大学時代 実家の親父の車を借りて 一人 近くの市営プールへ泳ぎの練習しに行く途中の出来事です いつもの片側一車線道路を 対向車も殆どなく 気軽にまあ スピード出してました いつものカーブにさしかかった時 何故かふと 教習所の時のように 中央線に沿って完璧に運転しようと思い立ったのです 普通 カーブを曲がるとき 対向車が来ない時 多少 中央線をはみ出したりすること有りますよね?俺はその時だけ 中央線を絶対にはみ出さず完璧に曲がろうという思いにかられたのです 当然スピードは落ちます
カーブを曲がってる間 ふと 何気なく頭をよぎった映像が… 子供とサッカーボールが飛び出してきて 車に跳ねられるシーンでした もちろん カーブの手前ですら そんな子供やサッカーボールなど見えませんし 視界になど入ることなんてなかったのに…です
そして カーブを曲がりきった直後 な な 何と 頭によぎった全く同じ光景を見てしまったのです 先ず サッカーボールが車の前に飛び出してきた と同時に 一人の少年が横の塀から飛び出して来たんです!少年はサッカーボールしか見ておらず 俺の車を見た瞬間の彼の驚きの顔は半端ではありませんでした キキー!とブレーキをかけた と言いたい所ですが 予めスピードを落としてカーブを曲がっていたので 車は急ブレーキを踏み込みましたが 手前で止まりました 危なかったです スピード出していたら 少なくとも サッカーボールは確実にあの世行きでした 少年もそれなりにギリギリヤバかったです
何故 この時だけ 安全運転を心がけたのか あと 何故 まだ見ていないサッカーボールと少年の姿を予知出来たのか 実際 全く 視界からはサッカーボールや少年など全く見えてませんでした