不思議体験日記第42話(死神が目の前に) | a-riman666のブログ

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スポーツジムのラウンジで本を読むのに夢中でした  ふと顔を上げたら テーブルを挟んで正面に死に神がいました
『ん?死に神か…』と さほど気にとめず 本を読み続けてました  ふと顔を再び上げると まだいるんです
『ん?何だよ~何の用だ?俺は本の続きが気になるんだよ~』と死に神に問いかけました  良く見ると 全体的に茶色く泥だらけ色をしていて 定番のマントみたいのを羽織ってました  下半身が何故か足が良く見えない  下半身がカーテンが風で揺らぐようにワサワサ揺れていました  スカートでも履いてるのか?などと一瞬思ってしまいました  更に茶色の長い何かにまたがっている というか長い茶色の何かの中に下半身が入っている感じでした それがユラユラ揺れていました 上半身は揺れてません  俺の真っ正面にいるんですよ 死に神は鎌を持っていました  鎌の柄の部分から先端に向かって しずくのような光が通過しました
俺は意味を解釈したかったのですが  本の続きを読みたかったので  また下を向いて読み始めました
ふと顔を上げたら 死に神はもういませんでした
この後直ぐに九州で集中豪雨が発生し 茶色く濁った濁流に呑まれて100人ほどの 多くの方たちが亡くなりました
死に神は濁流の川の中で仁王立ちしていたことを だから下半身が波でユラユラ揺れていたこと しずくの光とは 明らかに水を象徴していたことを認識しました
ちょっと怖い話でごめんね~