3泊4日もオレンジゲイブルズで過ごしました。

彼が「こんなんじゃ結婚しても意味がない」とか言って、婚約保留になったからと言うわけではなく、やることもあって、長くなってしまった。


昨夜は私の寝相が凄すぎて、藍くんに足を乗せる形で大の字になって、その向こうの猫まで蹴り飛ばしたと言う…


子供の時も、娘と一緒に寝ていた時もそうだったけど、私は人肌にくっついて寝るのが好きだ。


不思議だけど、、

一緒にいると、逆に寂しくなったりする。


「寂しい…」とうっかり口にしてしまうと彼は、

「無理して一緒に居なくて良いよ」

ううん、実家に帰れなくて寂しいんじゃない。

近くにいて、遠くに感じる瞬間が寂しい。


遠くで思っている方が、心が満たされていたり。


一緒にいるとお互い別のことをするからね。

新しい街、新しいパートナー、新しい生活。


そして夢の中では、古い記憶が蘇る。

幼い頃、両親、独り立ちする娘たちとの思い出。


私はなかなか新しい世界へ行けない臆病な人間だ。

古い者達は自然に去っていくと言うのに。


そう言うものだと、

もう少し楽天的に過ごせば良いのに。


きっと人よりも、余計な執着心が強くて、

それが自分を苦しめる。


私のことを愛してくれるやさしい人が目の前にいるのに、

遠いところを見つめてしまう私は、

本当に贅沢で、欲張りで、どうしようもない。


バス停にて、今日も、遠くからやってくる彼に、

うっとりしながら。

運転する彼の手を眺めながら、

その手が昨日どこにあったか、何を触っていたか、

ずっと近くにあったこと、思い出しながら。




2009夫の借金で14年の夫婦を終え2娘と実家生活。2012婚活〜2019出会った彼と2021婚約、郊外の一軒家オレンジゲイブルズと実家を行き来する毎日。「互いを敬える愛と成長」を目的とした私的ブログ。

 

「2020〜愛する人のお話」藍くんの始めから

「〜2019までの恋のお話」の2016.8元彼ハルの終わりの始まり

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ハルの始まり

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