岩手県一関市千厩町にある国登録有形文化財の「千厩酒のくら交流施設」にて開催されたオールジャンル同人誌即売会「まやけっと3」に出展してきました。今回で3年目、3回目の出展になります。


各駅の普通列車のダイヤが変わり、昨年までは普通列車のみで朝一番に千厩駅に到着できたのですが、今回よりそれが不可能になり行きだけ仙台〜一関まで新幹線を利用しました。しかし8時台に千厩駅到着は変わりません(※サークル受付は10時)。



プロール、千厩駅に大きなピカチュウがいるね。

このピカチュウを見るのも3回目です。








しかし千厩町はレトロ建築の宝庫なので、それらをじっくり見ながら歩いているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。



ねこ


ロボ


プロール、仏教伝来どころか神道も成立する前の古代に流れ着いた巨石の「夫婦石」だって。




古代東北の巨石・巨木信仰の名残りで、後付けで神社やら地蔵やらが建立されたというもの。超近隣に民家が密集しているので今はがっつりコンクリで補強してますね。




夫婦岩の上に展望台っぽい広場が設られていましたが、至るところに岩が顔を出しており、おそらくこの岡自体が巨石群でできているのでは。



こちらも国登録有形文化財の「せんまや街角資料館」。旧葉煙草専売所の事務所だったマジもんのレトロ木造洋館です。中には岩手県の煙草栽培や地域の歴史・民俗関連した文物が多数展示されており、「まやけっと」出展で千厩町に来る時はいつもここを見学しています。というか「酒のくら交流施設」のすぐ近所で9時からオープンしているのでとても便利。異なる国登録有形文化財が隣り合っていると見学のはしごができます。






そしてこちらが「千厩酒のくら交流施設」。今日は暑くもなく寒くもなく日差しも強くなく爽やかで絶好の行楽日和。新緑の庭が実に美しいです。そして池の鯉が巨大でした。





施設内にある馬事資料館。千厩は馬の産地で千の馬屋があるほどだったためこの地名になったそうで、源義経の愛馬の出身地とのこと。ここでも南相馬みたいに馬のイベントがあればいいのに。





イベント出展時の風景はこんな感じ。今回はミニチュアフード作品での出展でした。これらのミニチュアフードはもともとトランスフォーマーの玩具の撮影用に作ったものだったので、ぬいぐるみや玩具、フィギュアと一緒に飾ることを想定したディスプレイにしました。


こちらはイベントのマスコットキャラ「まやけっとちゃん」のイラストコンテスト。賞品に主催チームの方が作った米なんかもあり、実にご当地感がありました。





イベント終了後に「千厩酒のくら交流施設」の見学可能部分を見てきました。昨年と一昨年は千厩夜市の会場にもなっており、母屋の座敷はe-スポーツ体験会エリアになってました。国の登録有形文化財の中でe-スポーツという贅沢よ。




他にも、イタリア製のタイルを玄関の叩き台全面に貼っていたり、階段は角部分を全て丸く削って生漆塗り仕上げていたりと、贅を尽くした施工であることが一目で分かります。




他にも、和風建築の母屋に西洋建築の別棟がくっついているのも面白いです。ここは今は売店とカフェになっていますが、天井で洋館の雰囲気が分かります。昔の金持ちは大きい母屋とは別に小さい洋館を建てて、実際はその洋館に住んでいたのだとか。宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の眞人の母の実家もそうでした。


もうこの会場に行けて、こうしてこの建物を見学できただけでイベント出展経費の元が取れたと出るたびに思います。しかし、敢えてイベント出展時ではなく普通に行って町歩きをしてみたくもあり。ひな祭りシーズンに商店街で昔の雛飾りを展示するイベントもやっているそうなので、その時にも行ってみようかなと思いました。都合よく仕事の休みが取れればよいのですが。