湯巡りもいいけど常宿が欲しいよな~ | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

いろいろな温泉に入りたいと思うのは、泉質が豊富だということでの好奇心、そしてもっと自分にあった温泉があるんじゃないかという探究心だと思う。一方、そんな気持ちもあるけれど「常宿」のような温泉旅館を求める気持ちがある。


私は生まれ育った場所に今でも生活している。三代前からそうだ。一時は都内に住んだこともあるが、現在はそうしている。したがって、「帰るべき田舎」には、たまに問題が起きた時を除けば毎日帰っている。


長期休暇に渋滞の飲み込まれながら田舎を目指す車の群れをみると、滑稽であると感じると同時にうらやましくもある。なぜなら帰るべき場所にいるということは、もうこれ以上どこにも帰れないということだから。


そんな気持ちを満たしてくれるのかもしれない存在、それが「常宿」である。ああ、また帰ってきたんだと思えるような宿はどこにあるんだろうか。


3年前の5月に訪れたある宿をとっても気に入って、6月に再度訪問したことがある。チェックアウトの時にスタンプ帳をみて(宿のタイプがバレバレだ~)、びっくりしてお礼の言葉をいわれたが、チェックインの時に言われていたらもっとうれしかったろうなと思う。多くの宿泊客を相手にしているのだから無理のない話ではあるが、それをそれで片付けてしまうと今はやりの「差別化」は難しい。たった2度の宿泊で常連になれたかのように客を錯覚させてしまうようなマジックをやれる宿であれば、何回でもリピートしてしまうかもしれない。


現在はインターネットを利用した宿泊予約も可能な時代。コンピューターを利用すれば宿泊客のデーターベースも簡単に出来る。そこからどのように情報を引き出して商売につなげるかが宿の手腕のように感じる。


季節ごとに定期的に案内の葉書を出すだけに使うリストでしかなかったら、折角の情報も持ち腐れというものだと思う。