ここ最近は天気も微妙。。
気持ちもそないにのってはいきませんね!
しかしながら我々みたいな現場作業やってる人間は出来るだけ気温は暑いより涼しい方がありがたいです。
さて、今回も当店のアメブロを拝見していただいた
お客様からお問い合わせをいただきトヨタ シエンタのCVTフルードの交換依頼をいただきました。

こちらが今回CVTフルード交換依頼をいただいたシエンタダイス。
お話を聞くと距離は10万キロ手前でCVTフルードの交換履歴は無いようです。
事前にコンタミチェックをして交換できそうではあったのでオプションのオイルパン脱着、清掃、洗浄、ストレーナー交換を行ってからCVTフルードを交換していきます。
まずはホコリ等がCVTなどに入らないように下回りを洗浄し、エアーで飛ばしていきます。

下回りは比較的綺麗ですね
こちらがCVTのオイルパン

まずはドレンを外してオイルパン内に入っている古いCVTフルードを抜きます
抜いたCVTフルードはこんな感じで汚れはありますが
まだかすかに赤色をおびております。

でも結構汚れてるなぁ〜
そしてオイルパンのボルトを外し、この様にしてオイルパンを外していきます
オイルパン外す際はかなりドキドキ!!
たまにシャワーを浴びたように頭からオイルを浴びる事があります!笑
比較的綺麗な方なのかな?!
おそらく一回はCVTオイル交換しているかもしれませんね。
交換した事はないと思うと言っておられましたが
CVTフルードの色合いを見ると一度は交換しているかな?

とにかく綺麗でよかった!!
こちらが外したオイルパン内部!!
オイルパンには磁石がついてますが磁石には結構なスラッジが付着しています
磁石を触るとヘドロのようなスラッジがベットリと
付着してますね
こいつを綺麗にしていきます。
オイルパンに付いていたガスケットを外して綺麗に清掃。

そしてオイルパンに付いたスラッジや古いCVTフルードをパーツクリーナーを使って清掃しました
次はCVT内部の清掃をします。

ストレーナーを外しここからパーツクリーナーを使って洗浄していきます。
贅沢ではありますがパーツクリーナー1本を使って洗浄

うちはこの作業を念入りに行います
やはりパーツクリーナーはWAKOSさんが1番かと!
あっ!!別にWAKOSさんの回し者ではありませんが
やはりWAKOSさんの商品を使っていると言うだけで
おのずと仕事へのこだわりがわかっていただけるかと!
次はストレーナーの交換を!!

こいつが古いCVTのストレーナー
こちらは綺麗になったCVT内部
ここに新品のストレーナーを取り付けしていきます
新品ストレーナー装着完了!!

見た目もいいやんかぁ〜!!
そしてこいつがオイルパンガスケット
もちろん新品と交換してオイルパンをつけます。
オイルパンの装着が終われば今度は抜いた分のCVTフルード➕1LのCVTフルードを充填します

そしてトルコン太郎をセット
こちらの車両はアタッチメントが必要な車両です

このアタッチメントを付けてトルコン太郎を接続します
トルコン太郎をセットしたらエンジンOn

あれだけ清掃、洗浄したあとに新品のCVTフルードを入れエンジンOnしてCVTを循環させましたがこの汚れ。。
とりあえずクリーニングをしながら暖気をしていきます。
この時点ではまだCVTフルードの圧送交換は行いません。
そしてある程度暖機運転が終わり、7LほどCVTFの圧送交換を行いました
するとCVTフルードはこんな感じで綺麗な色になってきました
今回は洗いでアイシンのCVTフルードを使用

最終的には全量をWAKOSのCVTフルードに交換します
だんだん綺麗になってきました。
最後は4Lずつを2回ほど圧送交換を行なってCVTフルード交換を行いました
どうですか??
最終的にここまで綺麗になりました
ペットボトルに入れたCVTフルードは1番最初の状態
左が新油で1番右が今現在CVT内を循環しているCVTフルードの状態です
最後は一旦冷やしてからCVTフルードの油量調整を行い試乗に出かけました。
もう調子は最高でエンジン音が静かになりストップアンドゴーもスムーズになりました
最近ATフルードやCVTフルード交換の需要がすごく増えてるように思います。
自動車メーカーさんはそれほどATやCVTオイル交換をあまり推奨しませんが、やはり劣化した物を新しくすると新車の様な走りを取り戻してくれたりもします。
AT、CVTフルードを交換をすると言葉では表しにくいのですがイメージ的に言うと車がアクセルをそれほど踏まなくてもしっかりと前へ前へ走ってくれようとします。
当然、燃費などの向上もあると思います。
車検の際や、点検の際に一度ATやCVTオイルの交換をしてみてはどうでしょうか?
きっと違いがわかるはずです!!