【私、ねぶそく】社畜。家事育児全般苦手。
【夫】アラフィフ。激務のため平日はほぼ顔を合わせない。プチモラハラ。
【小2息子】行きしぶり。学校嫌い。繊細。神経質。ゲーム、You Tube命。
息子の習い事について書いた記事をアメトピに掲載していただきました。
ありがとうございます
さて、小2息子が全然やる気がない「ピアノ」についてです。
17時40分に児童センターにお迎え
↓
そのままピアノ教室へ向かう
というバタバタが相まって、本格的にピアノが嫌になってしまった息子。
10月は泣いて嫌がり2週連続で休んでしまいました。
心配した先生が電話をくれたので、どうしてもピアノに気持ちが向かないことを伝えました。
すると先生
「来週は絶対連れてきてください。」
「来てさえくれれば私が絶対なんとかします!」
その後、息子に電話を代わり直接話してもらいました。
「別にイヤじゃないけど…」とか言ってたな。
そんなこんなで迎えたピアノレッスンの日。
途中、おやつを買いにコンビニに寄りましたが「何も食べたくない」と言う息子。
嫌な予感
教室の駐車場に着くと「行きたくない」と泣き出す。
「この前先生と電話で話したとき、自分で“がんばる”って言ったんだよね?」
「勇気がなくて嫌だって言えない」
「どうして行きたくないの?」
「(先生に)怒られるから」
「先生はプロだからピアノを聞けば練習したかどうか分かるよ。1週間全然練習してないって分かればそりゃ怒るよ」
「いぎだぐないー!!(行きたくない)」
2歳児のイヤイヤ期のような癇癪です。
心の声↓
こんなに嫌がるなら続けるのはもう無理だ。
やる気が無いのにダラダラ続けるなんて一生懸命教えてくれる先生に失礼だし。
今日限りでやめるって先生に伝えよう。
…そう決意した時です。
「お腹空いた!!」
レッスンまであと3分と時間が無い中、ぶちギレて空腹を訴えています。
忙しい奴だな。
「もう時間だから、“ピアノやめる”って先生に言いに行こう。
そしたら車に戻っておやつ食べよう。」
車を降り、一緒に教室に向かうと先生が外で待っていてくれました。
息子の泣き顔を見て察した先生。
「息子くんどうしたー?とりあえず寒いからみんなで中に入って話そー!」
「……ピアノ……もう……いやだ…」
「先生聞いてよー!ピアノどうしてもイヤで、もうやめたいんだってー!」
先生からすればきっとこんなことは日常茶飯事。
・来たくなかったのに教室まで来たこと。
・ちゃんと自分で嫌だと言えたこと。
などを褒めてくれ、
「せっかく来たから出席カードにシール貼っていこうか」
「ピアノ弾かなくてもいいけど、学校のことは教えてよ。
息子くん、2週連続休んだから“遠足の話”途中までしか聞いてないよ」
…と、少しずつ息子の心をほぐしたあと
「今日はどうする?ピアノ弾いていく?」
自然な誘導
「うん。ちょっとだけ弾く。」
さすが先生
それ以来、「ママもどうぞー!」と招き入れてくれるので私も毎週息子のレッスンに同席しています。
「先生、親が居たらやりづらいでしょ?ごめんねー」
「息子くんママだったら全然大丈夫!」
…と、ありがたいお言葉をいただいたので、教室の端っこで気配を消して見ています
ちなみに我が家はそれまでピアノとは無縁の家庭でした。
息子が幼稚園の頃に先生と出会い、
「息子くん、リズム感が良いのでピアノやらせてみませんか?」と先生の方から誘っていただきました。
ピアノを全く弾けない私が息子のレッスンを見ていると、思っていたより何十倍も大変そう!
驚きとともに息子を見直しました!
今までちょっとピアノに関して放っておきすぎたかもという反省も
まず私は楽譜の意味がさっぱり分からない。
その意味が分からない楽譜から得た情報を瞬時に指に連動させるって、脳もフル回転よね。
ボケ防止に良さそうなので私も習いたいなぁ
そして息子がつまずくと、息子が答えを見つけるまでじっと待つ先生。
どんなに沈黙が続いても、待っていれば息子なりの答えを出す。
私の子育てには「待つ」が圧倒的に足りていないことに気付かされました。
すぐ口出しちゃうもん
レッスン中に先生が息子を諭す言葉も私に言われているような気がして、自分を改めなきゃ…と思ったり。
(嫌なことから逃げても、嫌なことが無くなるわけじゃない…的な。)
以前は息子のレッスン中にウォーキングをしたり自由に過ごしていた私。
レッスンに立ち会い出した最初の頃は、
「自由時間が無くなる~」なんて思っていましたが、今では大好きな時間になりました
来年度はおそらくピアノを辞めてしまうので、なんだか寂しいです
12月の発表会まで1ヶ月切り、
今はミスだらけで不安しか無いですが、悔いの無いように家でのレッスンもちゃんと付き合うようにしようと思います