【ねぶそく】私。正社員。家事育児苦手。
両親共アルツハイマー型認知症。
【夫】アラフィフ。激務のため平日はほぼ顔を合わせない。プチモラハラ。
【小4息子】行きしぶり。学校嫌い。繊細。神経質。ひとりっこ。ゲームYouTube命。
母が糞尿まみれで倒れていた話①
実質の余命宣告④
下血で運ばれ、外科医より、
「段々と衰弱して行き、そのまま息を引き取ることになると思います。」
…と、余命宣告を受けた母。
救急搬送から2週間ほど経ったとある日の早朝。
病院から着信がありました。
容態悪化!?
とうとう最期の時が来てしまった!?
最悪の事態を想像し、心臓バクバクしながら電話に出ると、主治医からでした。
「朝早くからすみませんねぇ。」
先生の口調にちょっと拍子抜け。
「お母さんなんですが、体内に残っていた便をほぼ体外に出すことが出来て、全身の炎症もだいぶ治まってきました。
今の状態なら人工肛門の手術が出来ますが、どうしますか?」
なんと!!!
余命宣告された母は、驚異の生命力で危機を脱したのでした!!!
もちろん、「お願いします!」と即答し、
翌日、主治医・麻酔科医からの説明を聞きに行きました。
手術の予定時間は3時間ですが…
主治医 : 「全身麻酔により、認知症が一気に悪化します。予定時間は3時間ですが、2時間半…いや、もっと、出来るだけ早く終わらせなければいけません。」
麻酔科医 : 「手術後は、スパルタでお昼寝させないようにしたり、昼間は無理矢理起こしておかないと、昼夜逆転になるなど、今後の生活に大きく影響が残ります。」
主治医も麻酔科医も、手術そのものより、術後の認知症悪化を懸念している感じでした。
この時の私にはイマイチ理解出来ず、手術が出来るくらい回復したんだから、良かったじゃないのと思っていました。
手術は2日後。
当日は兄と父が立ち会うことになりました。
すみません、長いので続きます。