玉川髙島屋出店、三日目の朝です。
台風のような雨音に、昨夜は何度か起こされてしまいました。
夢も見ました。
まるで現実と非現実を、行ったり来たりしているようでした。
今、午前7時過ぎ。風はいくらか弱まりましたが、雨が強く降っています。
小田急線の車内には、バッケットボールと書かれたウェアを着た子供たちが、たくさん乗っています。
朝練に行くのだろうか、雨の中をご苦労さまです。
これは数日前の玉川髙島屋。
昨日も一昨日も、友達が来てくれました。
みなさんありがとうね。
今日はこの天候だから、静かな一日になりそうです。
今週末には、僕が20代前半に勤めていた会社の先輩が、観に来てくれるかもしれません。
SNSで、行きますとコメントをくれました。
えーと、会社員のころから、、、すごーく時間がたっています。
お互いにわかるかな?
3コ上の男性で、ずっとそのOA機器メーカーに勤務されています。
僕はふたつの会社に正社員として勤めた経験があります。
ひとつはそのメーカー(1年足らず)、もうひとつは先日書いた出版社(1年半)。
メーカーの方は、ピリッとした厳しさのある大手の企業でした。
僕には無理でした。
出版社の方は、出版社というよりは小さな編集プロダクションでした。
社員は3〜5人で、社名には出版社とついてました。
正確には正社員といえるのかどうか、国民年金と国民健康保険を負担してくれるだけで、昇給は無し。
仕事を覚えたら独立して、自分の事務所を持つ、という世界でした。
どこの編集プロダクションも、こんな感じのようです。
実際には、僕と同時期にいた人の中で、自分の編集プロダクションを持ったのは一人だけ。
他業種に転職した人、主婦をしながら友達と企業した人、中国に帰った人(中国人社員がいたのだ)、作家になった人(僕です)などです。
友達と企業したのは、作家の仲間にもいたなぁ。その人は作家をやめました。
大貫妙子さんの、「突然の贈り物」という歌のなかに、(みんなと始めた新しい仕事にも慣れた)という歌詞がありますが、友達と企業する人は、僕の周辺には結構いますよ。
メーカーのような日本的に正しい世界が普通なのか、編プロのような世界が普通なのか?
僕の20代は、昨夜のように、まるで夢と現実を行き来しているようだったな。