パリ、オペラ座の翌日はイタリア、ヴェローナへ。
ロミオ&ジュリエットを観てきました。
この日はプレイガイド合同の貸切公演。
キャストはこちら。
ロミオの岡宮来夢くんと、ベンヴォーリオの内海啓貴くんを目当てに。
この2人は本当にちゃんと歌えて、芝居が出来て、さらにロミジュリはガンガン踊るし。若手の中でとても注目している2人です。
物語は宝塚バージョンと、ほぼほぼ変わらないけど、こっちのジュリエットの方がちょっとツラいよね。親との関わりが。私が親の決めた結婚で地獄に落ちたんだから、娘であるあなたも同じ地獄へおちろ。ってすごい事いう母親だよなぁ。睡眠薬を飲んだジュリエットのもとへ「話がある」ってやってきた時、何を語ろうとしていたのかが気になります。
前回の再演の時は、みんなスマホを持ってる中、ジュリエットは持ってない設定だった気がするけど、今回は親に取り上げられてた。その方が自然かもね。そもそもすれ違いが原因での悲劇だから、スマホ持ってんのかーいって前回は突っ込んだけど、今回は、結婚式の場面で、偶然居合わせた人がスマホのカメラを向けてる事にぞっとした。
その辺のアレンジは現代版っぽくていいかも。
若手の登竜門的な作品だから、これからも続いていってほしい。次世代の成長が楽しみになるし。
【観劇メモ】
新国立劇場 中劇場
センターブロック後方。観やすいけど、椅子を改善して欲しいなぁ。