宿での食事3態 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

宿泊先での食事形態(バイキングは除く)って大きくは3つに分類されますよね。


①「部屋食」・・・宿の苦労は一番でしょう。

②「お食事処(個室)」・・・スペースの有効利用率から考えると宿の負担は増えます。

③「お食事処(大広間)」・・・宿としては作業しやすいと思います。


お客の視点にたって考えた場合には、③の大広間は同宿の旅人とコミュニケーションの輪が広げられるチャンスでもあるいっぽう、一部のモンスター・ビシターの存在で誠に不愉快な場所へとなることもあります。


一般的に①の部屋食って、最高のサービスのような感じを受けますが、食事が終わってから寛ぐまでの間に、お膳をさげに宿の方が入室してくるので、煩わしいこともある、また、臭いに敏感な方は食事の臭いが部屋に残るのが嫌というような、意見を聞くこともあります。


友人の娘さん(24歳)は、宿の選定条件が、①部屋食でないこと、②トイレがウオッシュレットであること、③毛虫が出ないこと(笑)だそうで、①に部屋食でないことを挙げているほどです。


湯巡り弁慶の奇妙な生活

旧館の宿泊部屋を食事処として再利用(不忘閣)


私自身も旅を始めたころは「部屋食」というものにすごく魅力を感じました。宿泊先の選定にあたって、それは重要なポイントのひとつとなり得たほどでしたが、だんだんその価値が低下していることを感じています。ベストは食事処が別にあること、嫌だった大広間での合同での食事も、楽しいことのほうが多いかな。


また、宿の性格によっても、その食事スタイルに違いがあってもいいのかもしれません。高級感を出すなら①や②、また、アウトドアのベースとなるような宿であれば、希望者は③のスタイルで食事が出来て、たとえば登山についての情報交換などの場として提供するというのも、サービスの一環になりえます。

まあ、そんな感じで価値観はいろいろなんです。どちらかというと「部屋食」を高いサービスとして謳っている宿が普通ですが、利用者の意識には若干のずれがあるかもしれない・・・そんなことを思うこのごろです。



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