どうも、アニメおじさんです。

 

「RPG不動産」の予定でしたが、

またまた予定を変更しての外伝です。

 

適度に別のお話を入れて、

時間を稼ぐ、アニメ「GOD EATER」の知恵を

拝借しています。

 

  アニメで蘇る文学作品

 

 
というのは、アニメで文学作品をリメイクするというよりは、
まったく関係のないアニメで、それっぽいシーンをやって
視聴者に特定の作品を彷彿させるといった感じの手法、
 
このパロディやオマージュで別の作品と紐づけて楽しむという
感覚は非常にアニメ的なというかヲタク的な楽しみ方として、
岡田斗司夫さんが言っていたような言っていなかったような・・・
 
まぁそういった楽しみ方がありますよという意味で、
アニメの中に組み込まれた文学作品的要素を紹介したいと思います。
 

  ①夏目漱石

 

高校生の国語の授業で習ったか「こころ」のオマージュについての紹介です。
 
結構、漫画・アニメ好きの方々の中には「こころ」好きな人が多いイメージですが、
実際どうなんでしょうね。
 
非常に人間の内面に迫る、現代の創作における王道じゃないすっきりしないお話ではありますが、
そこらへんがわたしのようなひねくれおじさんにはちょうどいい感じがします。
 
で、この「こころ」的な描写があるアニメ作品が
「邪神ちゃんドロップキック」だったかな(うろ覚え)
 
「邪神ちゃんドロップキック」は興味本位の悪魔召喚により、
現世に召喚されてしまった「邪神ちゃん」と仲間たちの日常生活を描くアニメですが、
 
ある種、「邪神ちゃん」の堕落し具合が、
人間の内面に迫る作品として、非常に現代的ではない、邪道ストーリーになっている
のですが、そこがよい。あまり堕落具合に身体性を感じないも
神保町とかあの辺が舞台になっているのも妙にリアル。
 
問題のシーンは、
秋葉原のガチャガチャがいっぱいあるビルでほしい商品があったが、
ゲットすることができなかった邪神ちゃん。
 
諦めて帰ろうとすると、そのあとにガチャを回した少年が、
ほしい商品をゲット。
 
それを見た邪神ちゃんは、口に入れて、それを少年に返そうとするが、
少年は汚いからいらねーと激怒。
 
こうして、邪神ちゃんはほしい商品を手に入れることができたが、
この商品を見るたびに、汚い手段を使って少年から奪い取ったということを
思い出してしまうのだと思うのであった。
 
「こころ」だなぁと思いましたね。
まぁ、諸説あると思いますが、おじさんはそう思いましたという感想です。
 
邪神ちゃんドロップキック

 

どのシリーズだったかは覚えてないです...
 
芥川龍之介はこの2つの紹介「蜘蛛の糸」と「杜子春」。
 
「蜘蛛の糸」を彷彿させるのは、
「ドキドキ!プリキュア」の
敵の罠により窮地に落ちた「キュアハート」とラスボスの娘「レジーナ」。
二人は、溶岩のたまった穴に落ちるもクモジコチュー(よくあるプリキュアの敵が操る怪物)
が出す糸につかまり、間一髪助かるが、敵幹部によるとその糸は一人分しか耐えられないと。
どうするキュアハート!というシーンがあるのですが、
ちびっこにはちょっと早すぎるけど、蜘蛛の糸っぽいなぁと
おじさんは見ていました。
 
「杜子春」を彷彿させるのは、
アニメ「プリパラ」ですね。
これも、プリティー何某シリーズで児童向けの作品ではありますが、
ちびっこには分からんネタを入れてくるあたり、親子で楽しむギミックが
用意されているのだなと思いますね。
 
問題のシーンは「紫京院ひびき」の過去シーン。
お金持ちであった「紫京院ひびき」は友人や使用人に囲まれ何不自由なく、
暮らしていたが、ある日、両親が海難事故に遭い消息不明になる。
後ろ盾をなくした、ひびきの元から友人や使用人は去っていきひとりぼっちになってしまう。
 
ところがどっこい、ひびきの両親は奇跡的に生き残っていたのであった。
それと同時に去っていった友人や使用人がまた戻ってくるのであった・・・という
結構、邪悪なお話をやっていたんですよね。
 
最初の両親の海難事故のあたりは、
その頃はやってた、アナ雪的な話かなと思うじゃないですか。
そういうミスリードからして、結構、おじさんたちには、
巧妙な演出だなぁと感じました。
 
ドキドキ!プリキュア

 

 

シーズン2の話だったような。

 

 

 

 

おじさんはなんかパンダのぬいぐるみが欲しくて一時期、

新潮社文庫の本読んでたなぁ。

 

  余談

 

来週は「RPG不動産」なんですが、
このアニメにもある文学作品のオマージュというか
パロディというかそういうのが出てきますね。
 
実はその人の文学作品の方が、
結構、サブカル親和性が高いのかもしれませんね。
 

  次回予告

次回は、
最近見た
「RPG不動産」
を紹介いたします。
 
誰の文学作品のオマージュかを
予想してみてくださいね。
 

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お待たせしました。RPGなやつ