さかもとサンのブログ

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ウエイトリフティングやパワーリフティングやベンチプレスやボクシングや筋トレフィットネスやら
なんかいろいろをそれなりの期間やっている人が思っていることなどを記事にしているブログです。

肩甲骨周りの可動や柔軟性を維持するために、9月くらいから週1でスナッチを始めました。

週1を10月末ぐらいまで続けるのですが、とある日に自転車に乗ったら脚力がかなり落ちているのが気になったので11月くらいからスナッチ+バックスクワットという形で、スクワットを始めました。
重量は70kgで3レップで10セット。
そして今日、そのスクワットが軽くなったので80kgに変更しました。

さらに、11月の半ばにクリーンを再開しました。

クリーンを何故やらなかったのかと言うと、キャッチの体勢で右肩の痛みが耐えられない系で、何故その痛みが出るのかわからなかったというか、はっきりしなかったからです。

スポーツ系の鍼灸院で体を見てもらい、おおよその予測がついたのと、筋肉を緩めるだけでは痛みが完全に治らないだろうということで、後は実際に体を動かしながらどうすれば痛みが出なくなるのかを試しながらクリーンのまずは調整をやりました。

もちろん鍼灸院に通っていたおかげで、動かすべきところは動くようになったので、その動きをしっかり意識しながら確認するようにクリーンをしながら、痛みが出る時と出ない時とを探りながらやり、昨日あたりにようやく痛みが出ないパターンを掴み切った形です。

一番酷いときは、5kgのシャフトでもキャッチの体勢で肩が痛く何もできない状態。
それが少しずつ良くなり、まずクリーンからのキャッチではなく、フロントスクワット的に最初からその場所に構えてそのままという状態で痛みが出なくなり、でもクリーンからのキャッチでは痛くなり、みたいな形でなかなか痛みが取れない状態が続きました。

それが身体のとあるところを意識して動かすと20kgシャフトのクリーンで痛みが出ない形でのキャッチが何回か出るようになり、そのままその重量で完全に痛みが出ないフォームでできるようになってから重量を増やしていく。
重量を増やしていくとやっぱり時々方が痛いときがあるので、そこでまた丁寧に体のセッティングをして・・・を繰り返して、久々に40kgのクリーンが出来るようになりました。
ついでにジャークも40kgならノー練習で行けました。

と言うことで少しずつ重量を増やしていきながら、肩の痛みが出ないように体を作っていくということをしています。
ついでに久々の筋トレで筋肉を少し引き締めて行こうかなと。

一応、目標としては、今のマスターズの自分の階級であろうと思われる場所のスタンダード記録を練習で取り扱えるようにしようかと思っているとことです。

確かスナッチが55kgでC&ジャークが70kgかな。
多分、気持ち的は行けるかなぁと思っています。

スナッチは30kgx7回とか行けるので、定期的に練習していければ行けるかと。
クリーンは右肩次第。
取りあえず50kgでメインセット組めるようになったら70kgも視野に入るかな。
ジャークも併せてやっていけばまあ何とかなるかと。

大会に出るかどうかは分かりません。
一度公に「出ない」と言っているので、出ない公算が大きいです。
まあ、私みたいな人が公に~と言ってもあんまり関係ないでしょうけどね。
気が向いたら出たい気もしますが、多分、協会からもあまり良い印象を持たれていないし、難しいかもね。
だからここで明言はしません。
余計なことはこれ以上言わない。
でも数字目標としては丁度良いので、それは使わせていただきます。
重量が出来るようになったらインスタにでもアップしようかな、いつになることやら。

まあそんな感じで、身体を少しずつ前みたいになれるように鍛えています。
それは頑張って続けて行こうかな。
ここ10年ぐらいずっと悩んでいて、いよいよ凹むぐらいに酷い状態になっているのに気づいたので、今日勇気を出して治療のためのカウンセリングをして、治療開始しました。

・・・FAGA。

AGAは男性の薄毛治療ですが、それにFがついて女性の薄毛治療です。

男性向けの方は保険が効くらしいのですが、女性の薄毛治療は保険が効かなくて、結構痛い出費なのですが、しかしあまりに頭頂部が酷い状態になってしまったので治療することにしました。

治療期間はとりあえず1年。
内服薬と外用薬でゆっくり治療をすることとなりました。

薄毛の原因ははっきりしないですが、老化、ストレス、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの問題、多分すべてが原因かなぁという気がしてます。

・ストレスはメンタル強い分体に出てきちゃって薄毛に
・生活習慣の乱れは・・・最近は乱れてないけど、食事をもう少し安定させたい(できれば1日2食くらいで落ち着きたい)
・ホルモンバランスは年齢的に仕方ない、と言うか今は生理不順で治療中なので当然バランス崩れまくりだよね

