アーツ・コミュニケーション・ラボでは
アーツ表現セラピーの社会への普及をめざし
・必要とされる方たちへの提供
・セラピストの養成
・セラピストが活動しやすい環境の提供とスキルアップ
・海外のアーツセラピー情報やアーツセラピストを招いたワークショップ
などを提供していきます。
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当法人では
アート、ダンス、ドラマ、表現アート、音楽を用いた
アーツセラピストの先生方をお招きして
ワークショップや講座などを企画しています。
3月30日、31日は
ダンスセラピストの原キョウコさん
アーツ表現セラピストの森すみれさんお二人による
「シャーマン的 日常へ Vol.3」
東のシャーマン meets 西のシャーマンを開催します。
東のシャーマンが原キョウコさんです。
原キョウコさんのプロフィールを見ると
数多くのワークショップ、
講義実績を持たれていることがひと目でわかります。
前回は原キョウコさんが特に力を入れている
2つの分野についてお答えいただきました。
詳しくはこちらから
ダンスセラピーと言う専門的なお仕事を
なさっている原キョウコさん
あなたは、もしかしたら
ダンスセラピーってあまり聞いたことが
無いかもしれません。
そこで
こんな質問にお答えいただきましたので
ご紹介しますね^^
「なぜ、ダンスセラピーの世界に入るようになったのか?
原キョウコさんが
ダンスセラピーの世界に入るきっかけはどんなことでしょうか。 」

舞踏とインプロビゼーションダンスの稽古を続けていた時期に
ダンサーの岩下徹氏に出会い、岩下さんがセッションを行っていた
滋賀の湖南病院に見学に行ったこと。
それが精神科病院という「場」との初めての出会いであり、
精神科でセッションをしようと決意したきっかけでした。
また、実家が開業医をしていたのですが
病に対応する方法として、身体そのものにアプローチする視点が
西洋医学には非常に少ないと感じたことからです。
その後、臨床心理学を主とする勉強を始めた頃に
ある研究会でご一緒した方が精神科医で
そちらの大学病院でグループセッションを3年ほど担当させていただきました。
そこから23年、精神科臨床を続けています。
ダンサーの岩下徹さんは
舞踊家/即興ダンス、山海塾舞踏手。
詳しくはこちらから
岩下徹さんとの出会いから
精神科病院という「場」へ足を運ばれたキョウコさんですが
わたしたちは
ご家族や身近な人がお世話になっていない限り
精神科病院という場へ
なかなか足を運ぶことは無いかもしれません。
そこでキョウコさんの心を
動かす何かがあったのではないでしょうか。
日本では
ダンスセラピーを受けれる現場が少ないなか
23年も精神科臨床を続けている原キョウコさん。
そう言えば、ワークショップを体験した時
紙とペンを用意して
お一人お一人のカルテをとるように
きちんとヒアリングした上で
ワークショップを提供されていました。
この時の参加人数は30名以上
そんなたくさんの参加者がいるのにも関わらず
ひとりひとりと丁寧に関わっていくキョウコさんの姿がありました。
だたヒアリングするのではなく
参加者のみなさんの言葉の奥から出て来る
身体の声に耳を傾けながら聞いている
そんな姿が印象的でした。
原キョウコさんのワークショップは↓こちら↓で体験できます。
事務局:吉田