の野菜をふんだんに使った日替わり定食らしく、興味を引かれます。値段も¥500とリーズナブル。その他、うどんも頼めます。

桜は咲き始めているってところです。五分咲くらいかな・・・。水仙も咲いてます。


photo:10



空も綺麗ですね。


「どこからかカメムシがはいっちゃったんです」と女将さんが大慌てで駆除してました(笑)


余談(^^)

木賊温泉といったら、福島の木賊温泉ですよね。この二つの木賊は、なぜか尾瀬を挟んでいます。そしてなぜか共に近くに南郷という地名の場所もあります。余談ですからそれだけです(爆)


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