きゅーの思い出。 -16ページ目

きゅーの思い出。

ブログ更新止めます。


「アメイジング・スパイダーマン」


監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、他

<あらすじ>
高校生のピーター・パーカーは両親が失踪した8歳の時から伯父夫婦のもとで暮らしていた。
ある日、ピーターは父リチャードの共同研究者だったコナーズ博士のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。
その直後、ピーターの体には変化が起き…。

<感想>
サム・ライミ版(以下旧版)は1作目のみ鑑賞していて、面白かったものの続編は全く観たことがないまま、今回の新スパイダーマンを観ました。旧版はヒロインがイマイチだったのと、スパイダーマンがうじうじしてる感じがあまり好きになれなかったです…

この新スパイダーマンも、最初あんまり観る気もなくてぼんやり見ていたのが、気がつけばTVの前にしっかり体育座りをして見ていたという…w
旧版とあまり物語は変わってないはずなのに、個人的にはこちらのスパイダーマンの方が魅力的に感じました。

多分その1番の要因は「スパイダーマンのキャラ」だと思います。ちょっとヘラヘラしていて戦ってるあいだもあんまり真剣じゃない感じがとても好きです。あと旧版だとクモの糸は勝手に手首から出ていたような気がするんですが、今回はクモの糸を出す装置を自分で作って発射していましたクモ

それとヒロインが私好みの猫顔ちゃんneco*でとても素晴らしいですっ。笑


エマ・ストーン
ピーター役のアンドリュー・ガーフィールドと私生活でもラブラブなのですハート


逆に旧版1作目の悪役であるグリーン・ゴブリンは本当に大好きで…!!


↑旧版グリーン・ゴブリン
悪役なんだけどちょっぴりお茶目だったりして可愛いヤツです。


今回の悪役はトカゲみたいな変なヤツで、変身するきっかけはゴブリンと同じような感じですが、ゴブリンの魅力には全くかなわないのでその点は旧版の方が好きです(*´ω`*)

ただし続編で新スパイダーマンにもグリーン・ゴブリンが出てきますし、しかも私の好きな役者さんが演じているので、続編も合わせたら完全に新verに軍配が上がります。笑


↑新グリーン・ゴブリン役のデイン・デハーン
童顔ですが26歳既婚者ですw若かりし頃のディカプリオっぽいですね。

ということで個人的には圧倒的に新スパイダーマンが好きです!!




「アナと雪の女王」


監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
声の出演:イディナ・メンゼル、クリステン・ベル、ジョシュ・ギャッド、ジョナサン・グロフ、サンティノ・フォンタナ、他
(日本語吹き替え)松たか子、神田沙也加、ピエール瀧、原慎一郎、津田英佑、他

<あらすじ>
エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国をなんとかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。

<感想&考察>
劇場には2回足を運び、ブルーレイブルーレイも発売日に買ってもう何回も観ているくらいお気に入りの作品なのですが、正直最初に観たときは、ハードルを上げすぎていたせいもあって「まぁまぁじゃん?」程度の評価でした。

やっぱりストーリーの流れがいまいちだなぁと思うんです。ラストがあまりにも駆け足すぎて丁寧さに欠けるというか…。これがなんでもないどこぞのアニメ会社が作ったのなら「よくできてるわー」ってなるんでしょうが、なんせ天下のディズニーミッキーなので、たとえ子供向けだとしてももう少し脚本練って欲しかったなぁというのが勝手な願望ですw
オチはあれで良いと思うので、そこに至るまでの経緯をもう少しスローペースで描いても良かったのでは…?

