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ヒエラポリス 1

 

石灰棚が広がる山を登ると更にその奥にヒエラポリスと言う古代ローマの都市遺跡があります。

 

入場料もパムッカレとヒエラポリスのセットの設定になっているのですが、ここに入る時にひと悶着ありました。

 

入場料は€30でオーディオガイド付きは€40 ガイドはいらないので€30でチケットだけ買おうとしたのですが、

 

受付の女性が「チケットだけは売っていない。今はガイド付きの€40のチケットしか売っていない」と言ってきたんです。

 

いやそんな事ないだろ と思いつつたまたま一緒にいたヨーロッパから来たと思われるカップルとおかしいよねぇなんて相談して

 

たんですが、ここまで来て入らないという選択肢もなかったのでチケットを買おうとまたさっきの女性の窓口に行くと

 

お客がいたので隣の男性がいる窓口に行くとあっさりとチケットのみ€30で買う事ができました。

 

この事をさっきのカップルに教えてあげて窓口の方を見てみると€40チケットしかないと言っていた女性が男性に何やら文句を言って怒っていました。

 

いやどう考えたって高いチケットを売りつけようとしたお前の方が悪いだろw

 

 

とりあえず休憩がてらに博物館に入ってみました。 と言っても1室しかない小さな物で展示品も10品程。

 

 

 

保存状態の良い石棺などがあったのですが、この前に行ったラオディキア遺跡で出土した物らしいいです。

 

 

 

まずはこの遺跡で一番大きな古代ローマ劇場へ向かったのですがここで以前来た時との変化が。

 

以前は石もゴロゴロむき出しの土道で高台にあるここまで登ってきたのですが、現在は綺麗な石畳の道が整備され電動カートで

 

楽々来れるようになってました。そんなのがあるとは知らなかったので普通に歩いてきちゃいましたがw

 

 

 

 

前回来た時はほとんど観光客がいなかったのですが電動カートのおかげか多くの人が訪れていました。

 

これだけ立派に修復されているんだから沢山の人に訪れてもらわないと勿体ないですからね。

 

 

ほとんど修復が進んでいないなぁ なんて思っていましたが帰ってきてから以前の写真と見比べてみると舞台奥の柱や装飾が

 

大分変わっていて流石に18年も経っているので少しは修復されている様です。

 

 

 

 

とは言ってもメインどころ以外は全く手付かずでそこら中に遺跡がゴロゴロ転がっています。

 

ローマ遺跡なんですが浮かんできた言葉は「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」

 

修復された遺跡も良いんですが、こういった手の入っていない遺跡跡を眺めてボーっとする時間も大好きです。

 

 

パムッカレ

 

ラオディキア遺跡からパムッカレへ戻ろうとドルムシュを拾おうと幹線道路で待っていたのですが、

街中と違いバス停があるわけではないので中々捕まらず、強い日差しの中結局15分ほど待つハメになってしまいました。

 

どうにか捕まえたドルムシュに乗り込みパムッカレ村へ戻り、軽く昼食をとってからパムッカレへ向かいました。

 

 

 

入口横の公園には飼われている(?)ガチョウが沢山いてなんか和みます。

 

 

 

石灰で覆われた白い山の上部に黒い点々のように見える横線は入口から登っている観光客なんです。


お金を払って送迎付きにした観光客は上部にある駐車場から入るのでこの様に山を登る必要がありません。

 

 

おっ!ハングライダー 気持ち良さそうだけど6,70ユーロかかるみたいです。

 

 

上に登る道にだけ水が流れていて、この石灰に覆われている場所は保護のため土足厳禁で素足になって登ります。

 

一見すると滑らかに見えるんですが実際は細かな凹凸があってザラザラで素足だとかなり痛い!

 

以前来た時は南米の高地の後に来たので乾燥で足の裏の皮がかなり硬くなっていたためであまり感じなかったのかもしれませんw

 

中国人(?)観光客はネオプレーン生地のソックスを持ってきていてこれはナイスアイデアだと思います。

 

 

 

日替わりで水を流すエリアを変え保全している事は知っていましたがこの日水が流れていたのはこのエリアだけでした。

 

 

 

上まで登って石灰棚を見てみるとご覧の通りカラッカラ。

 

まぁ綺麗なんですがやっぱり水が貼ってないのは見た目がなんか寂しいですね。

 

ヒエラポリスに住んでいた人達は2千年前にこの石灰棚全体に水が貼った状態でこんな景色を見ていたんだろうなぁ。

 

 

Laodikya ラオディキア遺跡

 

帰ってきてから調べてみたんですがこのラオディキア遺跡は新約聖書の「ヨハネの黙示録」に登場する「アジアの7つの教会」の一つとして知られる重要な宗教拠点だったそうです。よく分からんけどw

 

 

 

この道を遺跡の奥の方にある建物に向かっていると「撮影をやっているので少し待ってくれないか?」と声をかけられました。

 

何を撮っているんだろうと見ているとドローンを使ってドキュメント番組みたいな物を撮っているみたいで一緒にドローンの映像を見せてもらったり撮影現場を見せてもらったり、これはこれでとても面白い経験をさせてもらいました。

 

実はこの後行ったヒエラポリスでも一緒になって「また会ったな~!」なんて記念撮影したりメアドの交換もして、連絡をもらって知ったのですが Drive Thru History with Dve Stotts というチャンネルの撮影をしていたそうです。

 

いやぁ~面白かった。

 

 

 

撮影を行っていたローマ皇帝トラヤヌスの像が配された トラヤヌスの泉 この遺跡の中で一番見応えがあったのがここ。

 

 

 

この像もかなりバラバラになっていたそうですがかなり綺麗に修復されています。

 

左下の像は奴隷らしいのですが、元々古代ローマではリベラルという言葉は「奴隷ではない自由人」と言う意味だったそうです。

 

時代が変われば考え方や意味合いも変わるもんだなぁ。

 

 

 

この泉には8キロ離れた所からローマ水道で水を引いていたのですが、台座には都市への水道の汚染や破壊を禁止する水の法律が記されています。

 

水は生命の源ですからね、古代ローマでも大事にされてきたんですね。

 

 

 

 

少し脇に離れると大きな石で作られたローマ式アーチが残る遺跡があったり、

 

 

 

細かな装飾が施されたローマ遺跡の石柱が並んでいたり、

 

 

重要施設があったかと思われる大理石柱が並ぶエリアがあったり、

 

 

かなり大きなローマ劇場跡もありましたがこちらはほぼ手付かず状態でした。

 

 

 

大理石で作られた初期キリスト教会の洗練槽。 よく見ると底辺にも上の写真の様なモザイクが施されています。

 

 

 

メインの通りだったと思われる街道の石畳は歩きにくいほどボコボコの状態でしたが、この通りを2千年以上前に多くの人が使っていたかと思うと長い歴史を感じられ感慨深くなります。

 

カッパドキアやこの後行ったヒエラポリスは1回行って結構満足していたのですが、そういった場所に再訪するより初めて訪れたラオディキア遺跡の方が興味深く楽しく観光できました。

 

当たり前と言えば当たり前なんですが、これも今回感じた事の1つでこれから旅行に行く際に生かせればと思います。