幸福と鈍痛 | 角切りチーズ

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イラスト~妄想・ひとり言まで

不幸は幸せの内側にあって、
「人生ずっと不幸だ」
というのは単に幸せに気づけず、通り過ぎてしまったのでは、なんて思ったりする。


まぁ、それとは関係ないのだけれど
どうも定期的に自信喪失からの不安が心の中にポッと出てきて、しばらく居座る。


自信なんてものはそもそもちょっとくらいしか持っていないので、
「ちょっと散歩に行ってるのー。」
くらいの喪失というより「現在行方不明中」のような感じ。


しかし不安ってのは厄介で、地味に付きまとってくる。
世間体とか一般教養とか人格だとか
たかがメール一つであっても一緒に送信されてきたりする。


変化に対して臆病になったり、変わらないことへ焦ったり。


そんなことを気にしていてもどうしようもない。
そう頭では理解していて、次に進もうとするのだけれど

やつは背後からジッとこちらを見ているものだから困る。


それでもって、それなのに、だ
気づくとどこへやら
あっという間に消えてしまう。


それは褒められたり、認められた時なんかに。


でも、そうそう褒められたりしないし
褒められるとどう返せばいいのやら照れてしまうし。



結局のところ、褒められるよりも
不安と一緒にいるほうが落ち着いてしまう部分もある。

そう、
だから厄介なんだ。


それが良いか悪いかなどよくわからない。
結局は「何事もバランス」としか言いようがなくなってしまう。



そんな感じで、

旅行好きの自信と
現れては消える不安。


そいつらと喧嘩したり仲直りしたり、時にはさよならをしながら、
私は今日も幸せに生きていられるらしい。


現在、自信は散歩中
不安は隣で寝ている。





今日のらくがき

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女の子はね、知らないふりが上手なんだよ。


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