と文句はここまで。笑
歌とキャラクターとオチはとにかく緻密に作ってあるなぁと素直に感心しました。
オチに関してはまだ見てない方のために一応言わないでおこうと思うので(笑)
歌とキャラに関して個人的に「なるほどなー」と思った点について。

①♪れりごー♪よりよくできてる?
♪雪だるまつくろう♪と♪生まれてはじめて♪

アナ雪♪れりごー♪のイメージが定着していますが、私は♪雪だるまつくろう♪♪生まれてはじめて♪はすごくよくできた曲だと思っています。

まずは♪雪だるまつくろう♪から。
あの可愛らしいピアノイントロが流れるだけで涙腺が崩壊するのは私だけでしょうか…w
部屋から一向に出ようとしない姉に向けた、アナの純粋な呼びかけを見るたびに泣いてます(´;ω;`)
結局冒頭で流れるこの一連のアナの呼びかけに、エルサは全く応えようとしません。
しかしラスト、すべてが解決しアナエルサが楽しそうにスケートをしているお城を遠くから映した瞬間に、ファンファーレのようなかたちで♪雪だるまつくろう♪が流れるんです。
そこで冒頭のこの曲を思い出して、アナの呼びかけにエルサがやっと応えられたんだなぁなんて思って、私はまた泣くんですよ…(´;ω;`)(´;ω;`)楽曲の使い方うますぎます…


↑このシーンのアナが可愛すぎる。


♪生まれて初めて♪は初めて外の世界に触れられる嬉しさをアナが歌い、エルサは途中合いの手のように全く反対の不安を歌います。エルサが歌う場面は少ないですが、同じ言葉を発しても、アナが歌うかエルサが歌うかで全く別の意味を持ってしまうのがすごいです。


↑楽しそうな妹と不安だらけの姉。


さらに物語中盤、エルサ♪れりごー♪して作った氷の城に閉じこもっているのを、アナが何とかして出そうとするときに、♪生まれてはじめて(リプライズ)♪という形で歌われます。

*この「リプライズ」は、ディズニー映画を観てるとわりとよく出てくるのですが、全く同じメロディーに別の歌詞をのせて歌われる曲のことです。
例えば「美女と野獣」の冒頭で歌われる「朝の風景」や、「リトル・マーメイド」のアリエルが歌う「パート・オブ・ユア・ワールド」にはリプライズがあります。

で、このリプライズ版の♪生まれてはじめて♪で、アナは「エルサが何を恐れているのか初めて理解した。自分ならそばにいてあげられるから」と訴えかけますが、エルサアナを傷つけたくないがために延々と妹を拒絶し続けます。お互いを想う気持ちがすれ違いまくり、さらに曲の最後で感情が最高潮に達した時、エルサが再びアナを傷つけてしまうという最悪の結果になってしまいます。
あれほど楽しそうな曲が、ここまで表情を変えて流れるのもすごいよなぁと感心しました。


↑♪ひどーいわかなしーいー♪



②オラフ=エルサの本心オラフ
これ結構言われているような気がするのですが、一見ただの面白キャラなオラフオラフが実はエルサの「本当の気持ち」なのでは?と考えるとなかなか面白いです。

オラフが劇中初登場するのは冒頭、幼いアナエルサが遊んでいるときに2人が雪だるまを作って遊んでいるのですが、その雪だるまの名前が「オラフ」で、エルサが声色を変えてオラフの役をやっていました。
その後、♪れりごー♪のシーンで「過去は過去!もう振り返らない!!」と力強く歌うエルサですが、この時オラフを作っています。アナとの楽しい思い出までは「過去」とひとくくりにして捨てることができなかったのでしょうか…

さらにオラフが発するセリフにも「これって実はエルサが思ってることだよなー」と感じるものがいくつかありました。

まずは「I like worm hug!(ハグ大好き!)」
エルサは力の暴走を恐れて、アナはおろか両親にすら触れることをやめてしまいます。両親が船旅に出る前に、アナは両親と思いっきりハグしていますが、エルサは軽く会釈するのみ。
けれど本当は彼女だって大好きな人たちと思いっきり抱き合いたいのではないでしょうか。そんなエルサの想いを反映して、オラフは「ハグが大好き」な設定なのかなーと。

