あるクライアントさんから、嬉しいメッセージをいただきました。
この方は、独立起業してお仕事をやってらっしゃる方ですが、
今、新しいプロジェクトを始めていこうとされている、そんな状況でした。
最初は自分でも凄い!!って思いついたアイディアだったのですが
果たして、そんなこと自分がやっていいのだろうか、
上手くやれるのだろうかという心配で
不安の方が大きくなってしまっていました。
でも、絵にしてみて、自分が持っている不安より、
楽しみにしてくれている周囲の存在が
絵に現れていて、
そっか、自分がこれをやっても良いんだ~と
自信を持ってやれると、確信できました。
アーツ表現セラピーで描いてくださった絵からは、
その方のプロジェクトへの熱い思いがかんじられました。
ワークを進めていき、今の悩みを絵にしていただく、
という課題で描いていただいたときに
その方は無意識で描かれたのですが、
クライアントさんとの関係性がそのまま現れていました。
絵には潜在的にそうありたい事がはっきりと現れてきます。
自分では気がつきにくいのですが
セラピストのサポートで、
実はセラピストは絵だけ見ていてもそれが何を示しているのか
最初はわからないことが多いのです。
しかし、お話しをうかがいながら、
この絵のこの表現は、この方のこんなお気持ちの現れなんだな・・・、とか
こうやって、ブロックをしてらっしゃるんだなというのが、見えてきます。
絵で見えてきたことを、そのままフィードバックすると
今度は、クライアントさんご自身の方が、じつはよくわかっていることなので、
納得のいく気づきをされて、
今、自分に必要なメッセージを、ご自身で受けとられます。
これは、セラピストがクラアントさんにアドバイスするのではなく、
あくまで、クライアントさんの無意識(潜在意識)にある本質的なところからのメッセージが
意識(顕在意識)の方へと伝えられるのです。
お仕事をされている方は、それぞれに専門的なところで問題を抱えている場合が多いと思います。
そういった専門的な内容は、私はわかりません。
それは、むしろご自身がいちばんわかっていらっしゃる。
それを前提に、
「自分に今ある問題の解決法を、自分に聴いていくためのツール」
そのように考えていただいてもよいかと思います。
「答えはすべて自分の中にある」ってことですね。
アーツ表現セラピスト 森すみれ