http://ync-kawagoe.com/course/wayhome_english/
しばらくぶりに
英会話講座のことを
ブログに書きます!
上のリンク先をご覧頂くと嬉しいのですが、
現在第1第3日曜日15時15分から
社会人向けに英会話を教えています🎵
長らく受講して頂いている
受講生の一部に文法力が必要なことから
先日から下記テキストを使い、
文法のレッスンを取り入れています。
先日は、To 不定詞をとりあげました。
次回は「If」を指導します!
1.if ~プレッシャーをかける~
「if」を用いて、〔会話の相手に圧力を掛ける〕という。
「if」を用いた問いかけは必然的に、相手に選択(2択)を迫ることになるので、
そこから、「圧力」を掛ける文章を作ることができます。
Ifのイメージ「2択」
【Jasmine】Sales are down, what should I do?
【 Chris 】 Excuse me.
【Jasmine】 Oh, hello.
【 Chris 】How much is that car over there?
【Jasmine】 Oh, you can have it for $20,000.
【 Chris 】That's too expensive.
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
【Jasmine】Well, I'm afraid that's the best we can do.
【 Chris 】I see.
例文を見てください。
例)ディーラーに車を見に来たお客さんが値段交渉してるシーンでのif
[客]If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
もし→もっといい値段にしてくれないなら、ほかを見るよ。
(ということは、裏を返せば・・・)
もし→もっといい値段にしてくれたら、ここで買うよ(ということですね)
選択(2択)を迫っておる(圧力を掛けている)訳です。
*ちなみに“I don't know if he will come.”のifも
2択(彼が来るのか来ないのか、どっちなのか?)を示唆しております。
[ifの基本イメージは2択]
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
安くしてくれないなら、他を見ないといけないね。
【副詞用法】もし~ならば
【名詞用法】~かどうか
I don't know if he will come.
彼は来るかどうか、分かりません。
彼が『来る』のか?『来ない』のかの『2択』
if を使った交渉テクニック!!(圧力調整)
相手に与える圧力を自在に調整するテクニック
***** インタビューコーナー ***************
1.If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
2.If you can't give me a better price, I look elsewhere.
1.こちらは、よく使う
2.ちょっと変!うんざりしたり怒ったりイラついているときになら使うかも
特定の場合にしか使わない。何かに対し怒っている
何時間も時間交渉しているのに、相手が全然負けてくれなくていらいらしているとき??
「負けないなら他を探すぜ!」(強烈な文??)
ifの文は「結び」を変えると圧力が調整できる
1. I'll look elsewhere. ・・・ will(予測)~そうすることになるでしょうね。
2. I look elsewhere. ・・・ 現在形(事実を表す強い言葉)
現在形を使うと圧力が強まる
現在形を使うのは例は…
「法則」を表す。
If you dip litmus paper in acid, it turns red.
リトマス詞をつければ、赤くなる。事実として赤くなる。
「法則」以外…では
If you don't pay the ransom, your wife dies.
もし身代金を払わなかったら、お前の妻は死ぬぞ!
非常に弱い圧力 ⇒ 離れている
I'm afraid I'll have to look elsewhere.
他を探さなくちゃならなくなるかなぁ~。
主観を交えて圧力を弱める
他には…
I think I'll look elsewhere.
I guess I'll look elsewhere.
*** MISSON: *************
If you are late again, ( ).
ロールプレイの役に合わせて圧力調整してこの文を結べ!
******************************
そして。
その迫り具合(圧力調整)は文中の動詞の時制や
I think・・・など主観をまじえることによって行います。
①「強い圧力」を示したいとき・・・動詞の原型を用いる。
理由)動詞の原型は「疑う余地の無い、事実を述べるときに使うもの」だから。
たとえば
(リトマス紙を酸につけると、赤くなる)
If you dip litmus paper in acid, it turns red.
↑これは事実。
(身代金を払わなければ、お前の妻は死ぬ)
If you don't pay ransom,your wife dies.
↑疑う余地無く、殺されることを示唆。
なので、もし最初の例文を原型をつかって言うと
(もしもっといい値段にしてくれないなら、ほかを見る!)
If you can't give me a better price, I look elsewhere.
↑疑う余地無く他店へ行く
値段交渉がうまく行かないときに怒りや苛立ちを込めて
「まけるのか、まけないのか、どっちなんだ!」
と強く相手に迫ることになります。
②「標準的な圧力」を示したいとき・・・willを持ちいる
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
理由)willは「予測を表す」から。
上の文にwillを使った場合↓
If you don't pay ransom,your wife will die.なら
(身代金を払わなければ、お前の妻は死ぬだろう・・・)と、
未来の予測を示すことになり語気が弱まります。
③「弱い、遠慮がちな圧力」を示したいとき・・・・主観を交える。
理由)主観を交えることによって、「事実」から遠ざかる効果がある。
たとえば、I am afraid I'll have to ~(~しなくてはいけないかも・・・)を使って
If you can't give me a better price,I am afraid I'll have to look elsewhere.
ほかにI think I'll have to~やI guess I'll have to~を使います。
=総まとめ=
ifは相手に選択を迫る言葉。
ifを使って、交渉術を身につけよう。
「強く相手に圧力を掛けたい」とき・・・・If~,+動詞の原型
If you can't give me a better price, I look elsewhere
「標準的に尋ねる姿勢」のとき・・・If~,+will
If you can't give me a better price, I'll look elsewhere.
「遠慮がちに尋ねる姿勢」のとき・・・If~,+主観を交える言葉
If you can't give me a better price,I am afraid I'll have to look elsewhere.
if の基本イメージ『2択』
if は2択ゾーンを開く言葉
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