ノンムスリムがモスクを見学する際、いくつかの重要な注意点があります。これらの注意点を守ることで、モスク訪問が文化的に敬意のある体験になります。

1. 服装

  • 女性: 頭をスカーフやショールで覆うことが求められる場合があります。長袖のトップスと足首まで覆うスカートやズボンを着用し、体のラインが出にくい服を選ぶとよいでしょう。
  • 男性: 肌の露出が少ない、ひざ上のショートパンツではなく長ズボンを着用し、袖があるシャツを着ることが推奨されます。

2. 靴の脱着

  • モスクに入る前に靴を脱ぐのが一般的です。入り口付近に靴を置くスペースが設けられている場合が多いので、そこで靴を脱ぎましょう。

3. 静かに行動する

  • モスクは礼拝の場であり、訪問者は静かに行動することが求められます。大声で話したり、走り回ったりすることは避けましょう。

4. 礼拝の妨害を避ける

  • 礼拝が行われている際には、礼拝者の近くでの写真撮影や通路を横切ることは避け、礼拝の流れに干渉しないようにしましょう。

5. 写真撮影の配慮

  • モスク内での写真撮影は許可されている場合がありますが、撮影する前にモスクのガイドやスタッフに確認するのが良いでしょう。特に礼拝中の撮影には注意が必要です。

6. ガイドや案内を利用する

  • 多くのモスクでは見学用のガイドツアーが提供されています。案内役に従うことで、モスクの歴史や建築、宗教的な意味について学びながら、礼儀正しく見学することができます。

7. 礼拝時間の配慮

  • モスクの礼拝時間帯(サラート)は特に注意が必要です。礼拝中に訪問するとモスクが一時的に閉鎖されている場合があるため、事前に訪問可能な時間を確認しておくことが望ましいです。