↑「ちっちゃいユニコーンの角みたいだぁ」

「I've always loved the idea of summer, and sun, and all things hot...(夏や太陽やあったかいものに憧れる)」というセリフもありました。エルサはあんな魔力さえ持っていなければ、アナや両親と共に日の当たる場所で暮らしたかったでしょう。エルサが外の世界を知らずに生きていること=オラフが夏の世界を知らずにその世界に憧れていることにつながる気がします。

↑♪それがぼくのっ憧れるっなーつーさぁぁぁ♪

またオラフはなぜか最初からアナのことが大好きです。大して一緒の時間を過ごしたわけでもないのに、彼女のピンチには必ず駆けつけ助けようとします。たとえ自分が溶けて無くなってしまうかもしれなくても。


↑「アナのためなら溶けてもいいよ」なんて泣かせますよね…


お気楽キャラに見えるオラフオラフですが、実はエルサの本心を表す重要キャラだったりする…のかも?

以上勝手な歌&キャラ考察でしたw


るろ剣観て「たけるさんすげー」ってなり
龍馬伝見直して「たけるさんすげええ!」ってなり
仮面ライダー電王観て「たけるさんすげーーーっ!」ってなり

2ヶ月前くらいに発見したこの動画で

THRILL

「たけるさんんんんんんっっっ!?!?!?!?」

って驚きすぎてアゴはずれかけました。笑
(動画は記事内で見れるようにしたかったけどできなかった…)


この動画は2012年に行われた「ハンサムライブ」というイベント?ライブ?の中でのステージ。
そういえばいつだったか、ましゃがラジオだかライブのMCで「事務所の後輩が隣の会場でライブやってる」とか言ってたような…とぼんやり思い出しましたが、そうかあれに出ていたのですね!!(今さら)

しかし動画見ていただければ分かるんですが、ジャ●ーズ顔負け…いや本家も真っ青のアイドルっぷり…あまりのキメキメオーラキラキラに初めて観たときはすげー爆笑しましたごめんなさい。(人って予想の斜めをいく出来事に遭遇すると爆笑するってホントだと思います)

動画見れない人のためにちょっとだけキャプチャ画像貼っときます。動画のキャプチャ苦手なのでろくな画像ないですけどねw


↑貫禄たっぷりに登場~。



↑たけるさんはセンターです。



↑サビ前キメポーズの準備中です。ワイルドに決めるぜっ。(って思ってるとか思ってないとか)


↑手袋がDAIGOさんみたい。うぃっしゅ!



そういえば電王でもめっちゃ歌ってたりしてましたが、あれはキャラクターソングだしなぁ…あ、ブレイクダンスも電王で披露してましたね。

私の中ではたけるさん=役者だし、そのせいか「アイドル」なんて最も遠い位置にあると勝手に思っていたんですがねー。歌って踊れるとかポテンシャル高すぎやしないですか。踊りはともかく生歌に関してはノーコメントですがw本職じゃないから別にいいと思います(゚∀゚)

この「THRILL」って曲自体も超かっこよくて、歌詞はまぁ「君のこと連れ去っちゃうぞ(はーと)」みたいなベタベタな感じなのですがwメロディーが超好みなので通勤中よく聴いてます。(CD音源も探せばつべに漂っておりますぞ…)

これ以外にも歌ったり踊ったりしているのですが、オススメは…

ポリリズムなたけるさん
↑可愛すぎて目の前に三途の川見えた問題動画。たけるさんはのっち役(だと信じている)

ふーゆーがーはーじまるよ♪
↑曲がたけるさんの声にあっているのか、やたら上手い。

えーけーびーのヘビーローテーションを、それこそ本家も真っ青の可愛さで歌い踊ってる動画もあったのですが、どこいったかな…。

2つ目の動画はAAA(Act Against Aids)のイベントの模様が朝の番組で流れたものっぽいのですが、この時ましゃやぱふゅーむも一緒に出ていたとか…なんだそれ行きたかったよう(´;ω;`)あ、でも2012年ってアメリカ滞在中じゃないか…

