アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツセラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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アーツ・コミュニケーション・ラボ
理事長の北尾真理子です。
いつもブログをお読みくださり
どうもありがとうございます。
今日で、阪神淡路大震災から
30年経ちました。
思い返せば、30年前の今朝、
西宮市の自宅で一人寝ていた時に、
これまでに体験したことがない
大きな揺れと何か地響きのような
轟音が響いたのを
今でも鮮明に覚えています。
その後
今に至る30年の間には
日本各地で地震や津波、水害などの
自然災害が発生し
多くの被害がありました。
去年の元旦に発生した
石川県能登の地震被害の復興には
まだまだ時間がかかりそうです。
海外でも
ハリケーンや水害、地震などの
自然災害、戦争や内乱、
新年早々に発生し
今もまだ続く
ロサンゼルスの山火事
ニュースを見るたびに
悲しい気持ちが押し寄せてきて
心が痛みます。
こうした災害現場で
アートセラピーを提供された
という話は日本でも何度か
耳にした記憶はありますが
まだまだ一般的では
ないようですね。
自然災害のみならず
人は生きている以上は
さまざまなことが要因となって
大なり小なり
トラウマを体験します。
人によっては
長年、大きなトラウマを
かかえておられる方もいらっしゃいます。
日本では
まだあまり知られていませんが
欧米では、トラウマの治療に
表現アーツセラピーが
用いられることも多いようです。
欧米の医療機関では
トラウマの治療に
アーツセラピーを用いた場合に
保険が使える所もあるようです。
実際に
医療機関でも表現アーツセラピーを
提供されてきた経験をお持ちで
アメリカのレスリー大学で
表現アーツセラピーの教授を
しておられる
ミッチェル・コザック博士が
来日し
明日と明後日は、神戸で
2日間にわたり
「トラウマ回復のための
表現アーツセラピー」というテーマで
対面のセミナー&ワークショップを
提供してくださいます。
1日目は
「治療に用いるアチューンメント(共鳴)」
をテーマに
アーツを用いて
身体で感じる<共感>について
そして
2日目は
「リズミックアチューンメント」
をテーマに
個人や集団の
トラウマに働きかける
表現アーツセラピーの
アプローチについて
学んでいただきます。
ミッチェル博士は
長年にわたり
個人や集団のトラウマを
軽減させることを目的に、
アチューンメント(共鳴)の
研究を続けながら
さまざまな機会で
数々の表現アーツセラピーの
ワークを提供してこられました。
なぜ表現アーツセラピーが
トラウマを軽減させることができるのか
その背景にある
医学的根拠や理論についても
学べる貴重な機会となります。
沖縄・鹿児島・愛知・長野・東京など
ご遠方からも
多数ご参加くださいます。
また後日
セミナー&ワークショップの様子を
報告させていただきますね。
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と思われている方々に発信し
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