30年前の猟奇殺人事件。

遺書を遺して自殺した男性が犯人と思われていたのだが、死亡時間から計算すると、男性が亡くなった後に殺人事件が行われたため、実際に犯行を犯すのは難しい。

誰が犯人なのかわからないまま30年が経過した。


猟奇殺人の概要や、関係図を理解するのにかなり難しく、途中で何度も眠たくなり、また読み直すを繰り返した。


どこかで読んだことのある話のような気がしたのだが、若い頃に観た『金田一少年の事件簿』に似たような話があったことを思いだした。

そうなると、もう話に集中できず、似ている内容を探したり・・・


昔の私なら、もっとワクワクしながら読み進めていたのかもしれない。







真犯人は、最期には自殺をするのだが、その犯人が死のうとしていることを知った探偵が言った言葉。



「人間1人何十年も生きてきて、その全てを消しさろうと決心したんだ。あらゆる、それこそ数えきれないほどの事情がある」


生きることが死ぬより辛いこともあるかもしれない。

それでも自殺を擁護する事はできない。


こういったミステリー、特に昭和のミステリーは犯人が自殺するパターンが多いような気がするのは気のせいだろうか。