あと「ハンサムライブ」の動画を探せば多分三浦春馬さんや神木隆之介くんが歌ったり踊ったりしてる動画にもたどり着くと思います。
はるまさんの歌の上手さにまたびっくりでした(´⊙ω⊙`)さっきのAAAの動画でも確か歌ってるはずです。

噂によればたけるさん、ましゃの「最愛」も歌ったことあるそうですが、ましゃファンとしては見る目が厳しくなっちゃいそうなので見なくていいかもしれんw

そんなこんなでたけるさんにどっぷりハマってます報告でした( ´_ゝ`)


「それでも夜は明ける」


監督:スティーブ・マックィーン
出演:キウィテル・イジョフォー、ルピタ・ニョンゴ、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ブラッド・ピット、他

<あらすじ>
1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク、家族と一緒に幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモンは、ある日突然拉致され、奴隷として南部の綿花農園に売られてしまう。
狂信的な選民主義者エップスら白人たちの非道な仕打ちに虐げられながらも、彼は地震の尊厳を守り続ける。
やがて12年の歳月が流れ、ソロモンは奴隷制撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会い…。

<感想>
こういう映画って結構ドラマチックになったり、「泣かせよう」としてるなーというシーンがあったりすると思っていたのですが、この作品に関しては全くそういうシーンがなく、むしろどんな場面でも淡々と描かれていて、ある種の「冷たさ」を感じました。この冷たさはおそらく、この時代を流れていたものと同じなのでしょう。

この映画を観て個人的に感じたのは、一番恐ろしいのは「奴隷制」という制度そのものではなく、その制度に従って生きている人間なのだということです。ここでいう人間は白人も黒人も問わずみんなという意味です。

恐らくこの映画を観た人のほぼ全員が印象に残ったシーンとしてあげるであろう「主人公が首吊り寸前で放置されるシーン」。
ある白人の怒りを買ったがために、主人公ソロモンは木の枝に首から吊るされ、ギリギリ足が届くか届かないかの位置で放っておかれます。
死ぬまいと必死になってあがくソロモンの後ろで、いつもどおりの日常を送っているのは、ソロモンと同じ立場の奴隷たちでした。大人も子供もみんな「見て見ぬふり」をするんです。人間の行為の中でおそらく最も恐ろしいのが「存在する人間を集団でいないように扱うこと」なのではないでしょうか。このシーンは本当にぞっとしました。

このように、私たちが見れば「こんなのおかしいじゃないか」と思うようなシーンが結構あるのですが、それは「平和な時代で生きているから言えること」であって、もしこの映画の時代に生まれていたら、白人であれ黒人であれこういう風に生きていたんだろうなぁと思って、やるせない気持ちでいっぱいになりました。

ちなみに今現在も世界中に「奴隷」と呼ばれる人は無数にいます。
未来が真っ暗なまま、「それでも夜は明けて」しまい、また奴隷としての一日を過ごしている人がたくさんいるのでしょう…



「マイティ・ソー ダークワールド」


監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ナタリー・ポートマン、カット・デニングス、アンソニー・ホプキンス、他

<あらすじ>
アベンジャーズの一員として、ソーがNYで激闘を繰り広げてから1年。
ロンドンで謎の重力異常が起き、その調査を天才物理学者のジェーンが行うことに。
しかしその過程で地球の存亡を左右するダークエルフのパワーを宿してしまう。
愛する彼女を救うべく、ソーは彼女を連れて神々の世界アスガルドへと向かうが、それが家族や故郷にも危機をもたらしてしまう。
窮地に陥った彼は、血の繋がらない弟ロキに助けを求める。

<感想>
1作目もそうでしたが、このシリーズ、「マイティ・ソー」という題名のわりにソーの弟ロキがいないと話が進みません。ということで今回もロキありきで話が展開していきますw

