弘法山公園 権現山 | 桜井ケンイチのデキゴコロ~陶・造形作家の日々

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陶・造形作家桜井ケンイチの出来心で書いたブログです。美味しいもの、旅で出会ったひと、作家としての生活、このようなことを紹介できたらと思います。趣味はゲストハウスの旅、車中泊の旅、低山ハイク。

 

 

 

 

 

深刻な災害や事故が起きてしまいました。

 

亡くなった方々のご冥福を心からお祈りします。

 

こんなときに山を歩いて楽しかったことを書いてよいのか迷いましたが、少しでも読んでる方の気持ちが明るくなればと思い、書くことにしました。

 

 

 

 

弘法山公園を歩きました。

 

秦野市内にある三つの山(浅間山、権現山、弘法山)を合わせて弘法山公園と呼び、地元で弘法山と言ったら弘法山公園を指すことが多いです。

 

小田急線と国道246号とのあいだに挟まれた丘陵地帯であり、初級の登山コースです。

 

 

 

 

弘法山公園は、小田急線秦野駅から歩くことが多いです。

 

秦野駅→浅間山→権現山→弘法山→鶴巻温泉駅

 

電車利用の人はこのルートを歩き、鶴巻温泉に入って汗を流して帰るというのが一般的です。

 

もちろん逆ルートを歩く人もいます。

 

 

 

 

 

今回僕は秦野駅からでなく、いつも利用する富士見の湯という温泉施設に駐車して、歩き始めました。

 

この場合、浅間山は省略されます。

 

 

 

富士見の湯から、まずは急な登り坂を歩き権現山を目指しました。

 

いきなりの山道で、これがずっと続くのかと不安になりますが、きついのは最初だけ、権現山山頂(標高243m)からはなだらかなアップダウンはあるけど、さほど辛くはありません。

 

 

 

すぐに権現山山頂に到着。

 

弘法山公園の一番の景勝地といえます。

 

 

 

展望台に登ると秦野市街の向こうに富士山が見えました。

 

僕は何度もここに来てますが、日によって富士山の大きさがちがいます。この日は大きく見えた。

 

 

新年の富士山には一層のありがたさを感じられます。

 

逆側には相模湾の景色が広がっているのですが、やっぱりまずは富士山です。

 

 

 

 

 

 

そして相模湾の景色。

 

大磯町付近の海がキラキラと輝いていて、その向こうに伊豆大島が大きく見えました。

 

伊豆大島こそ、日によって見える大きさが全くちがい、あきらかに小さく見える日もあります。

 

人口約8200人の伊豆大島、少なくとも約8000年前から縄文人が住んでいたことがわかっています(大島町役場のサイトより)。

 

島の海岸に位置する下高洞遺跡から、伊豆大島には生息していないイノシシの骨が見つかっており、本土と舟による交流があった証拠とされいてます(伊豆大島ジオパークのサイトより)。

 

なぜ縄文人は伊豆大島へ渡ったのだろう。

 

 

「島」ってとても興味深いです。

 

権現山山頂から、しばらく伊豆大島を眺めました。

 

 

 

 

 

権現山山頂は広い公園になっていて、座ってお弁当を食べるのにとても便利です。

 

時刻は午前10時前、昼ご飯にはまだ早かったので、僕は権現山をあとにして弘法山(標高235m)へ向かいました。