今日は仙台七夕の初日ということで、伊達政宗公の霊廟の瑞鳳殿へ行きました。ここは普段は16:30で閉まるのですが、仙台七夕の期間中は21:00までオープンし、かつ敷地内をライトアップ演出する催しが行われます。
ただいかんせん山の中にあるので行くのは結構大変です。バスを使ってもこの階段の前までだし、タクシーでも坂の途中までしか行けません。
しかし登り切るとこのような景色が。ちなみにチケット売り場兼売店もあり、流石にそこで小休憩し涼んでから参拝しました。
旧仙台藩エリアはどの神社仏閣に行っても龍神まみれですが、さすが独眼竜の霊廟なだけあってここも龍神モチーフだらけ。名称は瑞“鳳”殿ですが手水舎も瓦も龍神で門には青海波と名君の証の麒麟の彫刻とてんこ盛り。
そして瑞鳳殿そのものは原色バリバリの塗装に黒漆と金箔、半裸で楽器を演奏する天女が空を舞い鳳凰が飛ぶというド派手過ぎるデザイン。今の瑞鳳殿は仙台空襲で消失後に復元したものですが、江戸時代からこんな感じで派手だったそうです。胡粉で材のエッジを黒いラインで縁取り、次に白で塗り分け、そこを起点に徐々に薄い色から濃い色にグラデーションを付けて直線で塗っていくペイントスタイルは大崎八幡宮や御神船の鳳凰でも使われていますが、あくまでも全体のアクセントとしてなのに、ここまで広範囲にやる過剰装飾の美意識よ。
この瑞鳳殿だけでなくかつてあった仙台城も龍神の瓦に鯱鉾ではなく「龍鉾」だったそうで、火伏せの意味も勿論あったでしょうが、純粋に海に面していて川も多いという立地もあるんでしょう。
なお、政宗公以後の二代・三代目藩主の霊廟もあり、いずれも瑞鳳殿のデザインスタイルを踏襲していてみんな派手。ただ細かい彫刻がそれぞれ異なっています。
ちなみに仙台城跡がある青葉山からビームが出てました。街の中心部から仙台の数少ない観光スポットである瑞鳳殿や城跡のある山までの送客、集客が現在の仙台七夕の課題なのかもしれません。仙台は戊辰戦争と仙台空襲で歴史的建造物や遺物が軒並み消失しているから、実は観光スポットがそんなにないんですよね。




















