楽しみと不安。

言い表せない感情でごちゃごちゃになったまま観戦した、日本対コスタリカ戦。

決して関係者ではないのだが、ドイツに勝った日本に、絶対に勝ってほしいという思いは強かった。

 

残念な結果になったが、サッカー解説者の松木安太郎氏のコメントが前向きで素晴らしい。

「ドイツに負けてコスタリカに勝ったとしても同じ結果だと思えばいい。次ですよ、次。」

 

こういう前向きな考え方に変換できる人がいると、テレビ鑑賞をしていても気持ちがいい。

やはりマイナスの発言は、人の心も傷つかせる。

こういう言葉の使い方は参考にしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年、2014年、2018年のワールドカップで3度ともキャプテンを務めた、長谷部誠選手の本。

話題になった本だが、出版から11年も経過していることに驚く。

この本が世に出た時、彼はまだ27歳である。

若い頃から自分の心と向き合ってきたからだろうか。

穏やかな表情の顔は、今も昔と変わらない。

 

 

 

参考になることも多く、いくつか書き留めておきたい。

 

 

『一日一回、深呼吸をして、必ず心を鎮める時間を作りなさい』

 

京セラの創業者、稲盛和夫さんの著書の中で、長谷部さんが出会った言葉。

 

心を鎮める30分間を実践することは、必要な時間であり、翌日には平常心で部屋を出ていくことができたそうだ。

 

長友選手も寝る前に瞑想をする、と聞いたことがある。

瞑想は、ザワザワした心を整えるためには大事な時間なのだろう。

 

 

試合までの準備期間の方法として、

1.試合の2~3日前からだんだんと気持ちを高めていくタイプ。

  試合のいろいろな状況を想像して、イメージトレーニングを重ねていく。

2.試合直前までなるべくいつもと変わらない心理状態を保っておき、試合当日にスイッチをいれるタイプ。

 

長谷部さんは元々は1のタイプだったが、経験から2のタイプかもしれない、と考えるようになったそうだ。

 

これはスポーツ選手に限らず、日常の場面でも当てはまりそうだ。

大事な場面というのは、日常の中にもある。

 

私はどちらかというと、2のタイプだったが、今は1のタイプだと思う。

 

出会いや別れ、経験など、人を取り巻く周囲は常に変化している。

変化は周囲だけでなく、中心となっている人も変化していく。

こうして立ち止まり、自分のタイプを振り返ることも大切なのかもしれない。

 

 

長谷部さんは、心のを落ち着かせる方法として部屋の整理整頓や、読書をあげている。

読んだ本の中にある気になったフレーズを抜き出し、書き留める「読書ノート」を作成している。

この「読書ノート」で心の点検をすることも、彼の日課の一つだそうだ。

 

 

本の中には、自分の心が揺さぶられるような言葉が多くある。

私も、本を読むと色々な考えや感想をもったり、気に入ったフレーズなどが出てくるのに、時間の経過と共に忘れてしまう。

なんとなくもったいない気がして、こうしてブログで読書記録を始めた。

 

まだブログを読み返すことはしていない。

時間が経って読み返すと、また新しい発見があるのかもしれない。

 

 

長谷部誠選手が所属しているフランクフルトのチームと、浦和レッズが対戦した試合中継を観ていた時、

「彼は人格者だからね~」

と言っているのを聞いた。

 

いつも心を整えておくことは並大抵のことではない。

彼なりの方法で心を整え、いつもフラットの状態にしていることが、『人格者』と呼ばれる所以なのかもしれない。

 

心がざわついたまま、テレビの前に座っていたが、次回12月2日のスペイン戦。

朝は早いが、私も心を整えてから観戦したい。