最近よく聞く伊岡瞬さんの作品。


一言でいうと長年の復讐を遂げる作品。


1人の女性を中心にストーリーは展開していく。

そして、その女性は、見事に警察の目をすり抜けていく。




女性が抱える恨みは、どうしようもないほど強く、復讐心を駆り立てられるのも仕方ない、と思う反面、1人の人もここまで追い詰めてしまうほどの集団心理の怖さを感じる作品だった。


復讐を終えたからこそ、主人公の女性がこれ以上犯罪を犯す可能性が低いだろうから、このまま逃げても問題ないかとも思うのだが、犯罪に手を染めてしまうと、日常生活を送ることは可能なのだろうか。


ストーリーは、続編を期待させて終わる。

小説だから、オチを期待してしまうのだが、実生活は小説のようにはいかない。

人々の人生は続いていく。

だから、人の恨みや復讐心が芽生えるのかもしれない。


私は日々、周りの人を妬んだり恨んだりしてしまう。

人への妬みや恨みが抱かず済む方法はないのだろうか。