源泉の「そのまま」入りたかった十福の湯 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

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朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

松代で時間を取られて渋に行くのはやめました。地蔵温泉 十福の湯 は、松代で看板を見たので向かったという事前の知識がまるで無い日帰り温泉施設でした。看板には長野県最大級の露天風呂と書いてありました。


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松代から真田(上田)をつなぐ幹線道路(有名に仙仁温泉のある道)の地蔵峠を(松代から)越えたところにあります。標高は975m。


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入り口左にある源泉の水槽です。源泉温度は38.1度と表示されています。また飲用不可とありました。この源泉漕は温度が30度を下回る感じで、入らせて欲しいなぁと強く思いました。


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右には真田いずみの森天然水があり飲用できます。まろやかな味でおいしかったです。

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券売機で入場券650円を購入し、入場します。時間制限はありません。左右の浴室は日替わりで男女が入れ替わるようです。左の内風呂は石風呂、右は檜風呂だそうです。


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パン屋さんもあります。


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カフェコーナーもあります。


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当然、お食事処もあります。こちらも券売機で食券を購入する、セルフスタイルです。


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わさび菜とろろそば(だったっけかなー)800円。見た目よりはおいしいです。


それでですねー、お風呂としては内風呂、露天風呂、(たぶん外にサウナがあるからなんだろうけど)露天水風呂、サウナという構成。たしかに広い露天風呂です。屋根のかかった部分とかかっていない部分で50坪くらいかな。その他に立ち入れない部分、借景などで広々とした空間が提供されています。ちなみに、お風呂のある部分の下は、駐車場になっています。


浴室に入るとたまご臭がうれしゅうございます。お湯は無色透明、とろみなし、スベスベ感若干という感じでしょうか。アルカリ単純泉ってことなんですが、経験では循環でもとろみがけっこうあると思っているんですが、ここはない。


内風呂は「源泉」と明記された湯口から投入されているんですけど、その温度が確実に源泉の温度38.1度より高い42度くらいなのです。ということは、加熱されているんですね。意味深な「源泉かけ流し循環併用」みたいなイメージなんですけど、一個も源泉そのままのお風呂がないんです。もったいないなー。あ、あった、そうだ。浴場入り口のかけ湯用の漕があるんですけど、これが源泉明記で温度がちょうど明記されている温度くらい。


これに入りたい。絶対入りたい。そう思った96湯目でした。