ラグタイム (9/15マチネ) | パンダ、劇場へ行く

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観劇記録的なもの。
劇団四季がメイン。
のはずが、雑食気味…。
ミュージカルが好き。

 

9月の観劇は1泊2日のツアーでした

 

 

  1公演目はこちら

 

 

 

ラグタイム。

あまり前情報も入れず、気軽に観た舞台でしたが、ごめん。そんな心構えで観てすみませんでした!って言いたくなる良い舞台でした。

 

 

  物語の舞台は

 

第1次世界大戦前のアメリカ。アメリカの移民のほとんどがこの時代にやってきた。とも言われる頃の話。

裕福な白人家庭、ラトビアからの移民のユダヤ人親子、黒人ピアニスト。大きく3つの視点からその時代のアメリカを描いているんだけど、日本で生まれ育った私には、やはりどこか「移民」や「人種差別」というのは他人事で、その存在は知ってても、目の当たりにしてこなかったって部分は否めなくて。なぜ肌の色が違うだけで差別されなければいけないのか。なぜ、そんなことが起こるのか。なぜ、そんなことができるのか。なぜ。なぜ・・・。って。色々突きつけられる舞台でした。

 

公式HPのストーリーには、「自らの正義と、生まれたばかりの息子の未来を守るため、差別に立ち向かおうとするコールハウス(芳雄さん)ではあったが・・・。」ってあるんだけど、結構衝撃的な方向へ話が向かって行くから、最後に示される新しい家族が本当に救いになる。

 

 

  キャストは

 

石丸さんに、芳雄さんに川口さんにと実力者ばかりだし、何気に畠中 洋さん好きなんですよ。(なにしろ私のイチ推しディズニープリンス、ユージーンの中の人なので)舞台に出てると嬉しい人です。

そして、すごい人が潜んでました、この舞台。芳雄さん演じるコールハウスの恋人サラ役の遥海さん。もともとは歌が本業みたいですね。でもRENTでミミやってるのか。そりゃ歌声に力あるわけだ。サイゴン得意じゃない私が、もし、この人がキムをやるなら、観ます。って思うくらいに惹きつけられました。

基本的に、映像を背景とか多用するのはあんまり好みではないんですが、この舞台は効果的に使われていると思います。むしろ映像じゃなきゃダメな部分もあるのかも。

 劇場をでてから、やっぱり欲しい…と日比谷シャンテでパンフ買っちゃいました。

 

 

【観劇メモ】

日生劇場 GC サブセン2列目。後ろに人が居ないってやっぱり楽。

 

 

おまけ

この日はマチネ前にご飯を食べようと思いまして。

日比谷シャンテの地下にある島根のアンテナショップにて。

美味しかった。ついてきたお漬物と冷番茶も美味しかった。

 

こぢんまりとしたイートインスペースなので、1人でさくっと食べたい時なんて超おすすめ。ちなみにご飯の量は半分にできますか?って聞いたら、対応してもらえて、更に、こっちの小さい方はご飯もともと、半分なんですけど、あーでもそれだとお味噌汁とか付かないし…。どうします?って聞いてくれたりして、良い人でした。ありがとう。