*写真が多めなのと、若干厳しいことを書いておりますのでご注意くださいませ。
9月某日。
「アラジン」を見た2週間後、今度は「リトルマーメイド」を見に行ってまいりました!!
「リトルマーメイド」を見るのは実に3年ぶり。
どうやらブログに1回目の観劇レポを書いてなかったようなので、
全体的な感想を書こうかと
まずはお話を知らない方のために簡単なあらすじを…
(ミュージカル版の設定で書きます)
主人公は16才の人魚、アリエル
自分にはない足を持つ人間にあこがれており、フォークやらパイプやら人間の持ち物を拾ってはこっそり宝物にする毎日。
海の世界の王でありアリエルの父でもあるトリトンは、人間のことをよく思っておらず、思春期真っ盛りのアリエルとは衝突してばかり。
ある日、アリエルは人間の王子、エリックに一目ぼれ。
さらにエリック王子を乗せた船が嵐で難破し、アリエルは溺れる王子を助けます。
意識を失ったエリック王子にアリエルが持ち前の美声を生かして歌いかけると、エリック王子は目覚めます。
アリエルは間一髪、その姿を王子に見せずに隠れましたが、今度は王子の方がアリエルの声に一目ぼれ。アリエルの姿を見ていなかった王子はそれ以来、その声の持ち主を探すことになります。
(こうやって書いてると、エリック王子ロマンチストすぎやしませんか…ただの声フェチじゃん…)
一方アリエルは、トリトンの姉(つまりアリエルの叔母)である海の魔女アースラに誘惑され、自分の声と引き換えに人間になる道を選びます。
人間に変身し、3日以内に王子にキスされなければ、その後は人魚に戻り永遠にアースラの奴隷となる約束を交わします。
果たしてアリエルはエリック王子と結ばれることができるのか…??
というようなお話です。
小さい頃は夢中になって見ていましたが、大人になってから見ると、アリエルのわがままっぷりに少々辟易するというかなんというか。笑
ミュージカルでの見どころは、何といっても本当に海の中を泳いでいるようなアリエルのフライング。
役者さんを支えているのはわずか2本の細いワイヤーのみ。
あとは役者さん自身が腹筋と背筋を駆使して、まるで本当に海の中を漂っているかのように体を動かしていました。見てると水圧とかちゃんと感じられて、まるで大きな水槽をのぞいてるかのようでした。
さらに驚きなのは、アリエル役の方が宙ぶらりんの姿勢のまま、ものすごい声量でめっちゃ歌うこと。
1回目でアリエルを演じていた谷原志音さん、2回目でアリエルを演じていた三平果歩さん。
どちらも「そんな可愛い顔してどこからその声が!!?!?!?!?!?」というくらいの声量でした。もちろん歌の上手さも抜群でしたし。
アリエル役は演技、歌、可愛らしさに加えて体力が有り余ってる人しかできないなぁ…と思いました。
(あとあの逆立ったヘアスタイルが似合う人…あの摩訶不思議な髪型は、水中にいると髪の毛が浮遊する様子を表現してるようですが、とんがりコーンにしか見えません。笑)
ちなみに三平さんは「アラジン」のジャスミン役にも最近キャスティングされたようで!!
本当に可愛らしい役者さんだったので、ジャスミンとしてもぜひ見てみたいです
アリエルのフライング装置のためか、舞台のセットは全体的にさみしい感じで、そこがちょっとなぁ…と思ってしまいます。
♪アンダー・ザ・シー♪の場面では出演者勢揃いという感じでとても華やかになるのですが、それ以外のシーンはわりと舞台上があっさりしております。
また今まで見たディズニー×劇団四季の作品だと、個人的な好みとしては「リトルマーメイド」が一番下…かなと。
ちなみに「アラジン」が断トツで好きで、その次が「美女と野獣」と「ライオンキング」、その次が「リトルマーメイド」です。
「ノートルダムの鐘」もすでに見ましたが、あれは半分ディズニーではない感じなので別枠として考えてます
やっぱりお話がいまいちテーマに欠けるのと、もう少し舞台のセットをどうにかしてほしかった…。分かりやすいのとお姫様モノということで、お子様には一番おすすめしたい作品ではあります!!
「アラジン」もテーマはあまりありませんが、舞台装置がピカイチに素晴らしいので…!!
でも東京公演が4月で終わってしまうとのことで、見れなくなったらそれはそれで悲しいなとも思います
今年の1月に見納めてきましたので、その時のことはまた順番が来たら書きますね~