日産モコ  ハブベアリング交換 | 河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

河内長野・富田林・大阪狭山 車の車検・修理・カスタム Auto car lounge A.R.I

大阪の河内長野で小さな車屋を営んでおります。
毎日の出来事を綴っていきたいと思いますので
みなさんどうぞ覗いてってください。お願いします。

最近のこのジメジメが気持ち悪いっすね。

作業しててホンマに嫌になります


さて!今回は富田林の法人様からお車のパワーウインドウの修理とETCの取り付けのご依頼をいただきました。


そして作業を終えて納車に行こうと走り出したところ

リアのあたりから少しだけ異音を感じました。


大きめの音ならわかりますがわずかな異音でしたので

素人の方はおそらくタイヤのノイズ?くらいの音だとしか思わないかもしれません。


早速リフトで車を上げて点検していきましょう

リフトで車を上げ左リアのホイールを左右に振って点検するとこのようにガタガタとタイヤが触れてしまいます。


これは明らかに異常があるサインでリアハブベアリングにガタがある事がわかります。


走行中、もっと大きめの音が鳴っていればすぐにわかったのですが音が小さいので走ってもわかりにくかったようです。


さっそくお客様に了解を得て部品を注文して交換していきたいと思います部品は日本のKOYO製です。


まず工具を使って固定しているCリングを外します

いつも思うんですがこのCリング考えた人すごいと思います


ほんで今度はプレス機を使ってダメになっているベアリングを抜きます

地味にこれ抜くの好きです!笑


新品の部品を箱から取り出すとこのように左側の新品部品は対策品なのでしょうか?

水が侵入しにくいようしっかりとベアリング部にゴムシールが圧入されてます最初からこのようにつくっとけばいいのに!

水が侵入したらそら錆びるでしょ?笑


んでもってまた同じ手順でプレス機を使って新しいベアリングを圧入します



そしてこれがダメになったハブベアリング

指で動かすとガタガタしますね

これがタイヤを振った際のガタの原因です


そして反対の右後輪ですが点検の結果異音もガタもありませんでした。

しかしながらこの際、故障の抑制のため右側も何らかの対策が必要だと判断し今回修理した反対の右後ろ側のハブベアリングはグリスアップをして対策をさせていただきました





このように当店では修理で預かったお車をただ作業して返却するだけではなく他にも異常がないか簡易的な点検を行い、気がついた事があれば出来るだけお客様にお知らせしてお客様の了解を得ることができれば迅速に修理をしてお客様に気持ちよくお車に乗っていただく為の努力をしていきたいと考えております。


この度はS様まことにありがとうございました😊