【Summer】
夏は、特別な季節です。
誰にとっても、特別で、大切な季節です。
たとえば、いつもそこにあるはずの太陽も、空も、
なぜか新しく鮮やかに見える。
たとえば、いつもそこにるはずの月も、海も、
なぜか美しく輝いて見える。
いつもそこにあるはずの全てのものが、
なぜか特別で、恋しく思える。
A-Selectの"Season Collection"第三弾にあたるこの「Summer」では、
そんな夏の特別さと、恋しさを感じる音楽を集めてみました。
Feel the Summer.
Feel the Music.
心で感じる、夏と音楽を。
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1. "L.O.T (Love Or Truth)(Agape Mix)" ; m-flo
夏を感じたその時に、私がまず手に取るのがこの曲。
海の近くのテラスで、波の音と風の音を両方聴きながら、ゆっくりした時間を過ごす。
そんな時には、この曲にそばにいてほしい。夏の海の空気を、お届けする1曲です。
2. "So Lonely" ; The Police
実は、ポリスは最近になって聴き始めた初心者ですが、この曲だけは、なぜか前からのお気に入りでした。
”夏”そのものの、軽快なリズムと切ない歌詞の対比が絶妙で。
この絶妙さを出せるスティングとポリスに、敬意を表したい。そんな風にも思う1曲です。
3. "Stay'in Alive" ; Eldissa
夏の海は、何より夕方が格別。夜への期待を胸にしながら、日が暮れるのをゆっくり見守れるから。
色々な人の、色々な物語が詰まっている気がするから。
"Stay'in Alive"がBossa風にアレンジされた、EldissaのCoolな1曲からは、そんな夏の夕方を感じてください。
4. "竜王公園" ; カワムラ
友人アーティスト”かわちゃん”のアルバム、「明日晴れたら海へ行こうじゃないか」の中から、
私が一番好きな1曲。
緩やかなトーンの中に人間的な深みが溢れる。こういう曲を歌える人は、なかなかいない。
青空の下でこれを聞きながら、自分の人生をゆっくり想う。そんな時間を提供できる1曲です。
5. "Love's Greatest Episode" ; Joe
都会的で、品がいい。Joeの歌を描写するとしたら、そんなキーワードが浮かびます。
リズムにも、コーラスワークにも、一貫した品の良さが流れてる。だから私はJoeの歌が好きです。
昨年から頻繁にBillboard Tokyo に来てますが、今年も9月に来日予定。
今、最もLiveを聴いてみたいアーティストの1曲です。
6. "Songbird" ; Oasis
夏は海もいいけれど、緑の絨毯をを見ながら過ごすのも気持ちがいい。
海っぽいセレクションが多くなってしまったこのCDの中で、この曲は、唯一、”緑”のイメージです。
"Songbird"というタイトルにもセンスを感じる。夏の緑、楽しんでください。
7. "Konomama(Def Tech re-introducing RIZE)" ; Def Tech
高校時代は、"仲間"に尽きます。
藤沢という土地で、海も山も自転車で駆け巡り、とにかく毎日が刺激に溢れた私の高校時代ですが、
その中心は、やっぱり"仲間"でした。
特に夏は、そんな"仲間"というキーワードを大事にしたい。
私の大好きなDef Techから、"仲間"を思い出させる1曲です。
8. "Move On Up(Feat. Bono and John Legend)" ; Angelique Kidjo
今年はワールドカップだったという事もあり、アフリカの著名な歌手・AngeliqueKidjoと、
Bono、John Regendのゴージャスな組み合わせのこの曲は外せませんでした。
途中からバックで流れる歌のリズムは、私達も良く知る、あの曲・あのリズム!
Black Musicの中に流れる魂のリズムを感じてください☆
9. "Glory" ; Dizzy Mizz Lizzy
これを入れないと夏が始まらない、そんな気持ちも込めて、Dizzy Mizz Lizzyの代表曲から1曲。
というのも、私の中で今年の夏の一番のヒットアーティストは、何と言っても彼らだから。
私のロックに対する抵抗感は彼らの曲を知る事で、完全に消えました(笑)。
DMLの曲には、秋口に聴きたい切ない曲もたくさんあるんですが、
やっぱり3大ロックフェスのあるのは夏には、この曲が聴きたい。
私の中の、そんな1曲です。
10. "砂とスカート" ; 矢野沙織
夏祭りとJazz。この曲からその組み合わせを思い浮かべました。
それは多分、夏祭りの熱さと切なさを両方感じられる大人っぽさが、この曲に流れているからだと思います。
矢野沙織のサックスを初めて聴いたのは、まだ彼女が17歳の頃。
高校生でここまでの情緒感を出すサックス奏者がいるのかと、衝撃を受けました。
でも昨年、22歳になった彼女の音を聴いて、この曲の大人っぽさに納得しました。
大人の夏祭りの夜に、お供させたい1曲です。
11. "涙そうそう" ; noon
涙そうそうは絶対Jazzアレンジがいい。そう思っていた時に、noonのこのアレンジを聴いて確信しました。
ただひっそりと、しっとりと過ごす夏の夜もあっていい。そんな気分の時に、聴いてほしい1曲です。
12. "Viva La Vida" ; Coldplay
夏だからこそ考えること、夏だからこそやれること、そんな事がある。
この曲の特別感は、この「夏だから」というフレーズと相性が良い。そんな風に思います。
太陽の恵みを十分に感じる今だからこそ、海の青さを十分に味わえる今だからこそ、
感じること・想うこと。そんな「特別感」を大事にしたい1曲です。
13. "I Miss You" ; Akiko
"I miss you."と、どれだけ素直に言った事があるでしょうか?
ただ「寂しかった」とか、ただ「会いたかった」とか、素直に言えないもどかしさ。
そんな事を感じた事はないでしょうか?
Akikoのこの曲のメロディには、そんなもどかしい自分を、素直な自分に戻してくれる不思議な力があります。
秋がやってくるその前に、ただ素直に、"I miss you."と言う。
最後の1曲からは、そんな力をもらってほしいと思います。
☆今回はジャケットの表紙+中表紙の写真も掲載しました。
この写真もKatsura Mizunoさんの作品ですが、私はこの、2人の人が手を繋いでいる写真が大のお気に入りなので。☆
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A-Select Producer:Asako Toma
Photo & Design:Katsura Mizuno