1作目も「アベンジャーズ」も悪役がロキでしたが、今作では新たにダークエルフという、名前からして悪そうなやつらが登場します。


しかしこの悪役、いまいち魅力がないのが欠点です。
それなりに強いのは分かるんですが、ソーロキの小芝居に騙されちゃったりして知力の面で強そうというわけでもないし、かと言って戦闘力が高そうにも見えないという中途半端な奴らでした。
しかも前半エルフ語しか喋んないのに、後半ではソーと英語でべらべら話すのでそのへんもなんだかなー。まぁそんなこと言ったら「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフたちも英語べらっべらですがw

この作品、個人的には結構好きでブルーレイブルーレイも買ったくらいなんですが、何回も観ているうちに、面白いと思えるシーンのほとんどがソーロキが一緒にいるシーンだと分かってしまって、制作陣もかなりロキのキャラクターに頼ってしまっている感じを受けました。

まだまだこの先ロキは登場しそうなのですが、思いがけない人気を得てしまったがために、制作サイドとしては消すわけにもいかないし、かといって活躍させすぎてマンネリ感も出したくないしと使いづらいキャラクターになっていそうな気がします…ロキをあれほど魅力的に演じてしまったトムヒはある意味罪な男だわ…(´・ω・`)

↑見た目微妙だけど動いたり喋ったりすると可愛いロキちゃん。

クライマックスではソーがしっかり「俺が主役だ!!」といわんばかりの活躍を見せてくれるのである意味安心できますw雷神VS宇宙人なのでもちろん物理なんて無視無視。笑
「ありえねー!」コトがじゃんじゃん起こりまくる、コミック原作ものならではの戦いはかなり楽しめます♪

続編もあるそうですが、どうなることやら~(´∀`)



「ファイアbyルブタン」


監督:ブリュノ・コラン
出演:クリスチャン・ルブタン

<あらすじ>
フランス・パリで世界中のセレブや文化人を魅了してきたヌードショー、クレイジーホース。
そして同じようにセレブを中心に世界の女性たちをとりこにする高級シューズブランド、クリスチャン・ルブタン。
クレイジーホース・パリで上演された、演出担当をルブタン、音楽を「エレファントマン」「マルホランド・ドライヴ」などのデヴィッド・リンチが担当したショー「FIRE」をカメラが収めた。

<感想>
ショーのドキュメンタリー映画です。正直映画館で観る必要性はあまり感じなかったのですが、たっぷり異世界を堪能できるのは良かったです。

この映画を観るまでは一切知らなかったのですが、パリにクレイジーホースという有名なショーがあるそうで、そのショーとルブタンがコラボした演目が、ルブタン本人やダンサーたちの語りを混じえて1本のドキュメンタリーになっています。


クリスチャン・ルブタンさん。
あの靴裏の赤いハイヒール、めっちゃ憧れるなぁ…


ヌードショーなのでもちろんダンサーたち(みんな女性)はほぼ全裸。
しかしエロいというよりもとにかく「美しかった」です。彼女たちにとっての衣装は、「ダンサーとして鍛え抜かれた肉体」なのだなぁと感じました。
胸は結構大きさがまちまちだったのですが(←こらw)、みなさんお尻がひじょーーーーに美しくて…!!ウエストからお尻にかけての曲線はもはや芸術品のような美しさでしたkirakira*

またルブタンの語りもとても面白かったです。彼の目指す靴は「服を脱がせる靴」だそう。それとルブタンの靴は決して若い女の子のためのものではなく、「成熟した大人の女性のため」の靴だそうです。ダンサーの中には若い人もいましたが、年齢不詳な方も多くみんなルブタンの靴を履きこなしていましたクリスチャン・ルブタン

ショー自体も5分~10分くらいのショーをいくつもやってくれたので飽きずに世界観に没頭することができました。光の使い方が美しいショーや、イスを使った演出が素敵なショー、足だけを使ったショーなど工夫もたくさんあって、「いつか本場を見てみたいなぁ」という気にさせてくれます。

