どうも、アニメおじさんです。
今回はこちらのアニメの紹介です。
「灰と幻想のグリムガル」
概要
2016年に公開されたアニメ。
異世界転生ものでありながら、
俺が強くないという一味違うテイスト。
同時期に放送されていた、
こちらも俺強い異世界転生ものへのアンチテーゼとして
注目された「この素晴らしい世界に祝福を!」の
影に隠れてしまっている、
所謂、
「この素晴らしい世界に祝福を!」じゃない方という感じ。
あらすじ
突然、異世界「グリムガル」に転生された「ハルヒコ」。
異世界では魔物と人類の戦いが行われており、
義勇軍となり、魔物と戦うか、異世界の住人として、
平凡に暮らすかの選択を迫られる。
「ハルヒコ」と同時に転生された「レンジ」は
同じように転生されてきた人々の中から
強そうな人を選抜、チームを作り、義勇軍になることを
選択する。
「レンジ」に選ばれなかった余りものの
「ハルヒコ」は同じく余りものたちと
チームを組み、義勇軍として魔物と戦いながら
「グリムガル」を生きることとなる。
見どころ①
「異世界転生しても救済は無し」
異世界転生の醍醐味として、
浮世の辛みから解放させるというものである。
すなわち、俺強いである。
現世ではうまくいかないこと、苦労が半端ないわけであるが、
異世界転生で能力が底上げしてもらえれば、超楽勝。
しかしながら、
「灰と幻想のグリムガル」ではそうはいきません。
あらすじでも書いたように
主人公「ハルヒコ」とその仲間たちは、
「あまりもの」なのである。
すなわち、あんまり強くないのです。
最初の関門、ゴブリンすら倒すのが精いっぱいで
報酬も弾まず日々質素な生活を送る。
地味でありながら、
通常の異世界転生ものにない身体性を感じられる。
身体性とは、
視聴者が主人公「ハルヒコ」と
自らを重ねあわせて楽しめるということである。
見どころ②
「主人公が盗賊」
「グリムガル」では職業があり、
転生してきた人々は、魔物と戦うために、
各々、職業に就き、その技能を生かし戦う。
そして、主人公「ハルヒコ」の職業が、
「盗賊」なのである。
「魔法陣グルグル」か。みたいな
ギャグみたいな設定ですよね。
完全に俺強えを放棄している。
もう一つ、
キーになる職業が神官。
神官は回復役で、
傷ついた仲間を回復させることができる。
一方で、自分が傷ついて、回復する
気力がなくなってしまうと助からない。
なので本来は、
他のパーティに戦いは任せて、
後方支援に徹するのが正攻法なのですが、
なのですがね・・・
誰かに戦わせてられないやつもいるもんですよ。
余談
盗賊が主人公で杖で殴ることができるなど、
ゲームで言うと「ファイアーエムブレム 暁の女神」を彷彿させる。
ちなみに、
「ハルヒコ」と同じチームの戦士「モグゾー」の声は、
落合福嗣さんです。
次回予告
次回は落合福嗣さんがでてた繋がりで、
「HUGっと!プリキュア」を
紹介したいと思います。
なかなかに強引ですね。
灰と幻想のグリムガル
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