菊水千鳳です。
前回の日記の続きです。
玉作湯神社は宿泊した宿から歩いて5分くらいの場所にありました。
翌日の朝食(バイキング形式)の時間を7時にお願いしていました。その時間までには参拝を済ませられるようにと考えていました。
しかし、せっかくの玉造温泉。
天然温泉の朝風呂に入り、身支度を整えて宿を出たのが6時15分、神社に着いたのが6時20分頃でした。
スピ友さんの一人は、早くしないと朝食の時間に間に合わないから宿に対して失礼に当たるとして、少々焦り気味でした。
しかし、参拝中の霊視に焦りは良いものではないので、気持ちを冷静に保ちつつ参拝を始めました。
川を挟んだ道路の反対側から鳥居を見たら、鳥居の真下で既に一柱の神様がお出迎えしてくれていました。衝撃的ご対面です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170215/17/a-riman666/cc/eb/j/o1200090113869415574.jpg?caw=800)
鳥居を潜ると目の前にこの方はいらっしゃいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170215/17/a-riman666/15/e2/j/o0901120013869415963.jpg?caw=800)
【お待ちしておりました】とハッキリとお言葉を下さいました。
神主さん風のキリッとした容姿で、緑色の装束に、枯れ葉のような茶色の刺繍が見えました。
【玉作湯神社のご祭神のうちの一柱なのだろうか?】と思いながらも、上に登るように促されたので階段を登り始めました。
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この神様は俺達が登り始めるのを見届けた後、スーっと一旦、姿が見えなくなりました。
階段を登る手前の左側に社務所がありましたが、早朝のためまだ開いていませんでした。
しかし、玉作湯神社オリジナルの御守り【叶い石】の参拝セットを無人でも購入することができるように棚が用意されていました。
御守り代を納め、箱の中から石【叶い石】をクジのようにして引きます。
引いたら、その参拝セットの中に石が1つ入っています。
その叶い石に、境内に鎮座されている【願い石】のパワーを宿し、願いを叶えていただくという訳です。
御守りセット一式を持って拝殿へと向かいました。
境内に入ると、早朝のためか参拝者はどなたもいらっしゃいません。
シーンとしていましたが、神々しい活気が溢れていました。
拝殿の前に立ちました。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170215/17/a-riman666/90/7a/j/o2429172513869419783.jpg?caw=800)
早朝のため、まだ拝殿の扉は閉まっていました。
先程、階段の下でいただいてきた【叶い石】に 【願い石】のパワーをもらうには手順がありましたが、早朝でまだ薄暗くて、御守りの後ろに書いてある手順を見落としてしまい、拝殿前に用意されている机で先にお願い事を書いていました。
本当は【願い石】にパワーをもらってから、願い事を願い札に書く順と記されていました。
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ちょうどこの時、2名の神主さんが朝のお勤めをしに来られました。
心地よい祝詞を聞くことが出来ました。
神聖な雰囲気に包まれ、神社が動き出した感じがしました。
拝殿の扉が開けられたので、参拝しました。
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すると、こちらからも神主さん風のキリッとした容姿の神様が扉の中から現れました。
先程、鳥居で出迎えてくれた神様とは異なり、装束の色は上下とも白です。
すると、
【願いを叶えてあげよう。正面に立ちなさい。
僅かな金品を奉納せよ。その見返りに願いを叶えてあげよう】と言われました。
お願い事をちょうだい的な感じでした。親身に願い事に向き合おうとする神様の姿勢に感動しました。
【僅かな金品】とは、お賽銭のことなのですが、神様の優しさや慈悲が感じられます。
日々の感謝を伝えた後、願い事をお祈りしました。
このあと、拝殿に向かって右横にある大きな丸い石の前に移動しました。これが【願い石】です。
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【願い石】の下から涌き出るご神水を【願い石】にかけて清めた後、【叶い石】も同じくご神水で清めました。
【願い石】に【叶い石】をくっつけて、その場で願い事を心の中で唱えました。
この間、先程 鳥居で出迎えてくれた緑色の装束を身にまとった神様が俺達のすぐ横にいてくれました。
一連の作法の後、
【うむ、それでよい】と、この神様はハッキリと言いました。
再び拝殿の前に戻りました。
願い事を書く用紙は複写になっていて、1枚は【叶い石】と一緒に御守り袋の中に入れて持ち帰り、もう1枚は拝殿の前に用意されているポストのような箱に納めるのです。
書いている間、所定の箱に納めるまで緑の装束を身にまとった神様が、直ぐそばで一部始終を見てくれていました。
(先程は神職さんが朝のお勤めにいらしたので、途中で書くのを中断していました。)
