今日は秋田県湯沢市の湯沢市役所にて開催されたオールジャンル同人誌即売会イベント「湯沢創作祭 Vol.1」に出展してきました。

このイベントは、湯沢市の地元の高校生が主催する同人誌即売会兼街コスイベントです。まず地元の高校生達がこの手の即売会と更に街中の商店街・施設を会場に街コスを運営するというのが凄いし、それに市役所が会場を貸すというのも凄い。文字通り産官学連携イベントというやつです。

ちなみに私が通っていた高校がこの湯沢市にあるのでむちゃくちゃ土地勘があるんですが、湯沢駅に降り立ったのは高校生以来約20年ぶりでした。その湯沢駅から会場までの街並みがなかなに味わい深いことになっていました。


まずは駅前の街の中心地。


祭の跡。私の出身高校は地元で小役人養成所と揶揄されるブラック体質極まりない進学校なのですが、総理大臣を輩出したのでもう大役人養成所と言ってもいいでしょう。地元には高校時代に同級生だったという調子をこいたジジイもたくさんいて、「勉強もスポーツも普通でいるかかいないか分からない人だったが川魚の掴み取りは誰よりも上手かった」と語っていました。なので「官房長官海に落下」でバズった時はつい「海魚も掴み取りしたのか」と想像してしまいました。


↑これの時


写真館が飯屋も始めていた。


名店街……


高校の頃にここでプラモを買った。


本当にここが湯沢駅前のメインストリートのアーケード商店街なんですよ(しかも日曜日の日中)。もうやってる店を探すこと自体が難しい。



趣のある店もあるにはあるんですが。


湯沢城があった山。とはいえ当時から城ではなく、その麓にあった屋敷が居住・執務エリアだったそうですが。今は領主だった佐竹南家の屋敷跡は湯沢市役所になっています。


ここがイベントの会場の湯沢市役所。駅からひたすら真っ直ぐ歩いて10分という分かりやすさ。

考えてみれば自治体の役所は駐車場完備だし即売会の会場にぴったりの規模の会議室は絶対にあるしイベントをやるにはバッチリですよね。他の街の役所も貸してくれたらいいのに。湯沢市役所は日曜日にわざわざ開けて貸してくれるんだから本当に太っ腹です。



湯沢市役所は私が高校生の頃から建て直されており、自販機完備の広い憩いのスペースも各階に設けられ、本当にイベント会場として快適な場所になっていました。


こちらが今回の私のスペースの様子。今あるアクセサリー&生活雑貨の作品を全部持っていきました。




ありがたいことに開場直後から大忙しでスペースの写真を撮る暇もないくらいで、上の写真も昼頃になってやっと一息ついた時に撮ったものです。イベントの動員自体も非常に多く大賑わいでした。出展サークル・一般参加者いずれも秋田県南だけでなく秋田市や県北、岩手県や山形県の隣接地域からも来ており、正式開催1回目で、しかも高校生主催でそれとは相当なレベルのイベントではとつくづく感心しました。


そして終了間際のスペースの様子。


あまりに予想外に作品が旅立っていき、現時点であるアクセサリー&生活雑貨の作品の在庫はここに写っているものが全てとなりました。いつもイベントでは全在庫を出せず、売れた側から随時出していたのですが、もう仙台や東京のイベント並みに売れたもんだから在庫ストックがなくなりました。まさか秋田県でここまで売れるとは。これから次の物販系イベントまでに新たに作品を増やさなければ。



イベント終了は16:00でしたが、それから片付け→会場の湯沢市役所から駅まで徒歩約10分→16:41発の奥羽本線に乗らないと新幹線乗り継ぎできないというタイトなスケジュールだったので、これまた一息つけたのが電車に乗った後。我ながら間に合ったのが奇跡です。


それにしても高校生主催なのが信じられないくらいもの凄くしっかりしたイベントでした。もしまた次回も開催されるとしたらぜひまた出展させていただきたいです。次は家族や親戚にももっと事前に情報を伝えて来てもらえるようにするので。