炭水化物や脂質が太りやすくタンパク質が太りにくいというアレ | さかもとサンのブログ

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なんかいろいろをそれなりの期間やっている人が思っていることなどを記事にしているブログです。

私はずっとこの説を疑問に思っていたのですが、そんな複雑な話でもないなと思うようになってきまして。

一般的に言われる「炭水化物「脂質」「タンパク質」は食品成分表に掲載されるような食材についての事だと思うけれども、食材に関して言えば「分子レベルで糖類でしか出来ていない食べ物」「分子レベルで油(脂)でしか出来ていない食べ物」「分子レベルでタンパク質で」等皆無です。

例えば炭水化物と言われている食材のお米にだって脂質やタンパク質は含まれているし、脂質と言われている脂肉にも炭水化物やタンパク質も含まれているし、タンパク質と言われている大豆だって糖質や脂質は含まれている訳でして。

もちろんそれぞれの含有されている比率は違うけれども、じゃあタンパク質は太りにくいからと肉ばかり食べていたら太らないかと言われれば、それなりの肉を食べればタンパク質もたくさん食べるけどちゃんと糖質や脂質も食べている訳で。

細かく難しく言うからより専門的に聞こえるけどそうじゃないなと、私は自分の経験も含めそう思う訳です。

要は

食べ過ぎると太る

それだけなんですよね。

余程の偏食をしていない限りは、まあ国が定めている基準でお医者さんや栄養指導の人達が言っている形で食べている分には栄養的にはちゃんとバランス取れてるし、それで良い。

では何故バランスよい食事をしていても太るのか

食べ過ぎ

それだけです。

恐らくですが、一般的に言われている1日の代謝量がご自身の代謝量より多いのでしょう。
もっと少ない量で充分なのかも知れません。

ちなみにご自身の代謝量と基準の代謝量が同じで食べているカロリーも同じ場合は痩せも太りもせずに「維持」をするでしょう。

つまり、痩せたいと思うなら、ご自身の1日の代謝よりも少ない摂取カロリーにしないとならないということです。

結局カロリーか、となりますが、バランスよく食べているのであればカロリーですよ。

肉ばかり食べていても摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太るし、炭水化物ばかり食べていても摂取カロリーが消費カロリー以下なら痩せます。

後者に関しては私も何度も経験済みです。

大腸ポリープやら痔核切除の手術やらで炭水化物しか食べられない期間が2週間とか1ヶ月とかありましたが、どうやっても摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが出来なかったので5kgぐらいガッツリ痩せました。

これは術後の治療の一環としてそうしなくてはならずに健康のための食事ではなくバランスは取れていませんが、炭水化物だけ食べても太らないという例として非常に優秀な体験だと思っています。

話がどんどん変な方向に行ってしまうので戻しますが、これを食べたら痩せやすいとか、こればかり食べたら太りやすいとか、そういうものには眉毛に唾を付けてしっかり見て、とどのつまり、栄養バランスを整えた、自分の活動量に合わせた食事をしましょうというところに落ち着いてしまうのです。

筋肉系の一見知識のある人が、あの食材が~とかあの栄養素が~とか言っているのでそれを信じがちですが、昔からバランスの良い節度を守った食事にしましょうという説がずっと続いているのは、王道ではありますが正論であるということですかね。

自分の今の状況にあった栄養を含んだ食事を適切に食べればまず間違いではないので、耳障りの良い言葉に騙されないようにしましょう。