TODAY'S
 
「美しく生きる人」一日24時間の時間割

著者;浅野裕子

出版;三笠書房



他の人よりほんの少し、1日を丁寧に生きる… 


美しい人は、常に努力をしています。疲れた時のだらしなさもありません.それは、自然ではなく、努力と意識なのです。ふとした瞬間をも丁寧に生きており、その積み重ねが「自信」になることを美しい人は知っています。常に見られていると言う緊張感をなくしてしまったら、美しさは徐々に失われていきます。たとえたった一人で部屋でお茶を飲む時でさえ、凛とした佇まいが必要なのです。決して楽な生き方ではないかもしれません。けれども「美しい」装飾された人工物では表すことのできない、雰囲気美人こそ、輝かしいものです。数多くある浅野裕子さんの書籍の中で、この本がわたしにとってバイブル的な一冊で、車の中と自宅とそれぞれ一冊ずつあり自分を疎かにしそうになった時に気になるページを読むようにしています。丁寧に生きるとは、こう言うことなのだと思います。



 【概要】

人生がうまくいくひとは、他の人よりほんの少し1日を丁寧に生きている。いつもうまくいく女性は、「朝」を大切にする。「ひとり時間」ここで甘やかさない。手を抜かない。仕事は気持ちよく締めくくる。全てはちょっとした心がけ。でも効果抜群。心から楽しみながら続けられることばかり。背筋をピンと伸ばして歩く。身の回りの清潔を保つ。1日の終わりには、自分を愛おしむ。そんな一瞬一瞬の重ねが、「あなただけの輝き」を作ります。


 【印象に残った言葉】

まず、自分自身が美しく生きることを意識すること。自分を慈しむこと。毎日を丁寧に暮らすこと。「本物の幸せ」は、その余裕から生まれるのです。