奥鬼怒四湯 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

奥鬼怒には、「八丁湯」「加仁湯」「日光沢温泉」「手白澤温泉」の四湯があります。


車で入れるのは夫婦淵温泉前の市営駐車場(旧栗山村営駐車場)までとなります。駐車場にはビジターセンターが隣接していて、あとはトイレ、そして八丁湯、加仁湯のマイクロバスの発着場があります。


ルートはバスの辿る奥鬼怒林道と遊歩道があり、それぞれからの各宿への所要時間は案内板に明記されています。冬は林道のほうが安全でしょうが、雪のない時期は遊歩道のほうが絶対良いです。バスの通る林道は単調なうえバスが通るたびに埃を浴びることになります。


注:冬は林道でも最低軽アイゼンは必要になります。


今回当初の目的は八丁湯に泊まってスタンプゲット、そして加仁湯と日光沢に入ることだったのですが、宿泊希望者が次々と脱落してしまったので残念ながら全員日帰りです。日光沢をこっそり予約してひとり残る作戦をちょっと考えていたんだけど、まあ、それも顰蹙なので(;^_^A


目指す加仁湯は遊歩道で70分くらい、林道だと110分くらいと明記されているんじゃないかと思います。(今回は未確認なので、推定です)


時刻は14時、良い子の皆さんは絶対まねしないでください。この時間から日帰りで入山するのは無謀です。たまたま今の時期、日が長いという判断と、私ともう1名(こちらは先月)が入山しているということでの判断ですけど、山間部の夕方は平地では想像できないくらい早いのです。場合によってはヘッドライトなどの装備も必要となります。


水筒の水は、トイレの横にある湧き水を補給します。


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遊歩道は6年くらい前に崩落して、私が始めて入った頃は仮の遊歩道が林道をしばらく登った場所から作られていました。現在は新たな遊歩道が完成していますが、正直に言っちゃいますけど、仮遊歩道のほうが楽だったです(ノ_-。)


林道の入口には車止めのゲートがありますので、これをくぐり、橋を渡ります。旧遊歩道は手前を右ですが、通行止めになっているので間違えることはないでしょう。橋の下左方向には夫婦淵の混浴露天風呂が見えます。新遊歩道は橋を渡った場所にあります。


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すごい階段ですが、最初の登りはこの階段も含めて、ゆっくりで10分で越えられます。途中で仮の遊歩道と合流して、また分かれるのが確認できました。ゆっくりでいいので、ここは身体を慣らす為に歩き続けることが大切だったりします。登山でも最初の5分が一番きついですけど、ここで休むとなかなかペースに乗れないものです。


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仮の遊歩道は山を越えると河原まで降りて、あとは河沿いだったのですが、増水時に危険ということなのか、新遊歩道はなかなか河沿いには降ろしてくれません。新しい大きなつり橋を渡り、まだ山の中を歩きます。


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最大の難所の階段ですが、これは年配の女性には厳しいほどの段差になってます。左から巻けますからそっちを利用しましょう。


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山道が続きます。言い忘れましたが、登り口に杖がありますから利用するといいかもしれません。どうせなら2本、左右の手で持つと膝への負担が少なくなって楽ですよ。

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ようやく河原に出ました。ここまでくると身体が慣れてくるので楽になります。道も平坦度が増します。ただし、落石が。でも遭遇した人って少ないと思いますよ。


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でも注意してください。大声で話しながら歩いてくると前兆の音とか聞き逃してしまうかも?こんなオーバーハングした岩の下も通りますから。



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こんな風に清涼感あふれる情景も見られるます。仮の時よりも良くなった点は、樹木の下を歩く時間が長くなったってことかもしれません。


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あらら、こんなに草が茂っちゃって!ここは2つ岩といわれる鉄橋の直前なんですが、以前はもっと開けていたように記憶してます。2つ岩って昔は難所だったのそうですが、鉄端を掛けて楽になったようです。でも4月末に行ったときは岩を巻く歩道が雪でたいへんだったから、時期によっては注意が必要です。

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この鉄橋で渡り、岩沿いに右方向に回って木製の橋でまたこちらの岸に戻ります。さあ、もうちょっとで半分です。でも、この後は樹林の中を歩く感じになります。左の河原も開けた場所があったりします。再度、河原が狭まってくるともうまもなく到着ってサインです。


さて、奥鬼怒四湯の中で、日帰りが不可なのは手白澤温泉ですから注意してください。手白澤は一日限定6組の宿、宿泊者を大切にするというポリシーに日帰り入浴者は馴染まないという判断をしています。ぜひお泊りして入浴しいてください。別に意味で興味深いのが山の宿の趣を一番残している日光澤温泉。


ちなみにこの2湯は、宿泊者といえどもバスでの送迎はありません。


なぜこんなに苦労をして温泉に入りに行くのでしょうか?達成感?いや、ちょっと違うなぁ。これは、たいせつに守られているものに触れられたような感覚とでもいいましょうか、なんか車で乗り付けられる温泉がちょっと物足らなく感じてしまうのは事実です。