かなり長文&特殊すぎる家族の話なので、興味のない方はスルーしてください🙇‍♀️


今までにもチラッと書いてきましたが、我が家(実家)は超問題過多家族真顔真顔真顔



実父→アスペルガー

自分が法律、自分が全て。意にそぐわないことは認めない、排除する。違法も暴力もなんのその。


実母→カサンドラ症候群。うつ病。

無意識のうちに実父の支配下にあったため、実父の虐待も正しい行為と思い込んでいた。実母本人は優しかったが、実父を恐れていたため完全なる味方ではなく、実父を怒らせないでと言われていた。数年前に実父の実態に気が付いてからは攻撃的な性格に変貌。

※ちなみに先日の実母とのいざこざはまだ解決しておりませんアセアセ


そして今回、春休みのベトナム旅行記を語る際に切り離せないのが弟の話電球


弟→重度知的障害

知的障害と一口に言っても色々で、恐らく一般的なイメージとはかけ離れている。

四六時中喋り続け、返答に困る話だけをする。

ex.取れないのに免許を取りたい。薬の都合で飲めないのにお酒を飲みたい。無理なのに◯◯で働きたい。危ないことがしたい等々

知能は4歳レベルと言われていて、意味をしっかり分かっていて話している訳ではなく、出来ない、危険なことなどを言うことによって注目を集めたいというのが始まりだった気がする。

ただ言葉を垂れ流しているだけなら心を無にして受け流せるが、ちゃんと返答しないとキレて暴れるので聞いている方の頭がおかしくなりそうになる。

静かなのは寝ている時と食べているときだけなのだけど、あんまり寝ないし食べるのは速すぎて(大食いの早食いで、その手の選手権に出られるのではと思う程真顔休まる時がほとんどない。


↓やり取りの一例としてはこんな感じ、、、

お父さんお酒飲みたい

おばあちゃんお酒は薬飲んでるからダメって言われてなかった?

お父さんあ、そうだった。でも飲みたいんだよ!!

おばあちゃんそう、飲みたいんだね。

お父さん何で飲めないんだよ!

おばあちゃん体に良くないからだよ?

お父さん体に悪いのか。じゃあやめる。俺だって飲みたいんだよ!

おばあちゃん病気になったらもうご飯食べたり遊んだり出来ないんだよ?

お父さん良くない。やめとく。ごめんね。ごめんね、飲みたいなんて言って。

おばあちゃん大丈夫だよ。

お父さんでもさー、飲みたいんだよ。

おばあちゃんじゃあ飲めるかどうか今度お医者さんに聞いてみようか?

お父さんうん。俺飲みたいんだよ!!!買ってくる!!(飛び出そうとする)

おばあちゃんノンアルコールビールはどう?

お父さんいいねぇ。それにしよう!でもお酒が飲みたいんだよ!!!

おばあちゃんじゃあちょっと飲んでみようか?

お父さん良くない!!!俺は怒ってるんだよ!!死んでやる!!(飛び出す)


みたいな。(警察沙汰もしばしば)

とにかく着地点のない話の堂々巡り。

ずっと相手をしてほしいけど、結局何を言っても思い通りにはならないし、本当はダメということは分かってるから"良いよ"と言っても適当なこと言うなとキレる。

そしてめちゃくちゃ声が大きい(調整出来ない)ので周りに迷惑で外ではとにかく気を使うし、声が大きいことを注意しても効果がないどころかキレてしまうので針の筵。。。

常に弟の機嫌を伺い、地雷を踏まないように細心の注意を払う必要があるのです。


今回、そんな弟と実母、わたし、ぷっちゃんの4人でベトナム旅に行くことになりました気づき


この組み合わせでの旅は初めてだったものの、トラブルメーカーの実父がいるよりはマシかなと。


今までこのメンバー+実父で旅行をすることは何度もあったのだけど、それはもう本当トラブルしかなく、、、


済州→早朝便だったため、成田へ向かう道中の車内で朝食。ブリックパックの腹を弟が持ってしまい、ストローからジュースが噴出。あと先考えずに実父が怒った結果弟がキレて大暴れ。もう本当旅行行けずに引き返すかと思った、、、(何とか行けた)


ベトナム→国際線と国内線のターミナル間の移動は徒歩で出来るのに、実父がシャトルバスでないと移動できないと言い張って勝手に謎のバンに乗車。1人US$10を要求される。結局お金を持っていなかったため解放されたのだけど、実父のせいでいきなりトラブル凝視

乗り継ぎのベトナム国内線で弟が大声で騒いでいたのに、隣の実父は全く相手をせずに知らん顔。周りの乗客に睨まれて離れた席(しか取れなかった)のわたしたちは生きた心地がしなかった、、、

更に後日、わたしと実母がタクシーの支払いをしている時にさっさと降りてホテルに入って行った実父の後をぷっちゃんが追っていたのに、全くぷっちゃんを気にかけなかった結果エントランスの回転ドアにぷっちゃんの足が挟まり、救急病院に行く騒動に。

↑この時にもう二度と実父と海外に行かないと誓い、以後本当に行っていない


ぷっちゃんが生まれる前からもとにかくトラブルばっかりで、、、


イタリア→実父が警察だと偽った集団に囲まれ、パスポートを取られそうになる(実母が偽警官と気付き事なきを得る)

スイス→実父がホテルの鍵を無くしたと大騒ぎ。無施錠の部屋に泥棒が入ったら一大事と、エレベーターのないホテル内を重いスーツケースを持って家族で右往左往。結局実父のポケットに鍵が入っていたという顛末凝視

タイ→実父にホテル予約を任せたら、ボロボロでお風呂の囲いすらなく(≠オシャレ)、蚊が何十匹?何百匹?も室内を飛び回るとんでもない激安ホテルを予約されて散々な目に。このホテルにあと3泊予定だったところ、無理すぎてこのホテル予約を捨て、現地からわたしが五つ星ホテルを予約し直す。

セブ→1人で帰れるはずのない弟をビーチから部屋に1人で帰し行方不明に。最終的には見つかったものの、おかげで数時間色んな人を巻き込んで大騒動に。

ハワイ→路線バスでチャイナタウンに連れて行かれ、薬中の人や汚物垂れ流しの浮浪者があちこちに寝ているみたいなとんでもない治安の道を歩かされて生きた心地がしなかった、、、何でリゾートでこんな思いをしなければならないのかと怒り心頭。

マレーシア→町で何も考えずに弟にジュースを買い与えた結果氷に当たって、以降の予定が全て飛んで一家総出の看病&洗濯に、、、ネガティブ


これは本当一例で、旅行に限らず日常生活でもとにかく軽率で百害あって一利なしみたいな人間なので、一緒に海外なんてもう考えられず、実父を除いたメンバーで行くことになったのでした。

(弟が暴れたりするのは大体実父の対応が悪かった場合が多い)


このメンバーの場合、旅行の計画や行動の全てを担うのはわたしになるため、旅のアレコレとぷっちゃんの世話でいっぱいいっぱいで弟に気を配れる自信がなく、それによって弟が不機嫌になって暴れたりするのではないかと不安しかなかったのだけど、実母が自分が弟に集中するから大丈夫と言い張り決行されたのでした。(今は普段離れて暮らしているので、楽しい思いをさせてあげたいという母心)

↑正直言うと、実母が途中で弟の相手に疲れてきて適当になって弟が不穏な感じになるのは容易に想像できていたのだけどね、、、


そんなこんなで色々大変過ぎた旅の旅行記が始まります〜泣き笑い泣き笑い泣き笑い


つづく飛行機