10月から森すみれ先生に拙宅までお越しいただき、 母と二人で
アーツセラピーのセッションを受けている。
既に10月からの内容はアップしているが、それぞれの効果について、
もう一度振り返ってみよう。
10月に行きたい景色を描くということで、母が奈良に行きたいと
いうことが判明。4ケ月は経過したものの、 無事に、2月7日に奈良に
行けた。おりしも、いっときではあるが雪が降るような寒い日ではあったが、
昔からの知人と何十年ぶりかに再会。 美味しいランチをいただきながら、
昔話に花を咲かせる。 その後、母、念願の鹿に触るという目的を果たす
ために奈良公園に向かい、寒空の下ではあったが、楽しいひとときを
過ごすことができた。
鹿せんべいを3束購入し、ひざの上に置いていたため、それを狙って、
あちこちからわんさかと鹿がやってきた。あっと言う間に5-6匹の鹿に
取り囲まれ、 嬉しい悲鳴をあげる母。その様子を面白がって撮影する
韓国人 観光客も出てくる始末。 雪がちらつく中、さすがに体が冷えて
きたので、3束の鹿せんべいをやり終えた後、近くの奈良ホテルの
ティーラウンジでお茶のひとときで暖を取る。奈良ホテルに来るのなんて、
何十年ぶりだろうか。とても静かで心癒されるひと時を満喫し、
一路帰宅の途に。
こうして、母が10月に描いた絵が現実となった。 11月には母のおなかの
ヘルニアの調子が良くなることを暗示する アーツセラピーを受けた。
その効果は、来月14日に腹腔鏡手術を受けることで、母の体に実際に
現れそうだ。
12月に、母へのクリスマスプレゼントとして描いた、母が猫を抱く姿の絵。
あの絵を描いて以来、今までは、めったに私たちに寄り付かなかった
黒猫が、母が食卓に座っていると、その足元に来て、母の足の間に
体をこすりつけながら何度も往復するように なってきた。
この様子だと、猫たちを抱ける日もそう遠くはない のでは、と思う。
また、その日に同時に、母へのプレゼントとして描いたお寿司の絵も、
既に効果があった。1月に歌舞伎鑑賞に行った帰りに大阪のとある
お寿司やさん に行き、美味しいお寿司を食べることで実現!
こんなふうに描いたことが次々と実現していくということが、まさに
アーツセラピーのスゴイ所なのだ。