フランスでの世界選手権、羽生くんは怪我のためその場にはいなかった。
競技に参加していない選手のことを考えても仕方がないけれど。
羽生くんがいるのといないのとでは大会の雰囲気からして大違いだと感じるのは私だけでしょうか…
そこにいないのに、より一層存在感が増す選手なんて、この先私が生きている限り出てこないんじゃないだろうか…
出場した選手たちには申し訳ないが、そんな風に思ってしまった。
確実に羽生くんロス。
あの流れるような、指先から音が奏でられるような、完璧で美しい演技が見たい。
あのような大きな大会の、台の一番上で君が代を聞いて、くしゃくしゃの笑顔をはじけさせる羽生くんが見たい。
スーパーで見つけたチラシ。
羽生くんがお手々ハート作ってるのは珍しいと思ったので貼り付けちゃおう。
今大会、個人的に応援していたのは代打王・友野くんです。
ショートは圧巻の100点超え、3位!
ピンチヒッターのピンチヒッターであの点数はすごい!
ステップがレベル3だったみたいだけどほぼパーフェクト!
日本勢メダル独占が期待されたけど、いつもFSはミスが出るんだよな~…
案の定ステップアウトや転倒があって、点数伸びず。総合6位。
だけど最後のコレオは相変わらず素晴らしかった!
エキシビション、出られるかな?
サラリーマンのフランス出張、期待しています!
来季以降はぜひ自分の手で代表をつかみ取って欲しい!
FSのノーミスを期待します!
しかし…
今大会、点数の出し方が怪しすぎる。
女子も男子も点数爆盛りすぎる。
いつものことですけどね。
特定選手には爆盛り、その他選手には厳しすぎ。
4回転両足着氷やプレローテーション見逃し、コンボジャンプのラストが1回転という、パーフェクトには程遠い演技に310点超えの世界歴代3位のスコアとは、いったいどんな点数の付け方したらそうなるんでしょう。
女子は、巾があってパワーがあってスケーティングが伸びてパーフェクトなのもいいですが、タラソワさんが言っていたように20年前、とまではいかなくても10年前のスケートだと私も思う。
スポーツなのだから攻めないと上には行けないのに、高難度技を入れたら総崩れなので安全策で今できる技をきわめるのみで、格上の選手たちがドーピングだの侵略だの怪我だのわたわたしてる間にちゃっかりメダリストになるという。
運も実力のうちではあるけど運のいい選手だなと思う。
(この選手のことは別に嫌いじゃないんですが…
ソフトボールやゴルフ、水泳、サッカーなど他のスポーツ選手だったらもっと応援できるだろうに…
そっちの方がもっとトップ選手になれたのではと、いつも思います…)
順位には文句ないけど、スケート連盟はそんなに勝たせたい選手を、爆盛り点数で勝たせたいのでしょうか。
ミスしたらちゃんと減点し、素晴らしい演技をしたらしっかり評価するのは当たり前のことなのでは?
ミスしても爆盛り採点なんて、その選手のためにならない、失礼なのじゃないでしょうか。
羽生くんはいつも爆盛りの対極にいます。
シットスピンに入る直前にかがんだステップを入れたら、シットスピン途中で立ち上がったと0点にされる。
難しいステップからジャンプ跳んでも、プレロテありのチートジャンプする選手のジャンプとあまり変わらない点数。
4回転アクセル挑戦宣言したら、4回転アクセルの基礎点を爆下げ。
同じ日本人なのに、国際大会の日本人ジャッジは出来栄え点を1点とか0点にする。
近い将来、採点にAIを導入するとか言ってるけど、いつになるやら。
それでも技のつなぎとか出来栄えとか音楽の解釈とか芸術的な面は人の目によるものだろうから、あまり意味ないかも。
相撲みたいに四方から見て、ぶっつけ本番1回だけの演技じゃなく例えば2分のプログラムを2回実施して良い点を採用するとか、もうちょっといい審議方法はないものかしらね。
日本が生んだフィギュアの申し子をもっと大事にしないと、彼がいなくなったら誰もフィギュアの競技大会なんて見なくなりますよ?