トラウマケアに携わり、自分を見失いそうなあなたへ | 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ(ACL)

アーツセラピーに関する情報をお届けします。

 

 

 

 

アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツセラピーの社会への普及をめざし

・必要とされる方たちへの提供

・セラピストの養成

・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ

・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ


などを提供していきます。

>>アーツ・コミュニケーション・ラボのWebページはこちら

 

 

 

 

 

アーツ・コミュニケーション・ラボの

北尾真理子です。
 

 

いつもブログをお読みくださり
どうもありがとうございます。

 

 

2025年も

もうあと4週間弱
となりましたね。

 

あなたは
どんな1年をお過ごしでしたか?

 

 

もしかしたら
誰かのケアに明け暮れて
 

 

ご自身のケアが
おざなりになっていた方も
おられるのではないでしょうか?
 

 

実は

過去の自分もそうでしたあせる

 


母の介護をしていた頃

心身の疲れを感じながらも  
 

自分のケアを後回しに

してしまっていたのです。  

 

だからこそ今

「支援する人自身のケア」

の大切さを

 

 

今日は

改めてお伝えしたいと思います!!


 

当法人では

音やアート、リズムが

トラウマの治療にどのように役立つのか?

 

 

 

なぜ、

多様なクライアントに

アプローチできるのか

 

 

ワークや

 

 

医学的な根拠

海外最先端の事例

 

 

表現アーツセラピスト

ミッチェル・コザック博士の

研究結果に基づく

事例などから学べる

 

 

 

表現アーツセラピーにおけるアチューンメント

オンライン講座を開講しております。

 

 

 

 

表現アーツセラピー教育の分野では
その規模や歴史と共に
世界最大級ともいえる

 

 

マサチューセッツ州

ケンブリッジにある

レスリー大学において

 

 

 

表現アーツセラピーの

前ディレクターであり

教授

 

 

医療カウンセラーの資格を有し

表現アーツセラピストとしても

認定されている

 

 

ミッチェル・コザック博士から

 

 

オンライン上で

直接学ぶことができる

体験貴重な講座です!!

講師のミッチェル・コザック博士

 

 

講座には通訳がつきますので

日本語で学ぶことができ

 

資料は全て翻訳付き!

 

翻訳付きの資料は

受講しないと手に入らないんです。

 




そして

 

 

この講座には

講座サポーターとして

 

 

トラウマ療法の専門家
表現アーツセラピスト
ジョーンズ・美香博士が

 

 

グループコンサルティングを

ご提供してくださいます

 

講座サポーターのジョーンズ・美香博士

 

 

 

 

 

表現アーツセラピーにおけるアチューンメント
オンライン講座は

 

 

 

アートセラピスト

ソーシャルワーカー

カウンセラー

 

 

教師・講師、介護士、

音楽療法士、臨床心理士など

対人援助職の方が
 
 


なぜ、音やアート、リズムが

トラウマの治療や

多様なクライアントに

効果があるのか?
 
 


表現アーツセラピーにおける

アチューンメントを

実体験、理論的に理解し
 

 

 

クライアントに提供できるように

なるための講座です!

 

 

 

 

先日、特別な
グループコンサルティングを
開催いたしました。


*受講生の皆様

 

 

子どもや
子育てをしている方を
対象とした

相談員として活動されている方


 

アートセラピストとして
長年に渡りトラウマの治療に
関わられて来られた方


今年6月から6ヵ月にわたり
開講された
 

 

「表現アーツセラピーにおける
アチューンメント」オンライン講座
第3期の開講前から
 

ミッチェル博士の学びを
継続して来られた


受講生の方々からのご質問に
対して

ミッチェル博士が講師として
アドバイスをくださる
という

大変貴重な機会でした。

 
 

参加された方からは


宝石赤アートだけを扱っていた時とは違い
表現アーツではモダリティー
を変えることによって

クライアントが出せなかった
表現を出せるようになることができる
ことを知っている

だからこそ
そのパワーを使うという勇気がまだでない




宝石赤日本では母子のアチューンメントが
昔と変わってきてるように感じている

日本の女性が働いていることや
スマートフォンの普及などもあるかもしれない

それを取り戻す方法はあるのでしょうか?



宝石赤自然災害などにあい
トラウマを抱えた方々の
ワークショップを行う上で

ミッチェル博士は
何を大切にして場に臨んだり

プログラムを組み立てているのでしょうか?




宝石赤トラウマを抱える
クライアントへのセッションで

リズムを用いるために

まず最初に
1つ動きながら使う楽器として
何を用いるのが良いのでしょうか?



宝石赤ミッチェル博士が
トラウマを抱える方を対象にした
ワークを実施したあとに

日常に戻って行かれる時に
どのようなことをされていますか?



など

この他にも多くのご質問がありました。


ミッチェル博士は

それぞれのご質問

すべてに対して
 

 

 

受講生のおかれている状況を
確認するための質問をされながら
丁寧に答えてくださいました。


なかでも私にとって
特に印象的だったのが
 

 

最後に書いた

 

 

宝石赤ミッチェル博士が
トラウマを抱える方を対象にした
ワークを実施したあとに

日常に戻って行かれる時に
どのようなことをされていますか?