シーンと静まり返った中に、俺達と神様が同じ空間に存在を共有している神聖なひとときを感じました。
箱に願い札を納めた瞬間、神様がそばで言いました、
【承った】と。
それは静けさの中でハッキリと聴こえました。
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いま思えば、緑色の装束の色は【願い石】の色に似ていたので、願い石の神様だったのかもしれません。
神社にお礼を言い、拝殿を後にしました。
摂社がいくつかありましたので、足早になってしまいましたがご挨拶していきました。
時は午前7時を回ろうとしていました。宿の朝食の時間が迫ってきていました。
スピ友さんの一人は時間が遅れるのをとても気にし始め、急かすように促しました。
そんな中で、先ずは 境内の奥の方に祀られていた金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)の前に立ちました。
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するとオオモノヌシさんが現れ、
【気張って戻りなさるな。落ち着いて行動を共にすればすべては上手く行く】と言いました。
つまり、時間ばかり気にしてはいけない。落ち着きなさいって事のようです。
他には、素鵞・記加羅志神社のスサノヲさん、福徳神社のオオクニヌシさんにご挨拶しました。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170215/17/a-riman666/32/80/j/o0901120013869425125.jpg?caw=800)
澤玉神社では、
【願い事を叶えに参ったか。
何もそこまで急がなくてもいい。行く手を阻むものはもういない】と言われました。
行く手を阻むものはいなくても宿に迷惑をかけることには変わらないはずだと思ったりもしましたが、 神様の側から見たら今回の件はそう写ったようです。
これを聞いて、スピ友さんも少し落ち着きました。
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稲荷神社では、ウカノミタマノカミさんが、
【並ばず参るとは目の付け所が違うのー。あはは】と言いました。
朝早いので参拝者もまばらで確かに並ぶ必要はありませんでした。
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それでもやはり時間は時間、7時半になろうとしていましたので、残りの摂社は軽く頭を下げ、玉作湯神社を後にしました。
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ここで、温泉のお湯を買いたいというスピ友さんを残して一足先に宿に戻り、会場内の席を確保しに行きました。
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神社で別れたスピ友さんとは会場で合流することになるのですが、神社から宿に戻る途中、スピ友さんの霊感アンテナが作動したようです。
神様から【佐太神社に参れ】とお告げを受けたのです。
実は時間の関係上、今回は佐太神社を参拝ルートには入れていなかったのでした。
このあと、佐太神社へ向かわなければならない理由、その驚くべき意味が明らかとなっていくのでした。隠れされていたものが明らかになっていく、さすが出雲!と思わせる出来事が待っていました。
予定より30分遅れでようやく席につきました。
【お待ちしておりました】と、スタッフは笑顔で迎えてくれました。
バイキング形式で、洋風和風の両方のメニューが用意されていました。
全部が美味しくて、しかも一つの皿に和食と洋食のコラボレーションにもなっちゃったりしました。
俺は皿に盛るごとに、神々の分まで行き渡るように増やしてご馳走して差し上げました。
そして、それは起きてしまいました。
神様を驚かせてしまったのです。
皿の上の盛り付けが変な組み合わせになりました。
パンケーキにブルーベリージャムを乗せました。
その横には名物のお魚(のどくろ)を乗せました。(笑)
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神々の分まで増やして食べ始めていたら、なんと、先程参拝した際にいらした 金刀比羅神社(ことひらじんじゃ) の神様、オオモノヌシさんが小さい手のひらサイズの体で、ちょこんとテーブルの上に現れたのです。
そして、パンケーキを召し上がりながらこう言ったのです、
【これは何か?こんなものは食べたことがないぞ!
まことに変わった味で美味しいぞ!
この上に乗っかっている甘酸っぱいのなんか最高だ!
これまで味わったことはなかったぞ。
美味しいぞ!愉快だ愉快だ(笑)】だそうです。
まあ、日本の神様ですからねー、恐らくは和食しか食べたことがなかったのでしょう。
小人の大きさで現れたのは、体がテーブルの上に並べたお皿の隙間に収まるように、小さくなって現れてくれたのだと思います。
美味しい食事をお腹いっぱいご馳走になって玉造温泉をあとにしました。(またもや朝から食べ過ぎました)
このあと、次に向かったのは縁結びのご利益があると言われている八重垣神社です。
続く
追加) 出雲から戻った数日後、部屋にいたら玉作湯神社の神様が現れました。
その時のメッセージはこの次の日記に書きます。