韓国映画「甘酸っぱい」

 

 

 

 

 

 

 

仁川の病院で働く看護師のチョン・ダウン(チェ・スビン)は入院してきた大学生の太ったチャン・ヒョクと良い仲になります。

 

 

チャン・ヒョクの退院後も二人は付き合いますが、チャン・ヒョクは一大決心してダイエットに励み、見事痩せ、2人は同じ家に住むようになります。

 

 

チャン・ヒョク(チャン・ギヨン)建設会社に就職し、実力を射止められてソウルの大企業に派遣されました。

チャン・ヒョクは仁川の家で待つダウンの元に車でソウルの会社と家を行き来する毎日を送る事となります。

 

 

同僚のボヨン(クリスタル)と共に重大なプロジェクトを任されたヒョクは仕事と通勤の両立に疲れ果てていましたが、同じように仕事に疲れているダウンには以前のように甘い生活を送れない不満が溜まり、2人は日ごとに口論が多くなっていきます。

 

 

疲れ果てて次第にすれ違いになり二人の間には溝が出来るようになってきました。

盛んにアタックしてくるボヨンに惹かれ始めるヒョク。

別の女性の影に気がつくダウンはついに別れを切り出します。

 

 

ダウンと済州島に旅行に行く約束をしていたヒョクはやり直そうと思い直して空港に向かいますが、そこにいるダウンは太ったチャン・ヒョクと済州島に向かうところでした。

 

 

太ったチャン・ヒョクは本当はイ・チャンヒョクと言う名前の別人で同時進行で二つの話の流れが重なって起きていたことが判明します。

チャン・ヒョク(チャン・ギヨン)の姿に気が付いたダウンは微妙な面持ちでイ・チャンヒョクと済州島に向かうのでした。

 

 

 

 

 

2021年 公開

 


 

 

韓国題 「甘酸っぱい」

英語題 「SWEET&SOUR 」

 

 

 

 

日本の「イニシエーションラブ」ってののリメイク版だそうですが、こちらを観てないので比較は出来ないですけど・・・・

 

 

最後は何だか不思議な終わり方で、あんまり理解できないまま終わりました^^

 

 

 

とにかくチャン・ギヨンがなかなか出てこない!

 

彼が出ているので観たのに30分間ぐらいは出てこないのよ。

 

 

 

 

太ったチャン・ヒョク役の方の名前が分からないのですけど、痩せたら本当にチャン・ギヨンになるのか?

ちょい無理ありすぎでは?(俳優の方すみません)と思ってましたけど別人だった事が最後の最後で分かります。

 

 

分かったけど分からない。。。

 

韓国名のちょい難しい部分で、チャン・ギヨン演じる「チャン・ヒョク」

太ったチャン・ヒョクは実は「イ・チャンヒョク」で名前を呼ぶときに「イ」を付けられて呼ぶんですよ。。

 

 

 

そのカラクリで同一人物的に装われていた引っ掛けですね。

そりゃ、いくら痩せてもチャン・ギヨンと同一人物には出来ないわね。。

 

 

初めから太った「イ・チャンヒョク」とチャン・ギヨン演じる「チャン・ヒョク」とは別人で、ダウンと同棲していたチャン・ヒョクは仕事に追われ、彼女との生活に疲れ、2人がギグシャクしだした頃に病院に入院してきた太った「イ・チャンヒョク」とダウンは二股的に続いていたんですね。

 

 

 

「甘酸っぱい」とは愛し合って生活しだしても、いつまでも甘いままではいられない。

愛だけでは乗り越えられない。いつまでも始めの頃の気持ちのままではいられず、やがて関係が壊れてしまう。

現実は甘いだけではない酸っぱい事も多いのってお話です。

 

 

 

 

結構、チャン・ヒョク(チャン・ギヨン)が彼女を大切にしないからと書いてあるのを良く見ましたけど、私はそうは思いませんでした。

 

 

 

派遣社員として仕事で認められないと行けない立場、ライバルもいる中に日々、仕事に追われ戦わなければいけない。

 

 

もちろん、ダウンも非正規社員として仕事に頑張って疲れていますが、仁川の家とソウルの職場を大渋滞の中を行き来するのは大変です。

 

 

 

それでも家で待つダウンはまだマシだと思います。

待っている間に寝ている事も出来るけど大渋滞の中で疲れはててもダウンの元に来て、直ぐにまた大渋滞の中を職場に向かうチャン・ヒョク。

 

 

疲れて帰って来ても「電球を変えろ」「ゴミを出せ」と何度も言われ、「自分は疲れているから」と言うダウンに「自分だって疲れていると」

 

 

 

責める事が出来るでしょうか?

 

ダウンも少し相手の事に気を使うべきだったのでは無いかな?

相手の事ばかり責めるダウンにあんまり同情はできませんでした。

 

 

お互いに相手を思いやる気持ちが無いのはやはり疲れているからでしょうけど。。

 

 

 

クズ男のように言われるチャン・ヒョクですけど、ダウンだって思うように動いてくれない彼に愛想をつかしつつ、裏ではおデブな「イ・チャンヒョク」と付き合ってるんだもん。

人の事を責める事ばかりは出来ないよって言いたいわ。

 

 

 

 

結局、男も女の身勝手だなって感じの映画でした。。

 

 

とにかく、この映画では本当にチャン・ギヨンでなくても良かったのでは?って思います。

彼の魅力を出し切れていないんですけど。。。

 

 

 

最後まで謎だったのが警備員にしては身なりが良いので、社長なのかな?って思ってましたが謎の男性イ・ギョンヨンさん。

 

 

何のためにチャン・ヒョクとボヨンをくっつけようとしてたのか?

謎ですけど。。。