スクワットの教えやすさ | さかもとサンのブログ

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ウエイトリフティングやパワーリフティングやベンチプレスやボクシングや筋トレフィットネスやら
なんかいろいろをそれなりの期間やっている人が思っていることなどを記事にしているブログです。

これは指導者それぞれ誰を対象に教えているかでかなり難易度が変わると思います。

例えばスクワットを習得したい!という最初からそれが目的の人には教えやすいと思います。

しかし、体の問題の改善の為にスクワットをやらなければならない人で運動がそんなに好きじゃない人に教えるのは非常に大変です。

私の場合はどちらも対象に指導していますが、人それぞれって感じですね。

やっぱり積極的に教わりたいという人には教えやすいと感じます。

教えやすい人と教えにくい人とスクワットの習得速度はどうかと言うと、おそらくスクワットを積極的にやりたい人はかなりの割合で健康な人たちばかりだと思うので習得は早いと思います。

それに比べ、スクワットを行うには現時点での健康に問題があり、それを改善してからでないと出来ない場合はもちろん習得速度は落ちます、当然です。

例えばSNSでスクワット教えるのが上手いと言われている人は、もしかしたら教える対象の条件が良いという可能性があるということですね。
その人が条件の良くない人達にしっかり教えられるかどうかは実際の所は分かりません。

だからSNSなどで上手だと言われている人の内容を見て、自分は下手なのかなと思う必要はないと思います。
対象が違えば、その上手だと言われている人と自分を比較すること自体が違うので。

私は究極に悪条件の人にも指導したことがあるのでわかるのですが、スクワット習得出来なかったというケースもあります。
これはね、おそらくはどうやっても無理ゲーって感じのケースですね。

その条件の一例としては「家族」です。

他の条件としては「運動嫌い」「筋トレなんてもってのほか」です。

他に持っている条件で「糖尿病」「運動嫌いだけどアウトドア系の趣味」などがあり、病気に気を付けながらスクワットぐらいの運動をしなければならないのですが、当人の気持ちとして「糖尿病が悪化しないための努力をするベクトルが違う方向を向いている」という状況下にあるため、「運動をして悪化を防ごう」という気持ちはサラサラないといった感じです。

私がいくら「運動した方が良いよ」「スクワットした方が良いよ」と言っても「運動嫌い!」「趣味で運動してる!」とか言って絶対にやらないです。

こういう人にスクワットを習得してもらうのはまず無理なので、だからスクワット習得の速度が遅くても習得してもらえるだけ良い、と思って良いです、自信持ってください(笑)

まあ一番の条件である「家族」の時点で、本人の甘えとか家族だからこその気持ちがあるのでしょうが、おそらく他人に教わっても習得しないと、配偶者である私は思っています(笑)

まあかろうじて趣味で本当に筋トレと同じぐらいの負荷を掛けている時が月に2~3回ぐらいあるのでマシだと思うことにしています・・・しています・・・

他、コンディショニングでのお客さんに「スクワットやった方が良いですよ」とお声かけをさせてもらうこともあるのですが、ピンとこないのかやっぱり習得の第一歩まで行かないことがあります。

結局のところ「本人のやる気」が非常に大事だなと思うところですが、その本人のやる気がない状態で上手く誘導してスクワットを習得させている方もいるので、そこは自分を褒めてあげたいと思っています。

だからこそ「スクワット教えて!やりたい!学びたい!」という人に教えるのは良いよな~って思います。

あれですね、0からあるいは1からの足し算は割と楽なんだけど、-5を-2にとか-1を0にというのが非常に大変だということなのでしょうか。
世間では0から1にするのと1から2にするのとでは違うと言いますが、そこに更なる概念でマイナスから0にするとかマイナスからプラスに持って行くという概念が存在しないのが不思議でなりません(どうでもよい)

だから上手いな~って思います、種目を絞って「専門家」と名乗って集客する方法は。
そうすることで「習得する気持ちがない人たち」を排除できるのだから上手くやるよな~って思います。

そういや私もクイックリフトやウエイトリフティング専門で教えるよ~ってやってた時期があったけどダメだったわそういえば(爆)
ちょっとターゲットが狭すぎたのか、私には出来ない手法なのか。

話を逸らしますが、その人に許されるというか特性と言うか、なんかそういうのありますよね。
私の場合は「コンディショニング」とか「整体」と銘打つと人が集まりやすい傾向にあり、「パーソナルトレーニング」とすると比較的集まらない傾向があります。
多分「見た目」ですね。
表情性別体格とがそういうイメージで行くと集まりやすいのかなと。
しかし日本記録持ってたり優勝経験もそれなりにあるのですが、その印象が持たれない見た目なのでしょうかね。

しかし今はもう「パーソナルトレーニング」に絞っているのでそれで集客しなければならないのですが、どういう印象にすると寄って来るのかな・・・私の場合SNSでトレーニングについてつぶやいても叩かれるだけなので(経験済み)他に私にあった方法があるのかも知れないですね。
なかなか見つかりませんけどねー

閑話休題。

なんだかんだスクワットへの気持ちが消極的な人たちにスクワットを教えるのも楽しいです。
スクワットの指導技術だけではない他のスキルを使うことになるし、勉強として考えると非常に面白いです。

でも夫だけはダメだ・・・介護が他人の方が良いという話もあるのが良く分かるんだよなぁ。

他を見て自分を鑑みるのも良いけれども比べたりは必要ないと思ってます。
条件が違うから比較のしようがないでしょうと思うようにしてます。