正直「面白い!」とはなりませんが、観てて楽しかったです♪






「マイティ・ソー」


監督:ケネス・ブラナー
出演:クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、他

<あらすじ>
神の世界では最強の戦士と言われていたものの、横暴で傲慢な性格が災いとなり、地球へ追放されてしまったソー。
神の世界での力を失ってしまったソーに凶悪な敵たちが次々と襲いかかり、ソーは地球でも戦いの日々を送ることに…。

<感想>
あらすじはいつもやふー映画から引っ張ってくるのですが
まぁこれほど的の外れたあらすじは生まれて初めて見ましたw
これあらすじ書かない方が良かったかな…

アメコミヒーローの1人、ソーを主人公にした映画第1弾です。最強の戦士とか書いてありますが、日本でいうところの「雷神いなずま」で、ハンマー片手に赤いマントをヒラヒラさせながらときどき雷出したりして戦います(説明が雑)

ソーさん。
この服だと分かんないけど超マッチョまっちょだし、なのに笑うと可愛いというギャップ萌えにはたまらんキャラクターだったり。

で、どんなお話かというと、要するに宇宙規模の兄弟ゲンカです。
ふざけてません、本当ですw

ソーには見た目も中身も正反対な弟・ロキがいます。
ソーが「雷神」ならロキは「邪神」。いわゆる魔法使いで、いたずら好きでずる賢いやつです。(でもお兄ちゃんのことがほっとけないくらい大好きなんですよ。)

ロキ。黒髪で細面でひょろいのでソーと兄弟とは思えないですよねー。

ちなみに私がこの映画を観たきっかけはロキ役のトム・ヒドルストン(通称トムヒ)が観たかったからという安易なきっかけでしたw今度ブログでも紹介記事書こうと思います。


自由奔放で強くてまっすぐなソーと、あまり感情を表に出さず、自己主張の強い兄の横でオドオドしている弟ロキ
ある事件がきっかけでソーは地球に追放されてしまい、ロキはある秘密を知って兄にひどく恨みを抱くようになります。(この秘密が結構ひどいのです)
…というのが宇宙規模の兄弟ゲンカ勃発のきっかけとなります。

監督がケネス・ブラナーという、シェイクスピア劇なんかを手がける方らしいのですが、この「兄弟の不和」というシェイクスピアっぽいテーマを撮るのが非常にうまいんだなーと感じました。お兄ちゃんのソーの気持ちもわかるし、弟のロキにも同情してしまいます(´・ω・`)

とは言ってもやはりアメコミ原作なので気軽に観れます。
「アイアンマンアイアンマン「キャプテン・アメリカ」と違ってファンタジー色強めなのでちょっと手を出しにくいなぁと感じるかもしれませんが、出てくるキャラクターは神様なのにみーんな人間らしくて面白いですよ(*´∀`*)

ラストの兄弟取っ組み合いのケンカ(ただし雷とか魔法とか使うのでものっすごい大変なことになりますw)は、本人同士はいたって真面目にケンカしているのでしょうが、弟が2人いる私としてはなんだか微笑ましく観れてしまいましたw
ソーロキ、可愛くて大好きです(*´ω`*)



「ホビット 竜に奪われた王国」



監督:ピーター・ジャクソン
出演:イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、オーランド・ブルーム、エヴァンジェリン・リリー、ルーク・エヴァンス、ベネディクト・カンバーバッチ、他

<あらすじ>
ホビット族の青年・ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフや屈強なドワーフの一行と共に、たった一頭で一国を滅亡に導くと伝えられる邪悪な竜スマウグに奪われたドワーフの王国を奪取すべく旅に出る。
竜の潜む山を目指す道中、巨大なクモの大群や凶暴なオークたちが一行の行く手を阻むように次々と立ちはだかり…。

<感想>
「ロード・オブ・ザ・リング」の60年前を描いた「ホビット」シリーズ第2弾です。
1作目よりも様々な点でパワーアップアップしており、1部も個人的には好きですが、観ていて楽しめるのは2作目だと思います。


では一体どこがパワーアップアップしているのかというと…


①竜やばくね!?!?!?