ってな具合でしてね。
頑張って治療に励みます。

そして初めて頭皮をスコープのカメラで見ました。
後頭部の毛はまだまだ大丈夫ですが、一番薄い頭頂部は毛穴から出てる毛が、本来は太いのが3~4本くらいらしいのが太いのが1本だけとか、太1、細1みたいな割合とか、細いの1本とか、毛穴だけになってるとか、まあ酷かったです。
自覚症状としては頭頂部かなと思いましたが、生え際と側頭部が少しずつ調子が悪くなってるみたいでした。

ショックでしたけどね。
気長に頑張っていきます。
若い内はそう思わないかも知れないですが、しかし才能と言うものはいつまでも自分の手元に残っている訳ではないものですね。

中には才能を常に手入れをしていれば維持できるものもあるかも知れないですが、しかし人間には「老化」と言うものが必ずありますので、いつか才能は凡能(俗語ですかねこれは)に変わり、死ねば完全に失われるものです。

しかしそのことを悲観する必要はないのだと思います。
才能を持っているということは時には残酷だったりもします。
才能を持っているからこそそれを失う恐怖と常に向き合わなければならないものです。
才能を持っている人は、いつかその恐怖を克服しなければならないのかも知れません。

才能は何も老化だけで失っていくものでもありません。
私は若い頃漫画家になりたくて、あちこちの出版社に持ち込んで、一時期は編集者の方に面倒を見てもらったことがあります。

幸か不幸かデビューできるほどの才能はなかったので現在の生き方に至る訳ですが、今考えるとちょっと怖いんです。

もしも漫画家になれたとして、20代30代はまだ良いです、40代50代になって漫画を描き続けることが出来たのだろうか、と。

どういうことかと言うと、これは決して悪口ではないと言っておきますが(多分そういう表現になると思います)、例えば中高生向けの漫画はファンタジーとか10代の恋愛物語とか、スポーツ青春漫画とか、格闘漫画とか、そういう内容のものを考えて描かなければなりません。

あのような物語を書くにあたり必要なものは今でいう「中二病」的な心や気持ちだと、今アラフィフになって思うのですが、その気持ちや心、物事の考え方などを40代50代までできたのだろうかと。

私は漫画家を目指したこともあるので、今例えば中高生向けの漫画を描ける私と同じぐらいの年齢の方々がすごいと思うのです。
正直私には無理だ、無理だった。

でもね、20代で漫画家目指してガンガン書いていた時はそれが出来ていた。
現実ではありえない設定や登場人物、シチュエーション等々をストーリーを考えて描いていた。
そしてそれを恥ずかしげもなく世の中に発表したいと思っていたとか、アラフィフの今の精神状態から考えるとぞっとする。

決してそれが悪いことではないんですよ。
ただアラフィフになった私にはできないし無理なんですわ。
20代のあの頃の自分、すげぇわ。
若いってそれだけですごいし、だからこそできることってあるんだなと最近つくづく思います。

話を戻すと、いろんなことを知っていくと、世の中で生きていくと、失われていく才能なんかもあるんだなと思う訳です。

後はシンプルにスポーツなどの才能は、怪我の次第で一気に失われる。
これも恐怖でしょう。
スポーツで上位にいるためには常に練習は欠かせないでしょう。
才能がなくなることに不安を感じるタイプの人は常に練習し続けますが、練習をし続けると怪我をしてしまうリスクも上がります。
でも練習で怪我をしてしまったり、大会で怪我をしてしまうのはまだ納得はできるかも知れない。
けれども交通事故や病気などスポーツとは関係ないところでいきなり能力を喪失してしまうのは納得できないでしょう。

才能を持っていることは一種の呪いにかけられていることなのかも知れません。
その呪いに常に向き合い、完全に飲まれなければ、呪いに浸食されることなく才能を維持することが出来るのでしょう。
しかし、呪いの力に負けてしまうと才能は奪われてしまう・・・のかも知れませんね。
最初から呪いになんかかかっていない方が生きる上でどれだけ楽か・・・

しかし才能がない人たちはそんな呪いがない幸運に気づいていないのかも知れません。
才能を持ちたいと願う人はたくさんいます。
まあでも結局はないものねだりなのかも知れないですけどね、才能がある人にとっては「呪われてなくていいなぁ」なんて思う、才能がない人は「才能があっていいなぁ」って。

あればあったらで大変だし、なかった欲しくなっちゃうし、才能って不思議なものですね。