【マガンバ(ナシフグ)】

Takifugu vermicularis


●形態・特徴:

ショウサイフグによく似るが、ナシフグには胸びれの上の方に菊の花のような暗色の斑紋があることから区別できる。砂底に生息しており、エビ・カニ類、二枚貝、クモヒトデ類などを食べる。4〜6月が産卵期で、沿岸の河口付近で卵を産み、その卵は130時間ほどで孵化する。産卵を終えた親魚はやや深めの沖合いに戻っていく。卵巣や内臓・皮は強い毒をもち、肉もやや弱めの毒をもつことがあるが、ほとんど無害と考えてよい程度のものである。肉質はよく、干物にしたり、フグ料理に用いられる。12〜1月に漁獲量が多い。


●分布:瀬戸内海〜九州西岸、東シナ海、黄海


●生息環境:---


⇒どんなお魚?

【マガレイ】

Pleuronectes herzensteini


●形態・特徴:

口は小さく、左右不相称で、眼がない側の方がよく発達している。体のうろこは小さく、眼がある側はざらざらしている。体は青みを帯びた黒褐色を呈し、濃淡のまだら模様がある。眼がない側では体は白く、後半部の背・腹の両縁は幅広く黄色を帯びる。沿岸の砂底にすんで、海底の小動物を食べる。産卵期は春である。


●分布:日本海全沿岸、瀬戸内海以北の太平洋岸、千島列島南部、東シナ海中部


●生息環境:---


⇒どんなお魚?

【トラザメ】

Scyliorhinus torazame (Tanaka, 1908)


●形態・特徴:

雄は全長41~48cmで成熟、雌は39cm以上で成熟する。全長8cmほどで孵化し、最大で48cmになる。暗色の地色に6~9本の濃い暗色横帯が並び、より大きな個体では不規則な暗色および明色の斑点が散在する。第一背鰭は腹鰭の直上より後ろに位置する。鼻口溝を欠き、鼻弁は小さく、口まで達しない。唇褶は下顎にのみある。


●分布:日本では北海道~九州の太平洋岸、能登半島以南の日本海沿岸および沖縄から知られ、国外では韓国沿岸、渤海、黄海から台湾南部にかけての北西太平洋に分布する。フィリピンにも分布しているようだ。


●生息環境:大陸棚上や、岸近くから少なくとも水深320mの海底に生息する。


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