物語の後半、タイトルにもなっている「竜」が姿を現します。こいつの名前は「スマウグ」と言って金銀財宝に目のない欲深~いドラゴンです。お宝の発掘が得意なドワーフたちの王国を60年ものっとったままなのです。


スマウグさん。

もちろんCGなのですが、これがなかなか上手くできているというか、よく神話とかに出てくるドラゴンをそっくりそのまま実写化したような感じで、質感とか歩き方とか羽ばたき方が「そうそう、ドラゴンってこんなだよねー」と言いたくなるような「ザ・ドラゴン龍」なのです(日本語が迷子)


さらにこのドラゴン、実は「中の人」が存在しており、「中の人」がドラゴンを実際に演じて、その動きを参考にCGで実体化させるという手法が取られています。それゆえ特に表情なんかは妙に人間くさかったり。


↑あーそびーましょー♪


ちなみに「中の人」はこちら。



ベネディクト・カンバーバッチです。
この人の日本での知名度がイマイチわかりません。ジョニー・デップほどではないような。

イギリスの超有名ドラマ「SHERLOCK」からファンになったのですが、「ホビットでベネさんが竜の役をやる」と聞いた私は

「ぴったりやん爆笑!!!!!!!!」


と当時大爆笑しましたw
顔が…ね、ほら爬虫類っぽいじゃないですか…(←失礼w)

演じているときはこんな感じで…




顔についてる白いポチポチは表情をコンピュータで読み取るためのものだそうです。
しかもこんな感じで延々1人芝居だなんてなかなかシュール。

そしてSHERLOCKファンとして嬉しいのが、「ホビット」の主役もまたSHERLOCKの役者さんであること。しかもベネさん演じるシャーロックの相棒・ジョンなのです。



マーティン・フリーマン
以前私のブログで1度紹介記事を書いているはずです。可愛いおっさんです。

マーティンもこれまた1人芝居。目の前にいるはずもない超巨大な竜を想像しながら、1人で逃げたり怯えたりしなきゃいけないなんて…しかし完成した本編を観ると、実際に竜と対峙しているように見えてしまうのがマーティンのすごいところです。


②あいつが帰ってきた!!

「ロード・オブ・ザ・リング」屈指の人気キャラ(多分)のあいつが「ホビット」にも登場します。



オーランド・ブルームが演じるエルフのレゴラスです。

実は「ホビット」の原作には登場していないのですが、まぁ登場させる余地もあるし人気キャラだしってことで2部と3部でかなり活躍します。
オーランド・ブルームは最初にレゴラスを演じてから10年は経っているそうですが、当時着ていた衣装は普通に着れたそうですし、本編の映像を見てもほとんど老いを感じなくてむしろ怖いです(´Д`)もちろん多少「修正」はされているのでしょうけれども。

個人的にレゴラス…というよりエルフがあまり好きになれないので、正直「うーん(。-_-。)」という感じなのですが、アクションシーンの見せ場はやはりレゴラスが一番かっこいいなあとも思うので、映画としては入れて正解だと思います。

ちなみに「ロード・オブ・ザ・リング」にも出てこないオリジナルキャラクターの女性エルフ・タウリエルも登場します。こちらのキャラにはかーなーり賛否両論巻き起こっているようですが、個人的には好きなキャラです。



↑いざとなれば巨大グモとも戦う男前エルフのタウリエルさん。


③ぬるぬる動く!新技術HFR(ハイフレームレート

まだ「ホビット」でしか使われたことがないと思うのですが、この映画はHFRという技術を取り入れております。(このHFR版を上映している映画館は数が限られているので、全部の映画館で観られるわけではありません。)
映画は通常1秒間に24コマ映しているのですが、「ホビット」シリーズでは通常の倍にあたる48コマ映しています。
(パラパラ漫画を想像していただくとわかりやすいかもしれません。1秒間に24枚の絵をパラパラめくるのと、1秒間に48枚の絵をパラパラめくるのでは、絵と絵の間隔が狭くなる後者の方がなめらかに見えますよね!)