 

という質疑応答でした。


 

様々な

トラウマを抱えておられる
クライアントの方々を対象に
ワークを提供される場合は



セラピストとして
その場におられる方々の状態に
アチューンメント(共鳴)することが
必要不可欠です。



ですが

その結果

 

クライアントのエネルギーを
たっぷりと吸収してしまい
 

 

 

そのエネルギーが時として
セラピスト自身のエネルギーを
上回ることもあります。



その時の
セラピストの心身の疲弊は
計り知れないほどのものです。



ミッチェル博士は
この質問に対して
 

 

まず

『私たちセラピスト自身が
 グラウンディングできている
ということが

他者に対して
支援の手を差し伸べる為に
まず最初に必要なことです』


と答えられました。


そして

『セラピスト自身が
支援のためのワークやセッションを

提供する前
提供した後に必ず

 


自分のグラウンディングのための
瞑想をする

あるいは

スーパービジョンを受けるなど
自分をケアするための
機会を持つことが必要です。

これはセラピストにとって
常に継続して行う必要が
あることです』


 

と続けられました。

 

また、最後に


『最も大切なことは

自分一人で抱え込まないで

 

周りの信頼できる

セラピスト仲間の人たちに

話すことです』

 

と博士はおっしゃいました。
 

 

セラピストに限らず

介護や支援を担う

立場の方にとっても

 

 

信頼できる仲間や身近な人に

話すことは大切だと感じます。
 

 

なぜ、今回、この質疑応答が
私にとって、特に印象的だったか
と言うと


ミッチェル博士は

 

セラピストにとって

 

「グラウンディングや瞑想

スーパービジョンなどを通じて

自分をケアする機会を

継続的に持つことが必要だ」

 

と強調されました。  
 

 

私自身はセラピストでは

ありませんが

 

 

介護の経験を通じて

「セルフケア」という形で

同じ大切さを実感したことが

あったからです。

 


それは

母一人子一人で

 

父亡き後
約8年間二人で暮らした
母の介護をしていた時のことです。


 

何をするにも

母のケアが最優先で

 

自分のケアがすっかり
おざなりになっていました。




心身ともに

とてつもない疲れを
感じる日々が続く中


たとえ短い時間でも
友人と食事に出かけ
周りの人に話を聴いてもらう


少しでも空き時間があれば
自分の身体を整えるために
マッサージに行く

 

 

というように


自分をケアする時間を
取り入れることで
身体も心も楽になり
母との接し方も変わってきました。


飛行機に乗った時
非常事態発生時の注意が
アナウンスされますが


その時に、必ず

「機内の気圧が下がった場合は
酸素マスクが落ちてきます。

その際は

 

まずご自身のマスクを装着してから
お子様や周囲の方をお手伝いください。」

 

と言われます。

 

つまり


まずは

自分が酸素マスクを装着して

安全を確保するからこそ

 

子どもや他者を

助けることができる

ということです

 

 

 

支援職の方々は特に
まずはクライアントのケアが
最優先で

 

ご自分のケアは
後回しということが多いのでは
ないでしょうか?


支援職につかれている方だけに
限らず

大人になるにつれて
 

 

家庭や職場で
誰かのケアをすることが
当たり前のようになってきますが


誰かのケアをする前に
ご自身をケアするための時間を
ぜひ持ってほしいと思います。

 

誰かを支えるためには

まず自分自身が

安定していることが欠かせません。

 

 

セルフケアはわがままではなく

他者をより良く支えるための

大切な準備です。

 

 

小さな一歩でも構いません。

 

 

その一歩は

セラピストや支援者だけでなく

 

誰かを支える

すべての人に必要な力になります。

 

 

 

日々の中でほんの少しでも

自分を整える時間を

持つことから始めてみてください。

 

 

来年は

ご自身のセルフケアを

優先する一歩を踏み出してみましょう。

 

 

 

その一歩が

あなた自身を守るだけでなく

大切な人を支える力にもつながりますクローバー

 

 

 

 

表現アーツセラピーにおけるアチューンメント
オンライン講座の

募集は終了いたしましたが

 

 

 

当法人では

世界最先端の
アーツセラピー関連の情報を

 

「アーツセラピーについて
 さらに知ってみたい!」


と思われている方々に発信し
普及啓発を続けることをお約束します。

 

メールマガジンへのご登録が
まだの方はこちらから

 

 

ACL通信では、アーツセラピーの情報をお届けしています。
・メールマガジンのご登録は無料です。
・メールマガジンの受信がご不要になった場合、
  いつでもご自身で解除が可能です。

 

メールマガジンへのご登録が
まだの方はこちらから



 

 

 ◆今後の開催スケジュールなど◆

虹表現アーツセラピーにおける
アチューンメント無料動画講座

ご登録はこちらから


虹対談ライブ「真理子の部屋」
カチンコYouTubeチャンネルにて真理子の部屋一部を配信中です。ご興味がありましたら、ぜひ、ご視聴ください。



美術教育に精通するアートセラピストの大久保シェリル先生と対談しました!

アートを使った探究に親しむ 伊東留美先生と対談しました!
「即興演奏・リズム」のチカラを使ってトラウマにアプローチする専門家 ミッチェル・コザック博士と対談!
「声・アート」のチカラを使う専門家 森すみれさんと対談!

 

宝石赤ヨガ・オブ・ボイスの創始者シルビア・ナカッチの著書
Free Your Voiceの翻訳「声を自由に」歌うことであなたの人生を豊かにする声のヨガ

ご購入はこちらから

 

 

一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボでは、 読者限定の最新情報や、 アートセラピー(アーツセラピー)に関するお役立ち情報をメールマガジンにてお送りさせていただい ております。 興味のある方は、こちらからお申し込みくださいませ!


 

  ※本記事は執筆時点の情報をもとにしています。最新の状況については、更新日をご確認いただくか、メールマガジンでお届けしている最新のご案内をご覧ください。