おはようございます。
今朝の岐阜は雪![]()
起きたときはまだそんなでもなかったけど、今は屋根も原っぱも真っ白。
まだちらちら降っています。
でも、道路は大丈夫。
カミさんもいつものように出かけました。
冬によく食べる定番の果物。
「みかん」
子供の頃はおこたに入ってみかんばかり食べていました。
ひと冬で家族で何箱食べたことやら…
畑なんかもみかんの皮を肥料代わりに撒くので、どこも一面まっ黄っ黄(笑)
今はそんなに食べなくなりましたが、やっぱり欠かせません。
そんな「みかん」、わたしの子供の頃はそのまま食べるのも多かったですが、じいちゃんやばあちゃんがよく作ってくれたのが「焼きみかん」
その頃の冬は、暖房と言ってもこの辺りで「どぼんこ」と呼ぶ「掘りごたつ」と火鉢くらいしかありませんでした。
その火鉢の炭の上に焼き網を乗せて「みかん」を黒くなるまで焼きます。
熱々になったみかんを「あっちちちぃぃぃ」と言いながらむいて、フーフー冷ましながら食べます。
熱い上に甘味もぐんと増して、ちょっと苦味も加わって大人の味でした。
「みかん」の皮には、ビタミンCやβクリプトキサンチンなどの抗酸化作用の高い成分が、みかんの実より大量に含まれていて、焼くことによってこれらが実に移って効能がアップするそうです。
そういえば、じいちゃんやばあちゃん、わたしたちが風邪をひくと、必ず「焼きみかん」を食べさせてくれました。
昔の人の知恵だったんですね…
2人とも40年以上も前に亡くなってしまっていますが、今もそんな光景を思い出します。