ということで、HFR版を観ると気持ち悪いくらい人やモノが「ぬるぬる」動くんです。この「ぬるぬる」感は観たことある人にしか伝わらない気がしますが…w
個人的にはこの映画にこの映像技術は合っていない気がするんですよねー…動きがはっきり見えすぎてしまうため、CGで作られた怪物とかがテレビゲームっぽく見えてしまったり、この映画に必須の「ファンタジー感」がかなり薄まってしまうような。

ただこのなめらかな映像には本当にびっくりします。「映像革命」とはこういうことを言うのかと思えるくらい。


以上3点が1作目よりパワーアップした点ですかね(*´∀`*)
③に関しては多分1作目でもやっていたとは思うのですが、私が2作目で初めて体験したので書いてみました♪



「ウルフ・オブ・ウォールストリート」



監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、他

<あらすじ>
学歴も人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働き出したジョーダン・ベルフォート。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得る。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかしその先には思いがけない転落が待ち受けていた。


<感想>
179分という長尺、しかも1人の男が栄光をつかんで転がり落ちるという「よくあるハナシ」なのですが、ちっとも飽きずに見れました。

とにかく内容はひどいんです。笑
確かR18指定だったんですが、「そりゃそうだ」と納得してしまうほどの下ネタオンパレードww
とにかくディカプリオが、考えうる全ての汚い言葉を叫んでいるか、中指を立ててるか、コカ●ンを吸っているか、お尻丸出しで美女と(激しくw)イチャイチャしているかで179分が過ぎていきます…あまりにすさまじくて圧倒されます…w

ディカプリオは本当に熱演…というか、あそこまでいくと「狂演」の域ですね。ファンの人が生きて映画館から帰って来れたのかが心配です(´Д`)

そしてこのブッ飛んだ作品を撮ったのは当時70歳のマーティンス・スコセッシ監督。70歳でこれほどまでにパワフルな作品を作り上げるとは!かっこいいなーと思いました。下ネタ多すぎるけど!!!!!!!笑

ちなみにヒロインが超私好みで唯一の目の保養でしたw



↑マーゴット・ロビー
ブロンドヘアーで猫目でスタイル抜群というお人形のような女優さんです♪



「アメリカン・ハッスル」



監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、他

<あらすじ>
詐欺師アーヴィンとその相棒で愛人のシドニー。彼らはFBI捜査官リッチーに逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ちかけられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長に近づくが、二人の仲を嫉妬するアーヴィンの妻ロザリンがおとり捜査の邪魔をする。

<感想>
はっきり言ってつまらないです(´Д`)
俳優さんはみんな役作りから演技まで徹底して素晴らしかったのですが、それゆえに話のつまらなさが余計目立ってしまっていたような…。

盛り上がるかなー?くるかなー?っていう物語の中の小さな波は結構あったのですが、それが大波になって盛り上がることなく淡々と終わってしまって、かなり肩すかしを食らった気分になります。

しかし俳優陣は本当にすごかったです。迫力が画面越しにがしがし伝わってきました。
演技のぶつかり合いというかもはや相撲w
とりわけエイミー・アダムスジェニファー・ローレンスが良かったです。


エイミー・アダムス
「魔法にかけられて」のヒロインで一躍有名になり、その後は実力派女優の階段を着実に上がって行っております。




ジェニファー・ローレンス
日本ではあまりヒットしていない「ハンガー・ゲーム」の主人公で
有名。あとアカデミー賞授賞式でドレスの裾踏んづけてコケたことで有名かもw
飾り気のない性格で大好きです♡ちなみに私と同い年…!嘘だろ…!笑

男性陣も非常に頑張っておりましたが、全体的にはびみょーな出来だと思いました。
アカデミー賞のいろんな部門にノミネートされたものの(しかも確か数的には最多ノミネート)どの部門でも受賞できなかったのもなんだか納得です(;´д`)