卵つなぎの代表格、ハンバーグ。
これが、外食するときの難関、お子様ランチに必ず出てきます。
おうちでは、簡単に卵なしにできるのになぁと、いつも思いながら作っています。
ハンバーグ(卵なし)
材料:
合いびき肉……300g
玉ねぎ……1個
バター……大さじ1くらい(10gくらい)
生パン粉……1カップ
牛乳……大さじ3
ナツメグ……少々
塩こしょう
水……50ml
顆粒スープ……小さじ1/2
ソース
赤ワイン……100ml
ケチャップ……大さじ1
ソース……大さじ1
作り方:
1.玉ねぎを粗みじん切りにする。
2.フライパンにバターを熱し、1の玉ねぎを入れて中火で透き通るまで炒め、お皿に移して冷やす。
3.生パン粉に牛乳を加え、しっとりと浸しておく。
4.ボウルに、合いびき肉を入れ、ナツメグを振り、3の生パン粉を加えて、手で粘りが出るまでよくこねる。
5.さらに冷ました2のたまねぎを加え、ねっとりとするまでよくよくこねる。3分くらいかなぁ。
6.軽く塩コショウを振り、ひとまぜしたら、俵型に形を整える。両手を水で濡らし、一掴みとったら、右手を上に、左手を下にして、右から左手へおとすように空気を抜きながら、形を整える。手を水で濡らすことで、手にべとべとつかなくなります。
7.フライパンに薄く油をしき、火をつける前に、6のハンバーグを並べて、火をつける。ひき肉は、フライパンが熱いとくっつくので、熱する前に並べて、強めの中火をつける。
8.片面に焼き色がつくと、フライパンからはがれるので、裏返し、固形スープを溶いた水を50ml加えて蓋をし、弱めの中火にして蒸し焼きにする。
スープにすると、肉汁が少々逃げても、焼いてる間にまた味がしみます。
9.お湯が蒸発し、竹串を刺したら透明の肉汁が出てきたら出来上がり。
真ん中あたりから、透明な汁が出てるの、わかるかな?焼けてる証拠。
10.ハンバーグを取り出したフライパンに、赤ワインを入れ、強火で煮立てて、とろりと煮詰める。そこに、ケチャップとソースを加え、強火で混ぜ合わせ、ぐつぐつと煮立ったら出来上がり。
赤ワインはなくても大丈夫。
さっぱりと、青紫蘇+ポン酢でも美味しい。
蒸し焼きにしているので、
ふっくらジューシー。
よくこねることで、粘りが出るから、うまみも出るし、
つなぎの必要なし。
パン粉は、
卵不使用の食パンを買ってきて、
ミキサーかフードプロセッサーでパン粉にしています。
牛乳に浸したパン粉が、ハンバーグをしっとりとさせてくれます。
ハンバーグと言えば、ファーストフードでは主役です。
マクドナルドのハッピーセット、実はすべて卵不使用。
もちろん、コンタミの可能性はありますが。
でも、バンズ、パテ、ソース、すべて卵なしなんです。
さらにポテトはもちろん、
チキンナゲットも!!
揚げ油を介してのアレルゲンにも過敏反応する場合は、
他のフライ(フィレオフィッシュなど)には卵が使用されているので、
難しいとは思いますが、
直接摂取のみ除去している場合は、
なんと、ハッピーセットが食べられます。
ついでに言うと、100円のソフトクリームがアイスもコーンも卵不使用。
ジャンクフードなので、
体にいいか悪いかは、ちょっと置いといて、
アレルギーのある子どもにとって、
お店で、普通にお友達みんなと仲良く同じものを食べる楽しさは、
どんな美味しいモノにも代えられません。
体にいいモノばかり選ぶのも大事かもしれないけど、
それが我慢させていることもたくさんあります。
添加物だらけですが、
美味しく食べる、みんなと食べる食事の時間が、楽しいからこそ、
アレルギーを克服していく力の一つになると思っています。